こんにちは~スタミナ一家ですグー

 

最近、ニュースでよく「オーバーツーリズム」という言葉を聞きますね。

 

JTB総合研究所によると、

特定の観光地において、訪問客の著しい増加等が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、観光客の満足度を著しく低下させるような状況。

 

のように定義しています。

 

GW中には、京都、石川、和歌山の高野山などの事例が取り上げられているのを

 

テレビで見ました。

 

 

 

 

 

京都のオーバーツーリズムは以前からよく指摘されていたことですが、

テレビではあちこちに観光客が置いていくゴミの問題が紹介されていました。

 

ごみ箱を設置すると、そこにごみが山盛りになってしまうので、

景観上美しくない、ということで撤去したところ、

路上や民家にごみを放置していくという事態が発生したということでした。

 

地元住民の方が見るに堪えかねて

自主的に毎日ごみ収集をしていらっしゃいましたガーン

 

 

 

 

 

ごみは旅行者が持ち帰ればいい、と言ってしまえば簡単ですが、

荷物も多く、特に公共交通機関を使っている旅行客は、

なかなか持ち帰るのも難しいのかもしれません。

 

ごみの問題は「マナー」の問題ですが、

「守ってください」と言ったところで100%の人が

遵守するのは難しいとも思います。

 

ですが、「地元住民vs旅行客」という構図になってしまうのも

悲しいことだな、と思いますえーん

特に、言葉の通じない「外国人がマナーを守っていない」のように

全てを外国からの観光客の責任にするのも違いますよね。

 

地元民、旅行客、地方行政が一緒に考えていければいいな、

というのが理想ですキラキラ

 

スタミナ一家は旅行をライフワークとしているので、

こうしたニュースを見る度に心が痛みます泣くうさぎ

 

特に、和歌山の高野山は、

四国八十八か所を完走したのち、

必ず訪れたい場所としてキープしているので

高野山の近況を見た時は本当に悲しくなりました。

 

2004年にユネスコ世界遺産に登録された高野山は

住民が2700人あまりに対して、年間140万人訪れる観光地で、

 

典型的なオーバーツーリズムが発生していると言えます。

 

 

 

いつか、高野山の寺院にある宿坊に泊まるのが夢ですが…

 

 

テレビのインタビューに答えていた住民の方は、

山に救急車が2台しかないので、

観光客が山で転ぶなどして救急車を使ってしまったら、

重病の住民が間に合わなくなってしまうのでは、と心配していました。

 

住民の方にとっては、

生活を脅かすだけでなく、命も脅かすほど、

深刻な問題なんですね

 

 

 

 

 

 

私たちは、どこかに旅行する以上、

こういったことを考える責任があると思います。

 

旅行ができるのは、

受け入れてくれる旅行先の人々がいるから

という大前提を忘れてはいけません。

 

そして旅行先の人々の立場になって、

自分の住環境でやられては困ることは何か

考えながら旅行しなければならないと思います。

 

これができれば、

少しずつオーバーツーリズムも解消されるのではないかと

思うのですが…ダッシュ

理想論すぎますかねアセアセ

 

 

少しずつ、

私たちの意識を変えていきたいところですOK