外出自粛生活…皆さまお疲れ様です。
家にこもることも、外で気を使うことも、どちらも大きなストレスで、それが積み重なって知らず知らずに心身が疲労している状態の方ばっかりだと思います。世の中は…。
私自身もスゴくストレスを感じることはありますが、母乳外来だったり訪問だったりで小さなお子さんを持つママの状況、お話を聴いていて胸が痛くなります。
コロナとか関係なくても、なんとなく産後のママは孤独感を感じやすいもの。自分と赤ちゃんと2人だけの世界になってしまって、社会から疎外感を感じてしまうママは多いと思います。本当はそうじゃないんだけど…。
そんな中、人と接することを避けなちゃならない今、助けて〜!!って誰かに気軽に助けを求められない状況で1人で頑張っているママがすごく多いことを感じている日々です。
産後すぐ、初めての母乳育児でうまくいかなくて、乳首が傷だらけになってしまったり、どうしたらいいかわからなくて1時間ごとに泣きながら搾乳したり…、赤ちゃんがうまく飲めなくて一回の授乳が1時間以上かかって、それを10回やってるとか。結果、母乳が出なくなってしまったり、乳腺炎になって高熱が出たり、最近笑えなくなってしまった…なんて寂しい言葉を聞いたり。
コロナじゃなかったら、もっと色々な場所に行って支援を求められたかもしれないし、実家に帰ることも、お母さんに手伝いにきてもらうことも、出産のお祝いでお友達に来てもらって日頃のストレス発散トークすることも、全部できたかもしれない。
ただ、コロナのせいにしてる場合でもなく、今できることを考えて実行することが大切なので前を向いて考えていくしかないですね。
クリニックでスタッフのみんなとは、やっぱり困っているママたちが多いし、自粛していた母乳外来も少しずつ枠を増やしたい!と話し合って、母乳相談枠を増やしました。
感染症対策はもちろん万全に、私たちスタッフもワクチン接種を終えました。どうしても近い距離での乳房ケアですが、我々の接種によってママたちに安心してもらえるのではないかと思います。
最近の状況としては…
心身のSOSなのか、それがおっぱいのトラブルに出てしまって乳腺炎のママがとても多いです。
先日、こんなもん作りました!
紙粘土でおっぱい作りました!(笑)
制作費330円税込。
正常な乳腺と、トラブル発生乳腺。
おっぱいが透明で何がどんなことになっちゃっているのかが見れたらいいのですが、そうもいかないから作りました!色々な助産師さんのアイテムを参考にさせてもらって!
ママたちには、まず自分のおっぱいがどうなっているか知ってもらいたい。
で、何でそうなってしまったのかその原因を一緒に考えていきたいし、今後どのような過程で治っていくのか、もしくは悪化してしまうのか。治すためには何をすることが必要か。再発しないためにはおっぱいをどうしていくことが大事か。きちんと納得して良い状態になるように、結局はママ自身が行動に移せないといけませんからね!助産師はそのためにちょっとお手伝いするだけです。
ただ、乳腺炎になったと思われる原因の根本が意外なことだったりすることもあり、お話をしながらそれを探っていくのはもしかしたらスゴく重要で1番大事なことなんじゃないかと思っています。だから、母乳相談に来てくれるママたちは安心して助産師に何でもお話ししてください!もちろん話したいことだけでいいですよ!何でも聴かせてもらいたい助産師が待ってます!
クリニックの待合室の熱帯魚の横にモニターを設置はしまして。
で、熱帯魚の横でファインティングドリーを流しております(笑)
待合室の奥は海底のファンタジー😄😄
ちびっ子にも、大人な方にも、楽しんでもらえるといいな。