こんばんは
植物と自然と繋がる癒しの暮らしを実践中
こまつみきです
土日は八幡平市のルーデンス農場にて大地の再生講座に行ってきました〜!!
ハーブが好きで登山もキャンプも
自然が好きな私だけど
具体的にもっと何か自然のために
できることはないだろうか?
心の中でずっと思っていたこと
自然と共に生きることは私にとって喜びだから
自然のためとはいえ自分のためでもあるんだけれど^ ^
その具体的な方法を知りたい
そう思って今回参加してきました
大地の再生にあたって
講師のNPO法人杜の会の矢野さんが教えて下さったのは
大地の水と空気の循環がいかに大切かということ
特に空気(風、気圧)
この見えない空気の流れを見る、感じる、イメージする
風が動くとき水も動く
しかし
いま日本全国で
大地の呼吸不全が起こっているそう
大地の血管である水脈が
コンクリート構造物(砂防ダム、一般ダム、コンクリート護岸、道路など)
に塞がれてしまうと
その中を流れている水と空気がちゃんと循環しなくなり
土壌環境が呼吸不全(空気と水の循環不良)になってしまい
その結果
泥水汚染や洪水、ひいては自然災害へとつながってしまったり
生き物たちは体力低下を起こし、木が枯れるなど生態系にさまざまな影響がおきてしまっているのだそう
水は振動(波動)を伝えるもの
ダムや道路によって断絶された水の淀みは
山の水源地に
海に
全ての環境に影響してしまう…
けれど
自然は相似形。小さなエリアと大きなエリアの出来事は相対的に同じ。だからスコップ1つ、移植ゴテ1つで自然のバランスを治していけるんだよと矢野さんは教えてくれました
今回の会場であるルーデンス農場さんは
岩手山の北側に位置しています
岩手山の北側の流域全体の大地の再生になるということに想い馳せながら
座学のあとは実際に外に出てみんなでフィールドワーク
草の根が豊かに、そして土が豊かになるように
小川の両サイドの風通しよくするため
適度に草を刈っていきます
草刈り、草取りと言ったら普通
草を駆逐してやるー!!という意識でやってしまうけれど
草と共に大地を豊かにするという意識で
風が吹いたときに草がなびいて
自然と風にむしり取られる草の長さをイメージしてノコギリ鎌で刈っていきます
まさに自分自身が風になって大地の散髪をしてるかんじなの
私もこんなに楽しい草刈り初めてだ〜〜
人間の都合ではなくて自然目線で作業するってこんなに気持ちいいことなんだね
そしてつぎは大地のガス抜きと水脈を繋ぐ作業
二日間でかなりがっつり水脈を繋ぐ作業をしました
この溝をほったり点穴(てんけつ)を開ける技術は縄文人も行なっていたんだって
縄文の人々は自然から借り受けている大地のケアのためにガス抜きや水脈を繋ぐ作業を直感的におこなっていたんだよね
すごいなぁ〜〜
溝や点穴の中には炭と木が入ってます
多孔質な炭は大地の有機ガスを抜いたり、水はけをよくするために最適なんだそう
木を入れるときも
点穴では渦状に、
溝には下に重い丸太→上に行くほど小枝を
この水脈を水がながれるときに
どのように水が木を押し流すのかイメージして入れていきます
草刈りでは風に
水脈掘りでは水になったイメージで作業していきます
この溝や点穴を掘ることで
大地の空気と水の循環が促されて
大地が豊かに柔らかくなるんだって
これだけで本当に?!っておもってしまいますが笑
他の場所での施行のビフォーアフターの写真を見せてもらったら
植物たちの輝きが全然違ってました
今後ルーデンス農場さんの自然の変化が楽しみです
二日間暗くなるまでがっつり作業したけど
本当に心地よい疲労感で
自分自身が自然の一部となって
自然と共に作業すると
本当に心も体も元気になるね
大地の再生にあたって
大地の空気と水の循環を取り戻すために
私たちは雨風の動きに習って作業してきました
頭で考えた領域を超えて
感じて動く
大地に
自然に
教えてもらいながら動くんだよ
矢野さんの言葉一つ一つが
本当にどれも素敵だったなぁ
そして
自然は相似形。小さなエリアと大きなエリアの出来事は相対的に同じ。だからスコップ1つ、移植ゴテ1つで自然のバランスを治していける
だから私も出来るところから
自分の持ち場でやってみようと思う!!
まずは畑や
今ご縁を頂いて住んでいる土地から
来年は早池峰の太陽舎さんでも
この講座をする話が進んでいるそうです
楽しみだねー
カードメッセージのアップはまた明日から再開します
ではまたね〜