私たちは、書かれているもの、印刷されているものに、どういうわけか深い意味を見出そうとする生き物 | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?』

『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?』

東京・新宿にて、「まといのば」公認でダイエットを中心にセミナーを開催しております。ブログにてそのお知らせをしております。

どうも僕たちには人の話を真に受けやすい傾向があるようです。かつて親や教師、あるいは友人から言われたことが繰り返し脳に繰り返されると、それが事実と異なったとしても信じてしまい、いつの間にかセルフトークになりセルフイメージになり、ブリーフシステム(信念)になると苫米地博士はお書きになります。

 

セルフ・トークを何度も繰り返すと、それが自分とはこういう人間であるというセルフ・イメージをつくります。  セルフ・イメージとは、私たちが自我と呼んでいるものです。  実際には一度しか起こっていない出来事でも、そのことについてのセルフ・トークを繰り返すと、何度もそれを経験したのと同じように、つい自分の自我に取り込まれてしまうわけです。  他人の意見も、同様です。他人の意見も、何度も繰り返しそれを聞かされることによって、セルフ・トークと同じ効果をもたらします。何度も聞かされる意見は、それが本当の事実と異なるものであっても、人間の無意識はそれを拒否しようとしません。  「確かにそうかもしれない」というセルフ・トークを生み、それがセルフ・イメージの中にじかに取り込まれてしまいます。  そうすると、あたかもそれを体験したかのように、ブリーフ・システムに取り込まれ、自我ができてしまうということなのです。  他人の話を聞いているとき、人は、話している人の言葉に対して3倍の速さで自分自身に言葉を発します。それが、話がやんだときには、6倍の速さになります。  このマインドの内部で起こる会話は、煙のように消えてしまうことなく、脳の神経細胞に蓄積されていきます。  その結果、たとえそれが事実と異なる言葉であっても、そんなことはお構いなしに、あなたのブリーフが強固になっていくわけです。

(まずは親を超えなさい)

 

また僕たちは誰かに言われたこと(Talk)だけでなく、書かれているもの、印刷されているものにも非常に囚われやすいものだと苫米地博士はおっしゃいます。特に印刷されているとそれを確かなことのように受け止めてしまうようです。

 

私たちは、書かれているもの、印刷されているものに、どういうわけか深い意味を見出そうとする生き物です。もちろん、いつもそうだというのではないし、くだらない落書きに心を奪われるというのでもありません。  しかし、書物として印刷されていると、書かれていることをたしかなことのように受け止めてしまいます。印刷されているだけで、正しいことが書いてあるように感じるし、内容も頭にこびりついてくるはずです。場合によっては、疑いもなく信用してしまうでしょう。陰陽師・安倍晴明の「呪」ではありませんが、人の心は、書かれた文字、書かれた内容に非常に囚われてしまうものなのです。

(魔女の鉄槌)

 

権威と認める人が話していることや書いていることを僕たちは特に根拠がなくてもそれが正しいと思ってしまう傾向があります。だからこそトゥールミン・ロジックを用いてひとつひとつその妥当性を検証していく必要があります。

 

c.f.トゥールミンは、良い議論が成功するためには、ある主張に対して正当な根拠を示す必要があると考えた。 2022年11月26日

 

ただこの作業は自分一人でやるのは大変で、膨大な時間もかかります。そもそもドクターのディベートの書籍を読むのも大変です。僕も「まといのば」本家主宰のレクチャーを経て少し理解が深まり自分でも使えるようになってきたところです。

 

となると何を拠り所に日々を生きてインプットすればいいのか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

そのような迷える子羊にお伝えしたいのが、「巨人の肩に乗る」ということです。

c.f.巨人の肩に乗りましょう!!(ニュートン)、、、狂人でもなく、コピペでもなく、自分の肩にでもなくw 2017年11月30日

 

オーソドックスな科学や哲学をベースにした知見を基にした言説に、ひとまず乗っかるのはかなり有効です。ぐるぐる迷っている時間がなくなりますし、その分より自分の得意なことや好きなことに集中してやっていけますので、生産的に日々を送れます。

 

またそれを「ソーシャル・フィルタリング」と言ってもいいかもしれません。堀江貴文さんがかつて書籍で提案したものを、「まといのば」本家主宰が過去の記事で紹介されていました。

 

10年前の、それこそ『みみずの戸締まり』でも重要なファクターとなった大地震(とその人災)の頃に書かれたものですが、いまこの状況でも十分に通じる内容です。

c.f.情報をいかに効率的に収集するか? 2011年03月18日

(引用開始)

ソーシャル・フィルタリングとは堀江さんが提唱する現代の情報収集術です。現代社会では膨大な情報からどう取捨選択するかは大きな課題です。

それをシンプルに解決するのが、この方法です。詳しくは著作を読んで頂きたいのですが、端的に言えば人を使って情報を効率的にフィルタリングするということです。

信頼できる情報源を複数持ち、膨大な情報をその人が咀嚼し解説してくれたものを手に入れるイメージです。

当然ながらソーシャル・フィルターに誰を選ぶかということは非常に重要です。そこは自身が抽象度を上げて、選択していく必要があります。

自分の抽象度が低ければ、高い抽象度から来る情報は目の前にあっても見えません。高いところから低いところはよく見えて、その逆は無いというのが、抽象度の階層性でした。

ですからフィルターしてくれる人を選ぶには相応の知識とロジックと抽象度が不可欠です。

ソーシャル・フィルタリングは概念こそ新しいかもしれませんが、我々は絶えずしていることです。苫米地理論で言えば「重要性」ということでしょう。
誰の発言に自分が「重要性」を与えるかということは、意識的にも無意識にもしています。
「無意識」でのフィルタリングをRASというのはご存知の通りです。苫米地理論で言えば「スコトーマ」です。

