「市川三郷まちめぐりマップ」  
  大塚古墳(おおつかこふん)
市川三郷まちめくりマップは3月30日のサンニチ新聞の取材があり、「顔」の欄に記事が載りました。また、5月22日には、「市川三郷の名所網羅」とのタイトルで、デザイン担当の今村奉製の今村均さんと市川三郷久保町長に「市川三郷まちめぐりマップ」の冊子を手渡している写真がカラーで載りました。5700冊を町に寄贈し、町内各戸に配布をお願いしました。この冊子は評判がよく、中学校でも授業の一環で利用してくださるようなお話も出ています。今回は、この冊子を紹介させていただきます。
甲府盆地を見下ろす大塚地区北原の台地に築かれた帆立貝式と呼ばれる前方後円墳墳丘の全長は約四十五メートル、後円部の高さは約五メートルを測ります。五世紀末から六世紀初頭に造られたものと考えられています。通常、前方後円墳は後円部に埋葬用の石室を持ちますが、大塚古墳では前方部でも石室が発見されています。注目されているのは前方部の石室から発見された副葬品です。鈴釧(すずくしろ)と呼ばれる十個の鈴が付いた青銅製腕輪、六鈴鏡(ろくれいきょう)と呼ばれる六つの鈴が付いた銅鏡は県内でもここでしか確認されていません。こうした祭祀的な副葬品には直径三十六メートルの円墳、伊勢塚古墳があります。大塚古墳より新しいものと考えられています。
こうした祭祀的な副葬品とともに甲冑、直刀、鉄製の矢尻などの武具も出土しています。
 大塚古墳の南西300メートルには直径約36メートルの円墳、伊勢塚古墳があります。大塚古墳より新しいものと考えられています。
また、隣の台地上には、国の重要文化財に指定されている「赤鳥元年鏡」が出土した鳥居原狐塚古墳があります。