行田市郷土博物館に入ってみた。入館料200円。

展示物のボリュームを考えると安い。

 

市内には特別史跡の さきたま古墳群をはじめとする古墳もたくさんあり、そこらからいろいろ出土している。どこの馬の骨ともわからない馬の骨も展示されていた。

 
忍城はこんな感じでしたよーというジオラマ。
水辺の多い涼しげなお城だったようである。10万石は伊達ではない。
 
行田といえば縫製業も盛んだった。
 
特に足袋は有名。これもまたドラマ「陸王」の舞台にもなっていたりして、いろいろある土地である。
「うまいうますぎる」の十万石まんじゅうの本社もあるしな。
 
世界遺産は堺市に取られちゃったけど、まぁ、特別史跡になったしよかろう。
 
上に龍が乗ってる鐘。
 
忍城は城主が変わったりもしたが、松平家も城主を勤めていた。
家康も遊びに来ていたようで、その名残か市内には東照宮もある。
この瓦は葵の御紋はともかくとして、両側のハートが気になる。徳川LOVEってことなんすかね。
 
江戸時代の領地は飛び地があっちこっちにあった。殿様の領地もあれば旗本領だったり寺社領だったりさまざま。
石高で調整するために飛び地ができたんだろうね。
忍城の殿様の領地を明治時代に一旦忍藩とし、そのまま忍県にしたものだから地図の通り県も飛び飛び。
のちに埼玉県でまとまることになる。
 
御三階櫓の中も展示室。エレベーターはなく頑張って階段を登っていく。
 
最上階は展望台があるかと思いきや、隙間から景色が見えるよ程度のものである。
遠くには行田タワーが見えた。あのタワーから世界最大の田んぼアートを眺めることができる。今行っても跡しかないけどな。
 
と、行田へは度々出かけてはいるが、しばらくご無沙汰だった場所、初めての場所を中心に回っていった。
このほかマンホールカードもまたもらってしまったが、実家で飾るので良しということで一つ。
 
市内の移動はコミュニティバスがあるものの、本数が心もとない。
移動がもうちょっと楽になると観光もはかどるんだよな。
 
次回訪問時は大仏を拝みたい。大通りからだと背中しか見えないんだ。
 
おわり。