(前編からの続き)
 
等々力不動尊 明王院全景。
参拝しようと思ったが、そういえば現金は持ってきていなかった。キャッシュレス生活なので、出かけるときに財布の確認ってしないのよね。こういう時に困ることになるんだけど。

明王院を過ぎると渓谷要素が薄れてくる。人もほとんどおらず、のんびりピクニックするのに良さそう。
再び谷沢川と再開したときは、もう人工の用水路みたいな有様になっていた。この橋の上で振り返ると・・・
かろうじて渓谷の面影っぽいものは残っている。
等々力渓谷の出口になるのかな。
 
治水のための地下水路工事をしている壁に、等々力渓谷の航空写真が貼ってあった。
渓谷の割れ目に木がびっしり生えているとう感じで、周辺はすっかり住宅地。
等々力渓谷は最後のサンクチュアリといったところだろうな。
 
谷沢川河口到着。多摩川と合流する。堰があるのは多摩川が増水したときに、谷沢川に流れ込まないようにかな。
 
合流地点も見てきた。
川の先には川崎・小杉のタワーマンション群が見える。ハッタリ利いてるね。
 
トンビか何かが餌の物色をしている。小型犬の散歩をしている人がいたけど、大丈夫なんかね。
 
土手の上を歩こうとしたら、車道のみで歩道がない。交通量もアホほど多く危険だったため、土手の下の砂利道を二子玉川方向に向かうことにした。確か対岸は道が舗装されていたけれど、それ故にチャリンカスが高速度で走り去るのが危なっかしい。砂利道なら無茶な速度も出ないだろう。
 
左手の河川敷では野球をする子らがおる。2度ほどボールが道を横切った。
ファウルボールが飛んできたらこええな。
なお右手に転がったボールは草むらに隠れてしまい、探すのに難儀していた。見つかったのだろうか。草を刈ったら何個か出てきそう。
ニコタマのタワマンが近くになってきた。反対側の田園調布よりは距離は短かったとはいえ、やっぱり遠いわ。
トンネルの蓋の上に人影が見えた。上に行ってみよう。
 
ほーん、公園になってるんだな。
 
多摩川の風景を眺めながら談笑するリア充たち。
しかし階段に座られると邪魔だな。
 
公園全景はこんな感じ。
休日を過ごすには良い場所だな。勝ち組の楽園といったところだろうな。
 
駅前の商業施設まで来ると混雑さが顕著になってきた。
時刻は14時。朝は乾パンしか食ってないのでいい加減腹減った。しかしどこのお店も行列できてんだよな。
 
二子玉川駅到着。ずっと工事をしていた印象が強かったが、ようやく完成した。
向こう側には高島屋がある。こないだ砧線廃線ウォークもやったときに来たっけな。
 
しぶそばでカツカレー丼をいただき、お腹もいっぱい。
では帰りましょう。
 
帰りは大井町線で大岡山駅、そこから対面ホームの目黒線に乗り換えて帰宅した。
緑豊かな公園は都区内にも数多くあるが、お手軽に渓谷を楽しめるのはここだけ。
紅葉の季節、平日に休みが取れるようなら行ってみたいな。平日も混みそうだけどな。