家庭での結婚式においても、お色直しは行われます。

この「色直しの式」が、合杯の礼の陰の式に対し、陽の式にあたります。

陰の式の服装が、白無垢を身に着けた花嫁など、なにからなにまで白の服装であるのに対して、陽の式では、なにからなにまで色のある鮮やかなものに変わります。

これが「色直し」なのです。

正式には、陰の式では新婦から先に盃がすすめられ、陽の式結婚式で新郎からすすめられるという順となっていました。

しかしながら、現在では、陰の式と陽の式をひっくるめて、新郎から始められるのがふつうです。

陽の式は、すべてが陰の式と逆になります。

酌人も式の間中は、陰の式とは逆の右回りに動かねばなりません。

 

 

 

大橋直久~カウンセラー