
「保育園決まりました」と
ママから聞くことが多くなった最近
「あと少ししか一緒にいることができない」
「寂しい」
などママは保育園が決まった安堵感とともに
不安も押し寄せてくる・・・
そんな時期です
仕事に復帰する自分の都合で
小さなこどもを園に預けることに
可哀そうな思いや、申し訳ない思い
そして周りからの
「まだ小さいのに・・・」という
何気ない言葉に
傷ついてしまうこともでてきます
そんな時ついこどもに
「ごめんね」と言ってしまいそうになる
4月から園に行きだした頃は
子どもも慣れなくて
泣いてばかり
そんな毎日が続くと
「ごめんね。つらい思いさせてしまって」と
言いそうになります
かつての私がそうでした
長男は産休明け復帰
次男は半年で復帰
三男も産休明け復帰
職場の都合でこんなに
超早期の復帰になりました
長男・次男は
院内保育所から1歳と2歳すぎに
地域の保育園に行きました
一番つらかったのはこの時期
朝の別れ際で泣く
それからずっと泣いている
夕方のお迎えまで
泣いていることがありました
さすがに
「仕事を辞めよう」と思いました
そして
「ごめんね」と言いかけた時に
はっとしたのです
「ごめんね」と言われた時に
こどもはどう思うのか
自分はごめんねといわれることを
されているのか・・・
いやいやそう思わせてしまうことは
もっと可哀そうな気持ちに
なるのではないか
そう考えた時に
「ごめんね」のことばを
引っ込めました
そして
「大丈夫 大丈夫」
「きっと楽しくなるよ」
「保育園は楽しいよ」
「先生もお友達もいるよ」と
声をかけたのです
そうしているうちに
だんだん泣かなくなり
笑顔が増えてきたのです
(写真は20数年前の私と長男・次男)
病院勤務から
三男が園に行きだした頃は
看護学校の教員
お迎えは一番最後
私の姿を見つけ
走って「おかあさ~ん」と
抱きつきにきていました
この記事を書きながら
そのころを思い出すと涙が溢れます
たまに仕事が早く終わり
お迎えが早くなると
「えーもう迎えにきたん」と
言われるようになり
早く迎えに行った日は
園庭にあるのぼり棒や鉄棒で
できるようになったことを
披露してくれるのです
「だいじょうぶだいじょうぶ」
ママの心の中で
何度もつぶやいてみてください
そしてそれをおこさまにも
伝えてあげてください
きっとだいじょうぶ
本当にだいじょうぶだから
20歳を過ぎた我が家の三人の息子たち
保育園のことを聞くと
「むっちゃ楽しかった」と言います
そう言うことで
私に気を遣わせないように
しているのかもしれません
でも園で過ごした写真をみると
笑顔がいっぱいです
楽しかったんだなと、そう思います
次男が小学校の時に
私が早く仕事を終えて家にいると
家には誰もいないと思っているはずの次男が
鍵を開けて
「ただいま」「おかえり」と言いながら
帰ってくるのです
家にいた私に気づき
びっくりしていました
私が「いつも、ただいま、おかえり」って
言いながら
家に入るのと聞くと
「そうやでー」と笑いながら
玄関にランドセルほうりだして
「遊びにいってくるなあ」と
軽やかに走っていきました
その姿に涙が出そうになったのですが
息子はたくましい姿をみせてくれました
「だいじょうぶだいじょうぶ」
明日は長男の結婚式
いろいろ思い出してしまう今日でした
(2019.2.22に書いた記事を再アップしました)
過去の記事職場復帰を前にして(私の場合)