☆本日のポイント
 糖尿病があると緑内障にもなりやすい。

糖尿病治療中の人は、どんなに血糖管理を良好に行っても、緑内障にかかりやすいと言われています。

緑内障は眼圧が上昇して起こりますが、上昇しなくても起こることもあります。緑内障は眼圧を下げること予防することのできる病気です。


とにかく、忘れず点眼をする、これが大切。

1種類の点眼薬で下がらない場合は、複数の点眼薬、それでも低下しなければ手術、と段階をふんで治療のレベルを上げていきます。

白内障の手術をするときは、緑内障の手術も一緒に行うこともあります。

眼圧は目を丸く保つために眼房水という液体で満たされていますが、液を作り出す量が多かったり、出口が狭かったりすることで、眼圧が上昇します。

緑内障の治療薬は11種類あります。
1.交感神経非選択性刺激薬
2・β遮断薬
3.α1β遮断薬
4.α1遮断薬
5.α2刺激薬
6.副交感神経刺激薬
7.プロスタグランジン関連薬
8.プロスタノイド受容体作動薬
9.イオンチャネル開口薬
10.炭酸脱水酵素阻害薬
11.ROCK阻害薬

眼房水流出促進作用
1、3、4、5,6,7,8,9,11

眼房水産生抑制 
2,10



副作用が少なく、効果が高い7.プロスタグランジン関連薬(~~プロスト)から始めることが多いです。まつげが長くなる副作用があるので、起床時の顔を洗う前、お風呂に入る前など、目からはみ出た液が洗い流せるタイミングに点眼することがすすめられます。




参考文献:糖尿病と緑内障
https://www.club-dm.jp/novocare_all_in/study/study10.html
 

 


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