「仕事ができる」と思い込む人への処方箋。 | minolog

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「自分は仕事できる」と思い込んでしまっている人、いるよね。

 

 

昔からいた。

 

 

そう言う人に限って「会社(上司)がバカだから」なんて文句言ってみたりする。

 

 

上から目線で会社や上司をバカにする。

 

 

「じゃあ独立すれば?」

 

 

しかし、そう言う人に限って会社にしがみついていたりする。

 

 

「まぁほっとけよ!」

 

 

とはいえ、周囲に迷惑をかけるようになると始末に追えなくなる。

 

 

そういう人たちに少しでも気づいていただけるような処方箋を!

 

 

その1 与えられた仕事をやるのは「当たり前」

 

 

どうやら自称「仕事できる」の人たちは、会社から与えられた業務を完了することが「できる」根拠らしい。

 

 

会社や上司は「その人の力量を鑑みて」業務を割り振る、もしくは担当させる。

 

 

だから「できて当たり前」なのだ。

 

 

できなければ指導対象になる、それは「アマチュア扱い」なのだ。

 

 

個人面談で「今年はこれを頑張ってチャレンジしてみよう」と言われているうちは「アマチュア」なのだ。

 

 

なにしろ他人に指導してもらっているのだから。

 

 

プロは「自分で自分の伸び代を理解している」

 

 

それをさらに高めることで評価を上げている。

 

 

上司や会社から「指導されている、仕事を与えられている」うちは「できる人」とは言わない。

 

 

その2 業績アップの要因は「個人の力」3割、「そのスキームと環境」7割

 

 

よく聞く「自分が業績を引っ張っている」という自慢。

 

 

自分も営業マン駆け出しの頃は少し売上が上がるとそう思い上がっていた。

 

 

もちろんそういった自信も大切で、ある意味の「勘違い」がその後大きな成長につながることがある。

 

 

営業マンの「勘違い」を誘発させて成長したのが「リクルート」という会社である。

 

 

我々はまんまとその「勘違いマインドコントロール」に取り込まれてしまった、良い意味でね!

 

 

どんなに売れる営業マンであっても、自分が売っている商品や企画は「誰かが考えた」ものである。

 

 

その「誰か」が会社であったり過去の経営者だったり。

 

 

要は、そのスキームや商品が社会に受け入れられて、優れていれば業績は上がるのである。

 

 

もちろん、ヒューマンモチベーション(営業マンやオペレーターの)がなければ売れないのだから3割くらいは上がる要因である。

 

 

もう一つは環境だ、同じ商品を売ってるお店でも繁華街と閑散地域で売上が違うのは当たり前。

 

 

閑散地域の店長がどんなに努力しても繁華街店の方が売上は多いだろう。

 

 

売上は「商品商材やスキーム」そして「環境」によって7割以上が決まるのだ。

 

 

その3 本当に仕事できる人とは「周囲に良い影響を与える人」

 

 

「あの人のようになりたい」「あの人はどんなやり方をしているのだろう」「あの人がいるだけで周りが活気付く」

 

 

こういう人が「できる人」である。

 

 

つまり、仕事ができるという評価は「他人がする」ものであり「自分がする」ものではない。

 

 

自分で仕事ができると思い込んでいるのは「恥ずかしい」のである。

 

 

いや、自分だけで思い込んでいる場合にはそれでも構わない。

 

 

それを他者に自慢する行為は恥ずかしい。

 

 

「自分は仕事ができるけど、会社や上司がバカだから評価されない」

 

 

などと周りに風潮している姿は周囲からどうみられていると思う?

 

 

周囲はその人が「できる人か否か」はすでにわかっているのだ。

 

 

とても残念な行為であることに気づいて欲しいものだ。

 

 

ここまで言っておいてなんだが結論としては。

 

 

「仕事ができる」と思い込んでいる人たちにつける薬はないし他人からのアドバイスも難しい。

 

 

大切な事は自分で気づくことだ。

 

 

そういう人たちは決して基本的能力が劣っているわけではない。

 

 

むしろ成長の余力を残している、ただしそこに蓋をしてしまっている。

 

 

心と頭を解放して謙虚になれば周囲から評価される「本当にできる人」になれるのだ。

 

 

成長できる素養はいくらでもある。