スコトーマとは何でしょう。

人は知識の無いものは見えず、知っていても重要性を認めないものは見えない、というのはスコトーマの定義です。心理的盲点とも言われます。

これもまたフィルタリングです。

デマや風評を信じるのも、その「情報」が自分のフィルタリングを通過したからです。
チェーンメールを批判する人もいますし、悪質なデマは批判されるべきです。ただそこに介在した人々がフィルタリングしなかったという点は重要なポイントです。もちろん拡散を止めて、その意味でのフィルターとなった人もいるでしょう。


溢れる情報を取捨選択し、解説してくれて提供してくれるソーシャル・フィルターの役割を果たす人を見つけるのは重要です。
かつては新聞やテレビなどの大メディアがソーシャル・フィルターの役割を果たしていました。


個人的な感想ですが、フィルターしてくれる方を選ぶには、この危機は好機であると思います。原発にせよ、復興にせよ、ある程度の抽象度を要する危機というのは、好機なのだということが、はからずも理解できました。

フィルターとなる方々の入れ替えは重要です。誰を情報源にするかを選択し直すことです。

ツイッターで自分がフォローする人を入れ替えるイメージです。
購読している雑誌や新聞を他のものに切り替えるイメージです。
友人関係を替えるイメージです。誰と付き合うかを我々は意図的にもしくは無意識で決めています。


すなわちソーシャル・フィルタリングとは誰もが通常、意識的にもしくは無意識に行っていることです。

それを徹底的に意識的に効率的に行うのが、ソーシャル・フィルタリングという手法の意味です。もちろんテクノロジーの後押しはあります。

意図的に行わないと、受け身にフィルターを与えられてしまいます。声の大きな人、友人同士で拡散するデマ、煽るメディア、頭の足りない「専門家」に右往左往させられるだけです。
かなりの機会損失と時には生命をもリスクにさらします。

新聞・テレビの報道の失態についてはこれからじっくりと検証が進むでしょうが、「見てはいけない」という結論はゆらがなそうです。旧来のメディア離れは加速するでしょう。

意図的なソーシャル・フィルタリングは非常に重要です。「全ての情報を総合的に判断する」機会など我々は永遠に失った世界に済んでいます。「走りながら決断する」ことがますます求められます。その時に得る情報はきっちり自分が選んだソーシャル・フィルターを使いましょう。

いくらフィルターが優秀でも、最後のフィルターは自分です。自分の脳です。自分の抽象度が低いときは、低い情報しか集まらず、高いときは高い情報しか目に入りません。スコトーマの原理です。

深く深くリラックスして、高い抽象度を維持して、徹底的に頭を使うしかないと思います。

(引用終了)

 

今でも、いや今こそ読まれるべき記述ですね。それは「まといのば」本家の記事の抽象度が高いからとも言えますし、我々(の社会)が11年前からあまり変わってないからかもしれません。

 

 

このソーシャル・フィルタリングをうまく活用できれば、僕たちはこの情報過多で何が正しいか判断するのが難しい洗脳社会を生き延びることができるように思います。

 

ちなみに僕のソーシャル・フィルタリングは、ご承知の通り、「まといのば」と「苫米地(博士の)本」です。異世界転生以降はよりそれを強化する方向に進んでいます。

 

なぜ「まといのば」と「苫米地博士」を信頼してソーシャル・フィルタリングとしているかというと、直接師事していたり私淑し尊敬しているというのを埒外に置けば、圧倒的な結果がすでに出ているからです。苫米地理論にせよ「まといのば」の気功にせよ、すでにそれらに多くの人が救われ癒されているからです。それは僕自身もそうですし、同門の方や、自分のクライアントや受講生の様子を見てそう判断しています。

 

また僭越ながら苫米地本や「まといのば」ブログとそれが参照・引用・前提としている様々なコンテンツを通じて日々ソーシャル・フィルタリングを強化して見えてきたものを、このブログでは記事としてまとめてあります。なのでこのブログが「まといのば」や苫米地理論との新たな出会いや出会い直しになれば幸いです。

 

改めて様々な記事や書籍、映画、小説、漫画が有機的につながり蜘蛛の巣のように広がっていくのを感じてもらえればなと思います。

 

なぜそのように蜘蛛の巣のように広がっていくかというと、それは我々の宇宙や心というものが、単調ではなく非単調だからでしょう。

 

もっとも、私の本も同じように非単調で書いているつもりですし、もっと言ってしまえば、それは一冊の本の中だけでなく、私の著作どうし、あるいは世の中のあらゆる本と密接に絡み合って、クモの巣のようになり、大きなゲシュタルトを形成していると言えるでしょう。  読者のみなさんも、そこに気付いていただくと、本から得られる情報が一気に爆発的に増えるのではないかと思っています。

(認知科学への招待)

 

と、最後は(いつものことながら)脱線しましたが、言いたいことはシンプルです。

 

僕たちは権威のある人に言われたことや彼らが書いたことを、それが事実と違っても信じてしまう傾向や、深い意味があると思ってしまう傾向があることを知っておくこと。

 

また様々な言説の妥当性を確かめるためにトゥールミン・ロジックの鍛錬は欠かせないこと。

 

そしてひとまず生き延びるためにもソーシャル・フィルタリングを活用すること。個人的にオススメするのが苫米地博士の講義や本と、「まといのば」ブログとそこで参照・引用・紹介される様々なコンテンツです。

 

それらを通じて世界や社会を見るようにすると、生き残れる可能性が上がると個人的には思います。また当然ながらヒーラーや気功師としてのレベルアップにもつながるでしょう。

 

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