数ヶ月前から奥さんに打診していた僕の一人旅計画。
ネパールやブータンに行ってみたいけど、「海外なら家族で」と奥さんに言われ…
京都や広島を考えたけど、「頼むから日帰りにしてほしい」と次男に真顔で言われ…
とりあえず12月1日(金)と日程だけを早々に決め、時間と金額の交渉をしながら目的地を模索していた。
その時間が楽しくて楽しくて。
色々なところをググっては何度も頭の中でシミュレーションして、もう頭の中で日本全国を駆け巡ったわ。
ご当地グルメは食べ尽くした(←頭の中で)。
自分で言うのもアレだが、僕の想像力はすごい。
想像の世界が彩り豊かで香りさえ感じるほど。
あまりに現実的で、想像したことで実際に笑ったり泣いたりお腹が空いたりお腹がいっぱいになったりしてしまう。
周囲から見たら、完全に頭のおかしい人のアレだ。
アレ。
で、帰宅して家族と土産話をしているところまでいってしまい。
もうこの時点で、ある意味目的を達成しているんじゃないかということになり…(笑)
結局、すべて頭の中で完結してしまった。
という話。
そして当日を迎え、風の吹くままに進もうと決めて…
腹いっぱい食べた。
美味しかった。めちゃくちゃ。
でもなんだろう、やっぱり一人って、
なんだろう(笑)
寂しいわけでもないし、つまらないわけでもない。
でもなんだろうか。このなんというか、
なんだろう(笑)
20歳過ぎの頃に一人でオーストラリアに行った。
この「なんだろう」って感覚はなかった。
それからあちこちに一人旅をした。
常にワクワクドキドキしていた。
45歳になった今、一人焼肉で覚えたこの違和感。
たぶん40代後半を楽しむヒントがここに隠れていると思う。
一人だからなのか?
焼肉だからなのか?
これからこの違和感の謎を解いてみようと思う。
そんな仮想一人旅を終えた12月1日(金)でした。
ちゃんちゃん。