市川三郷まちめぐりマップ  市川マップの会
 3月5日、「市川マップの会」が山梨日々新聞に市川三郷まちめぐりマップを制作のことが掲載されました。以来、邦文堂に問い合わせの電話が来ています。
 今回のマップの作成は、3町が合併して市川三郷町になってから、メンバーでいつも話していた念願の事でした。いつもイラストを担当している今村均さんが細かな線で克明に描く絵を中心としたものをコンセプトとしました。前回の冊子よりも説明文を多くして、いくつもの新しい発見ができることを目指しました。旧三珠町・旧市川大門町・旧六郷町の3つのチームを作り実際に担当エリアを訪れ、取材をし、マップに載せるところを選びました。神社仏閣、石造物を中心に乗せる方向になりました。代々受け継がれている家や、取材で歩いて再発見できた「集える空間」など紹介できなかったところが沢山ありました。このマップは、市川三郷町の一軒に一冊を配布する予定ですので、楽しみにしてください。
特に紹介したいのは、大塚古墳です。甲府盆地を見下ろす大塚地区北原の台地に築かれた、帆立貝式と呼ばれる前方後円墳。墳丘の全長は約45メートル、後円部の高さは約5メートルを測ります。五世紀末から六世紀初頭に造られたものと考えられています。 通常、前方後円墳は後円部に埋葬用の石室を持ちますが、大塚古墳では前方部でも石室が発見されています。注目されているのは前方部の石室から発見された副葬品です。鈴釧(すずくしろ)と呼ばれる十個の鈴が付いた青銅製腕輪、六鈴鏡と呼ばれる六つの鈴が付いた銅鏡は県内でもここでしか確認されていません。こうした祭祀的な副葬品とともに甲冑、直刀、鉄製の矢尻などの武具も出土しています。
 大塚古墳の南西300メートルには直径約36メートルの円墳、伊勢塚古墳があります。大塚古墳より新しいものと考えられています。

 

大塚は古墳の多いところです。新コロナウイルス感染が下火になったら、是非訪れたい所です。