最近、テレビの番組で呼吸レッスンを提唱しているDr根来秀行という方をよく見かけます。スポーツ選手が、Dr根来の編み出した呼吸法でリラックスして成果を出しているなどという内容(内容ははっきり覚えていないのですが…)だったと思います。

 

面白そう! と思い、早速本を買って読みました。

感想は「わー♪ そうだったんだ!」と、とても面白かったです。

面白かったので、ご紹介させてください。

 

『病まないための  細胞呼吸レッスン』  根来秀行著  集英社

 

                                  という本です。

 

今まで私は、「呼吸法と瞑想」という感じで、瞑想とセットのように何の根拠もなく思っていました。でも、呼吸法で質の良い酸素を必要としているのは、私たちの身体を作っている細胞だったということを知りました。

 

その細胞が、「呼吸法」でリラックスしたり、活性化したりすることで、より良い瞑想や生活が出来るのだと思います。

 

『「細胞呼吸」は外から取り入れた栄養素と酸素を、水と二酸化炭素に分解することによって生命活動に必要なエネルギーを取り出す仕組みのことで、細胞内のミトコンドリアによって行われます。私たちの身体は生きていくうえで何をするにしても必ずエネルギーが必要ですが、そのエネルギーを生み出すには「細胞呼吸」が不可欠なのです。「細胞呼吸」は生きるうえで最も重要な現象といえます。』

 

「細胞呼吸」のやり方や、身体の「内部環境」を整えて病まない身体を作る方法を、場面に応じて挿絵と一緒に数種類分かりやすく書かれています。

 

なぜ「細胞呼吸」が必要なのか、どのようにすれば「内部環境」がクリーンに整い、病まない身体になるのか、読後に「納得」と思える本でした。