昨日、残業中に晩ご飯を食べに外へ出たときに、本屋に寄って本を買った。

1.BIG TOMORRIW 今月号
2.発想の道具箱

1は残業中の空き時間に速読で読んだ。
この雑誌、一番、「ゲーム理論が教える格差社会の勝ち抜き方」というコラムを楽しみにしている。
web 2.0ならぬPC 3.0という考え方が書かれていた。
このコラムは、毎回、「おおっ!」と最新情報に驚かされる。
前回は、無料で使えるネット回線の話だった。
世の中に、このようなシステムがあることに驚いた。

雑誌を買って読むことは重要。
新聞でもいいかもしれないけど、、、
立ち読みではなく、買って読むことに意味がある。
なぜなら、立ち読みであると、全部に目を通さない。
買うと、全部に一応は流し読み程度には目を通す。
この全部に目を通すことが良い。
必要な知識の取捨選択であると、いつまでも、同じ自分のレベルから抜け出せない。
ブレークスルーは、実は必要だと思っている知識外からもたらされることが多い。
雑誌は、全部が全部、自分の興味があることばかりではない。
その興味のない箇所に宝が潜んでいることが意外と多い。
発明は組み合わせだというが、多くが、既存の知識に、全くこれまで自分の中に存在しなかった知識が入ってくることにより、ケミストリーが起きて成り立っている。


2は朝目覚めてから読んでいる。
とても良書。
思考方法(発想方法)が多数紹介されている。
とても参考になる。
ソフトバンクの孫正義さんが、「音声装置付き多国語翻訳機」を閃いたツールなんかも紹介されている。
トヨタの「なぜを5回繰り返す」という方式は、実は仕事で使っていたりする。
ちなみに、僕たちは「なぜなぜ分析」→「特定要因メソッド(だったかな?)」とか呼んでいる。
なかなか根本的な問題に行き着くことが多い。


前置きが長くなったが、タイトルである「本の読み方」。

ボクは、本の種類を大きく、「思考本」と「実施本」と分けている。
思考本は上級概念が詰まった本。
いわば全ての土台となる本。
「金持ち父さん」や「引き寄せの法則」、最近のヒット作「夢を叶える象」なんかがそれに当たると思う。
つまり、人生をどう生きたいか、そのためにはどんな人間になれば良いかを学ぶ本。
これたの本の欠点は、飽くまで上級概念でしかないこと。
これを1,000冊読もうが、絶対に夢が叶うことはない。
線と面の思考でいう、面の部分に当たる。
上級概念であるから、非常に読みやすいことが多い。
気をつけなければならないのは、この読みやすいことにかこつけて、既に自分の中に同じマテリアルを、別の表現で書かれている他の本から探し出すルーチンを繰り返してしまうこと。
単純作業というのは、非常に楽な作業。
人は楽な方向に流されてしまう生き物であるから、ついついこの単純作業に陥ってしまう傾向がある。
例え1,000冊本を読んだとしても、そこに学びがなければ、その本を読んだことは全て無駄だと思う。
また、1,000冊読んで1のことを知るより、1冊読んで100を知った方が効率は良い。

次に、「実施本」。
これは、面と線の思考でいうところの、線の思考に当たる。
面で得たことをロジックを用いて、紐解いていくような感じ。
ようは、目的に対して、どうすればそれが実現できるかという下層概念。
つまり、「実施本」は「技術本」とも言い換えられる。

・HPの作り方
・英語
・簿記
・投資方法

など、具体的な技術が、このカテゴラリーに入る。
この「実施本」の欠点は、これらの本だけでは、大きなビジョンが見えてこないということ。
英語をマスターしたところで、その使用場所がわからなければ、宝の持ち腐れだったりする。
投資で莫大なお金を築いても、それを使う方法を知らなければ、何とも無味乾燥な人生だ。


結論からすると、ボクは面を線で補完していく本の読み方が望ましいと思う。

ボクの友人がプログラムの勉強を始めようとある本を買った。
1日で撃沈。
なぜか?
線の部分しか見ていないから。
線と面の思考を使って、このプログラムを学ぶといったことを考えてみよう。

1.プログラムには、どういった種類があるのか
2.それを覚えることで自分にどういったメリットがあるのか
3.では、自分が今一番欲しいプログラムの種類は何なのか

こういったことをまずは考えないと挫折しない方がおかしい。
いきなり、C言語を学びましょうといったところで、多くの技術本は、理詰めであるから頭が痛くなる。
そんな中、上級概念が頭の中に入っていないと、モチベーションは続かない。


ちなみに、「思想本」と「実施本」は、「白」か「黒」かのように完全に二極化できるものではない。
「思想」寄りの本、「実施本」よりの本という風に見た方がよい。
そして、「実施本」傾向が強くなるに従って、読むのに読解力などが要求され、読みにくい本となってくる。