慌ただしい一週間も終わる頃、一刻も早く、美しい楽曲に癒されたい、そう思います、よ、ね。
H&Tの場合は、主としてごく薄めのお酒とバラードで癒されております。
ジャック・ダニエル(バーボン・ウイスキー)
昨晩などは、帰宅後の着替えもせず、薄めのウイスキー・コークのグラスを片手に、徒然なるまま、ネット上を、“バラード、バラード、バ・ラ・ア・ドは~っと・・”
やがて、ある美しいカントリー・ロックの一曲と出会えました。
その曲とは、ロックの殿堂、ニール・ヤング氏が1969年に結成したロック・バンド、クレイジーホース (Crazy Horse) のダニー・ウィッテン (Danny Whitten) が歌う“I Don't Want To Talk About It “ です。
クレイジー・ホース(1969-)はニール・ヤングのバック・バンドとして誕生。
ダニーさんの切ないカントリー調がなんともノスタルジックで、良いのです。
思うのですが、このように悲しくも美しいバラードを、夜更けに聴いてしまったらもう負けですね。歌詞と自分の切ない過去を重ね合わせたりしようものなら、冗談抜き、もう身も心も溶けてしまいます
ダニー・ウィッテン(1943-1972)。ダニーさんは、ヘロイン中毒(もしくは克服用に多飲したアルコール中毒)により、わずか29歳にして夭折、とても残念です。
ダニー・ウィッテン (クレイジー・ホース) “I Don't Want To Talk About It “ (1971)
作詞・作曲:ダニー・ウィッテン
ご存じの方多いかも知れませんが、この曲にはロッド・スチュワートさんによる有名なカバーがあります。カントリー・ロックとはまた一味違う、しっとり、そして、メローな美しさに溢れた雰囲気は、流石、ロッド・スチュワート卿!
ロッド・スチュワート氏は2016年、長年に渡る音楽界への貢献が評価され、イギリス政府からナイト爵位を授与されました。英語名の前にSir(卿)が付されることがありますが、そんな理由があったのですね。
せっかくですから、Sir Rod Stewart(ロッド・スチュワート卿)がAmy Belle(エイミー・ベルさん)と共演している動画も、アップさせて頂きますね。
こちらも、オリジナルに負けず劣らず素敵です
あらっ、いけないっ!今晩二度目の目頭ウルウル、来ちゃいました!
Rod Stewart(ロッド・スチュワート)&Amy Belle(エイミー・ベル)
※ロッド・スチュワート氏とエイミー・ベルさんの共演を意識し、男女双方の目線で訳出しようとも考えました。しかしながら、故ダニー・ウィッテンさんへの敬意から、あえてオリジナル版の方を意識し、男性目線で翻訳させて頂きました。
でももし昭和レディの皆様が、殿方とカラオケ・デュエットされる際は、ぜひエイミー・ベルさんが歌うワイン色部分を女性感情を込めてお歌いくださいね(ちなみに黒字は男性、緑字は男女一緒です)。
I can tell by your eyes
目を見ればわかるよ
That you've probably been cryin' forever
ずっと泣きっぱなしだったんだろ
And the stars in the sky
Don't mean nothin' to you, they're a mirror
何も感じられないってことか
How you broke my heart
If I stay here just a little bit longer
もう少しここに居れば・・
If I stay here, won't you listen to my heart?
Oh, whoa, heart
あぁ、この気持ちを
My heart
俺の気持ちを
If I stand all alone
一人立ち尽くせば
Will the shadow hide the color of my heart?
俺の心の色は、隠せるのだろうか
Blue for the tears, black for the night's fears
涙のブルー、夜の不安のブラック
The stars in the sky
夜空の星を眺めたって
Don't mean nothin' to you, they're a mirror
何も感じられないんだろ
そんな話は、したくない
How you broke my heart
俺がお前にどれだけ傷ついたかなんて
If I stay here just a little bit longer
もう少しここに居れば・・
If I stay here, won't you listen to my heart?
まだここに居るから、俺の気持ちを聞いて欲しい
Oh, whoa, heart
あぁ、この気持ちを
俺の気持ちを
(間奏)
I don't wanna talk about it
そんな話は、したくない
How you broke my heart
俺がお前にどれだけ傷ついたかなんて
If I stay here just a little bit longer
もう少しここに居れば・・
If I stay here, won't you listen to my heart?
まだここに居るから、俺の気持ちを聞いて欲しい
Oh, whoa, heart
あぁ、この気持ちを
My heart
俺の気持ちを
編集後記:
ジャック・コーク(ジャック・ダニエルのコカ・コーラ割)のせいかも知れません。バラードに浸ったH&Tの心身は溶解寸前、涙腺はしばらく解放状態のままでありました。
同じ涙でも、悲しい涙とは少し違う、こういう感動の涙って、なかなかいいですよね!
“面倒な恋を、投げ出した過去・・、思い出すたびに、切なさつのる”(TAKUROさん作詞 “Beloved”より)
まっ、何はともあれ、良き週末に乾杯、しましょうか、ね!"Cheers, everybody!"
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