『銀河鉄道の夜』

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春の陽気が心地よく、桜も満開となり、過ごしやすい季節となりましたが、いかがお過ごしですか?

 

私は、最近、久々に宮沢賢治の代表作でもある『銀河鉄道の夜』を読みました。

確か、学生のころにも読んだのですが、内容はあまり記憶になく、キレイな景色を想像し、自由帳に描いていた記憶があります。

友だちと「ここはこの色」「こんな景色」と何枚も描いていた楽しい記憶です。

 

実際の『銀河鉄道の夜』の内容は、孤独で生きる意味も居場所もないジョバンニが、銀河鉄道の旅をして、生きる意味を見出し、居場所を見つける物語です。

しかし、キレイな景色の記憶しか残っていなかった私は、SFの楽しい話なのだと思っていました。

だから、はじめのジョバンニのいじめられているシーンで、違和感がありました。

あれ??こんな暗い話だったっけ??と思ってしまいました。

 

しかし、読み進めていくと、記憶がよみがえってきました。

カムパネルラは、自らの命をかけ、友だちのザネリを助けます。

そして、「お母さんは、僕を許してくださるだろうか?本当に良いことをしたのだから幸せだ。」と、言います。

このシーン、学生だった私は、ショックを受けました。

自分は死んだのに、友だちを助けることができたから幸せだと、言えるカムパネルラに、そして、母親のことを案じることのできるカムパネルラに、衝撃を受けました。

 

今になって改めてこの本を読んで、あのときに感じた衝撃を思い出せて良かったと思いました。

人のために生きること、それが幸せなこと、思い出せて良かったと思いました。

 

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』読んだことありますか??

学生時代のあの感情を思い出してみませんか??

 

春の風を感じつつ、読書をしてみてはいかがでしょうか、、、、、

 

 

 

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