何はともあれ早くご飯を食べたいということで、早速「さかなへん」という食事処へ。
」と気づく次第です。食前酒から始まり、地酒飲み比べセットと宿のオリジナルのワイン。
地酒セットの中のひとつがとても美味しく早速取り寄せました（笑）。
文月 ばさら創作膳
食前酒 梅酒
先付け めかぶ素麵 ふのり 前菜伊勢地鶏炭火焼 他、初夏の盛り合わせ
吸い物 鱸（すずき）の清汁仕立て 海幸 朝穫れ地魚のお造り
特別料理 志摩産あわびかわり揚げと石焼で
酢の物 地蛸酢みそ掛け 温物 霜降り和牛のしゃぶしゃぶ鍋 地野菜とともに
ご飯 稲庭うどん とろろごはん 香物 大女将手作りお漬け物
甘味 フルーティトマトの雫掛け
お野菜は有機栽培が主。 宮川の天然水でお出汁をとられている。
さすが三重は貝類が美味しい。
そして、海藻が大好物な私は、あおさやひじき、あとは「みる」という海草類をお代わりしたいくらいに興奮していただきました。
そして、最後にトマトを使ったデザートも。
お料理の美味しさはもちろんですが、効果的な青懐式や器の特徴。
和食ならではの楽しさがあります。
こういうことを９月からの盛りつけの講座でも取り入れていけたらと考えています。
最後のデザート。ガラスの器は美しい青。
その青のガラスに氷をいれると、まるでグラデーションして氷を入れたようでとても涼しげです。
料理をしているものとしては、こういう「気づく人には気づいて感動＊」「気づかない人には気づかない」という部分は手間をかけるかどうか考えるところです。
でもここのお料理、前者です。
好きな感じ！
窓から見える景色もごちそうのひとつです。
味覚だけではなく、視覚は料理においては本当に大切ですね。