入院したこと、ある？
入院は～～～。。。５回？
看護は３６～７年間しました
だから患者さんの立場も
看護師の立場もそれなりに解っているつもりです。
でも、、、今の看護師さんを見て思うのは・・・
楽になったなぁ・・・と言う事。
現職の看護師さんには怒られそうだけれど
今は当たり前の処置をする時の使い捨ての手袋は
前はコストの無駄使いと
よほど汚い処置をする時か
手術の時くらいしか使わせて貰えなかった。
点滴や採血、静脈注射の時に
今では当たり前に使う翼状針(針の脇に羽が付いていて刺しやすいし固定し易い)
などは、患者さんの自費出費になり文句を言われるので
よほど血管が出にくい人や
長時間の点滴以外では使わせて貰えず
それなりに腕のある看護師でないと
点滴もろもろはあまりしたがらなかった。
今はほぼ電子カルテで記録するのは
パソコンだし、難しい看護用語も書けなくてもいいだろうし
看護師が検温などの時に持っているのも
バインダーではなくノートパソコン。
酸素吸入の機械も変わって
前は酸素を供給する量のツマミの下に
濃縮酸素に空気を含ませる為に
蒸留水を通して酸素を送るために
蒸留水の入ったカップが付いていたのだけど
今はそれも見当たらない。
血圧も脈の測定も全部電子機器がやってくれているので
看護師にとって必須だった、秒針付きの腕時計も
必要ないだろう。。。
う～～～ん。。。
いい事なのか悪い事なのか
ただ、もしＴＶドラマで放送していた
『救命救急２４時』の東京大震災編のような状況になったら・・・
今の看護師さんの知識や経験しか持たない人は
はたしてどれくらいの事が出来るだろうか
それはいつも聴診器をぶら下げていても
全くその聴診器で心臓の音や呼吸の音
お腹の音などを聞かないドクターもかなり居るので
どちらにしても、、、大震災などが都心部で起きたら・・・
かなり深刻な事になりそうかなぁ・・・と考えてしまった
元看護師の私なのでした
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