こんにちは。松下です。
先日は、NPO静岡ガイド協会主催の南アルプスエコツアー研修会に参加してまいりました。
エコツアーは、様々な団体や組織によって概念も様々ですが、人、環境、そして地域に優しい循環型社会をめざしたエコロジーなツアーを提供している団体が多いです。
内容は、自然観察分野だけにとどまらず、その土地の歴史、文化なども総合的にご案内します。
日本では、平成19年6月20日の参議院本会議において、エコツーリズム推進法が成立しました。
日本で、エコツアーと登山を組み合わせた企画を提供している先駆者的な存在が、NPO静岡山岳ガイド協会、そしてタスマニアントラックを主催されている上野さんです。
タスマニアは、オーストラリアに浮かぶ島で、世界遺産に登録されているエコツアーの聖地です。
タスマニアのエコツアーを基盤としながら、上質なエコツアーを提案されています。
わたしは日本エコツーリズム協会でのエコツアーガイド研修や世界のエコツアーの勉強などをしてまいりましたが、とても勉強になりました。
赤石岳とエコツアーの組み合わせはじつは、容易ではないです。
なぜならば、高所のピークハンドはそれだけでも難易度が高いうえに、エコツアー要素を含めていかなくてはならないからです。
しかし、このバランスがとれたときに、とても味わい深い、新しい登山スタイルのご案内が可能になるのかもしれません。