夫の手術から5日目です。


ICUから一般病棟(心臓外科病棟)に移動してから夫曰く「寝る度に見る悪夢」の影響からか


朝起きた夫は何だか元気が無く不安気に

「魚🐟どうしよう?」と私に伝えてきました。(私達は趣味で釣り🎣をしています。恐らく夢で釣った魚をどうしたらよいものかというところで目覚めたのだと思います。釣った魚は私が捌いていたので笑)


「魚は私が捌くから心配しなくていいよニコニコ」と伝えたら「そうなの?分かった。」とホッとしていました。


術後のせん妄は起こりうると聞いていたので

静かに見守っていました。


その後段々と意識がはっきりしてきたのか少しずつ術前のことや術後のことを思い出して言葉にするようになりました。


昨夜はカテーテルのお世話になりましたが、採尿ボトルに戻り問題なく排尿が出来るようになり安心しました。


食べたいものが言えるようになったので、喉越し重視の泣き笑い本人ご満悦の朝ごはんです。


プロテインドリンク・ゼリー・カップフルーツ・ヨーグルト・水

食後に、書類にサインが必要と担当の方が来室されました。(手術で身体の中から摘出したものや血液を、廃棄するか研究の為にドネーションするかなどです。)


このようなサインが必要なペーパーワークの際には、特に日本語通訳を介して聞き逃しのないようにしています。夫の意思を尊重したいと思い、どうしたいか尋ねると、少し考えて「ドネーションしたい」と答えていました。


その後私は一旦帰宅することにしました。


病院食を食べない夫を心配して看護師さんが「ダンナさんが好きなものあれば家から持って来たり買って来ていいですよ!」と言ってくださったからです。お粥など食べやすいものを作ってこようと思いましたひらめきびっくりマーク


帰宅してお粥を作り、冷ましている間にシャワーを浴びて洗濯や掃除をしました。お粥や自分の食料、大家さんからいただいた美味しいものセットの中から数品持って、急いで病院に戻りました。


病室に到着したのが夕方でした。


夫に「ただいま〜ニコニコびっくりマーク」と言ったら

「今日はもう戻って来ないのかと思った。」と言っていました。(戻って来るからねと伝えて出たのですが泣き笑い)


私が居ない間


↓何度か使用したこの機械でのハンモック風吊り上げ方式ではなく

看護師さんの介助でベッド移動からの立位と歩行が出来たそうです。


その後のランチでトーストとスクランブルエッグを食べて「卵がどうにも不味かった」らしいです。私の食事オーダーのチョイスミスが続きます泣き笑い


患者さんは普段の味覚や好み通りというわけにはいきませんよね。身体への負担を考えたら好みや味覚の変化も当然です。勉強になります悲しい


傷口が痛むようで痛み止めのタイレノール飲んだ/血糖値が低め/血圧は安定/オレンジとワイルドベリー味のプロテインがお気に入りという情報を看護師さんから聞きました。


私が到着少し前に室内に持ってきてくださった簡易便器で「用を足せた」ようですニコニコこの事がリハビリに向けて自信に繋がったようで、夫は嬉しそうに報告してくれました。


↓ボードには今日出来たことや日本語通訳必要などチーム内で共有してくださいます。


↓病院から支給された滑り止め靴下🧦

XXXLサイズ泣き笑いむくみがあり締め付けないようにこのサイズのようです。この靴下でリハビリを頑張っていました。


ドヤ顔で夕食に自作のお粥を出したらまさかの口に合わず不安びっくりマーク(原因:良かれと思ってちょっぴり出汁粉を入れて煮たのですが、匂いに敏感な夫は秒で気づきました。シンプルに塩だけで良かったそうです泣き笑い)


大家さんからいただいたスイートポテト風チーズ蒸しパンがお気に入りで半分食べました。梨のカップフルーツは安定の完食です。お粥は私が美味しくいただきました看板持ち


食後に排尿も簡易便器でする事ができ、久しぶりに歯磨きも介助付きでしっかり出来ました。今日1日の頑張りに拍手👏です。


疲れたのもあり夫は19:30過ぎに就寝しました。


夜中大体1時間半おきに排尿(ボトルで)と水分補給を繰り返します。看護師さんの許可を得て私がそれらの介助し、看護師さんに尿の量をチェックしてもらい新しいボトルを持って来ていただくという、連携が出来ました(笑)


夫は看護師さんに排尿の為にナースコールを押すことを本当に申し訳ないと思っていて、それらを我慢したりストレスを抱えて欲しくなく、私が介助することを希望しました。(←すんなりオッケーをくれる看護師さんニコニコこれもアメリカあるある?)


日本にいた頃2年程デイサービスで働いた経験がこのタイミングで生かされるとは思ってもいませんでしたキメてる介助する度に夫「本当にごめんね、ありがとう」を言います。私にまで気を使う夫を見ていたら少し胸が苦しくなりました。


この夜もやはり眠りが浅く起きる度に「怖い、目を閉じたくない」と辛そうでした悲しい


この怖い夢の原因の一つに、もしかしたら「医療費の支払い」の不安があるのかもしれません。

意識がはっきりしてきた頃から「支払い凄いことになりそうだ」と言っていました。

私は「大丈夫!何とかなるよニコニコ」と繰り返し

明るく振る舞っていました。


ですが実は医療費の請求書がひとつ手元にありました。最初に届いたのは救急車🚑の費用の請求でした。


$1,811.94(¥287791)あんぐり

(この金額は無保険で全て自己負担の場合の金額です。)


覚悟はしていましたがしばらくドキドキがおさまりませんでした。


救急搬送された際に、健康保険のカードを救急隊員に提示したのですが、今は要らないとのことで、どのように請求されるか不明でした。


ICUにいる時にオンラインでこの請求書が送られたのですが、健康保険のカードをそのページ上で登録出来たので保険が適用されるのを待っていました。

(今現在、最終的な保険適用後の金額を待ち中です。見積もりではだいぶ保険でカバーされるようですが決定までドキドキは続いています泣き笑い)


大手術を終えて間もない夫に、医療費の話をすぐ伝えることが出来ませんでした。夫を驚かせて病状を悪化させたくなかったからです。


夫の発症から緊急手術で、時が止まったように感じていましたが、こうして請求書を見ると現実にしっかり戻され、新たな不安に向き合う日々が始まりました。