かばんの中にこっそりと忍ばせて、ちょっと箱がひしゃげたおまんじゅうがひとつ。
そうそう「帰りの電車の中で食べよう」と、昨夜、残しておいた物だっけ。
昨日の朝10:30から今日の16:30まで、泣いて笑って過ごした仲間のひとりが、くれた物。そうそう、東京の竹橋まで、岡山から来てたんだよね。
九州から来ている先輩も居られたし、岩手からもね。
日本全国から集まった、レベルの高いカウンセラー達50余人と、それはそれは濃密な2日間を過ごしました。
朝、会場に向かう途中の道で偶然にも出会った女性と、何気ない朝の挨拶を交わし、なんとなく世間話をしただけなのに、何故か、あたたかい心の波動のような物を交換することができました。
行き先は同じ、このカウンセラーフォローアップ講座でした。
そこには、それこそ苦楽を共にした同期の仲間達と先生達との、興奮の再会が待っていました。
その興奮冷めやらぬまま、カウンセラーとクライアント役のロールプレイが始まりました。
10人毎のグループのフィードバックは、カウンセリングに輪をかけて癒される事が多く、鋭い指摘は、何故か素直に吸収する事ができる言葉ばかりでした。
傷つけ合うのではなくて、互いの成長を喜べる、互いの成長のためのフィードバックである事を、誰もが納得して理解をしている。そんな空気でした。
そして、午後からは、杉田峰康先生のワークショップ。
カウンセリングがまるでマジックのようで、ぐいぐいと引きつけられました。
この濃密な時間は、私に、軽い頭痛を残してくれました。
これは、リチャード・バンドラーの講演を聞いたときのような、衝撃でした。
そうそう、この時、私の中で、はっきりと交流分析とNLPが統合されたように感じ取れました。
今まで、学んできて良かった!と、やっと心から思えたのです。
そして、これからも学びたい。と。
そして、2日目の今日。飯田國彦先生の公開SV。平松みどり先生のモデルカウンセリング。
全てに、素直な自己反省と学びが続きました。
そして、またまた、午後のロールプレイ!
トレーニング、トレーニング、トレーニング!
あぁ、なんて、素晴らしい2日間だったのでしょう。
広い会場の中で、ポツリと思うのです。「今、私は、此処にいる」と。
ついつい癖になっている、自己卑下に悩まされた日々にさようならができました。
共に学んだたくさんのカウンセラーの皆様に、学びの場を下さった先生方に、心からの感謝を感じて、この、小さな、美味しい美味しい、大手まんぢゅうをいただきます。