「海洋汚染は川から」
 スペースふう 永井 寛子理事長

 

 1月24日、下部ホテルにて鰍沢法人会の賀詞交歓会があり、その後講演会がありました。講師は特定非営利活動法人スペースふうの永井寛子さんでした。演題は今話題の環境問題で「プラスチックごみによる海洋汚染を考える」でした。
プラスチックは自然に分解しない性質のため、海洋動物が被害にあっています。鳥の死骸を解剖すると、胃がプラスチックごみで一杯になり餓死しているそうです。ジンベイザメが膨れ上がったポリ袋を魚と間違え大きな口を開けていたり、ウミガメが、海に捨てられた漁網を体中に巻き付けて弱っている映像が映し出されました。海上に浮かぶゴミはほとんどがプラスチックで、他国からくるゴミが多いのではなく70~80%が川から流れてきているそうです。今、使い捨てのプラスチックが大きな問題になっています。スーパーのレジ袋は有料で皆さんマイバックを持っていきますが、コンビニは無料です。セブンイレブンは各国に進出していますが、法律により使用禁止になっているハワイでは使用していません。台湾では1袋30円(もうすぐ全面禁止)だそうです。日本でも大阪でのG20の時、4月から有料化すると発表されたのですが、ずれて7月に実施されるそうです。
そして、永井さんはマイボトルを持っていて、ペットボトルを利用しないそうです。東京農工大の高田秀重先生がペットボトルを使わない運動を推進しており、大学内に給水器があり、マイボトルに補充できるそうです。今からそうなっていくのでしょうか?
もう一つ心配なのはマイクロプラスチックです。5mm以下の大きさのプラスチックをいうそうです。22日のNHKのニュースで桃林橋の笛吹川を計ったところ、マイクロプラスチックが1㎡に5.81個あったと報道されました。身近なところでの調査での発表に驚きましたが、今食い止めていかなければ困ることが目に見えてきました。
現在、台風の被害で河原の片隅にあるプラスチックがまた大雨になり、河口に流れていくことになるだろうし、何か行動を起こさなければという思いで公園を聞きました。
永井さんが主宰するNPO法人スペースふうでは、イベントでの使い捨ての食器を少しでも失くそうと、17年前からリユース食器を全国に提供しているところです。サッカーのヴァンフォーレ甲府の試合では、16年前から毎回この食器を利用しているそうです。1999年にリサイクルショップから始まり、リユース食器・今や環境問題のリーダー的存在になる活躍です。今、10年以上使っている食器洗浄機の買い替えをするので、資金を集めるため、新しい会員さんを募集しています。ご協力をお願い致します。