全国B型肝炎訴訟九州弁護団ブログ

B型肝炎訴訟に関する情報を発信しています。

 きたる11月5日14:00から、B型肝炎訴訟九州原告団、弁護団の主催で、歯科の感染防止を考えるシンポジウムを開催します。

 

  B型肝炎訴訟は、幼少期の集団予防接種で感染した事件です。

 

 注射針の連続使用については、しないよう求める通達が出された後も現場では徹底されないまま長期間が経過し、感染が拡大しました。

 

 3年前に、歯科のハンドピース(ドリルなどを支える取っ手の部分。水と空気が噴き出すようになっている。動きを止めるときに、口の中の液体を吸い込む現象が確認されているので、ひとりごとに取り替えるべきとされている。)が約7割の歯科医院でひとりごとに取り替えられていないことが報道され、取り替えの徹底を求める通知が出されました。通知後の現場の状況調査を、全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団は昨年の大臣協議で求め、ました。その結果はなお52%でひとりごとに取り替えられていないというものでした。

 

 本年の大臣協議における塩崎大臣の回答は、「コストがかかることは間違いないが、命とコストを比べると、命の方が大事と考えるべきだ。診療報酬改定に向けて、中医協でよく議論してもらう、皆さんの声を保険局の方にしっかりと伝えていく。」というものでした。

 

 原告団は、差別・偏見がなくなるために、歯科受診時における感染の有無を問う問診が究極的には不要になる感染防止策の実現を望んでいます。

 

 歯科治療における感染リスクを減らし、より安全安心な歯科診療が実現するよう、標準予防策(患者の感染症感染の有無を問わない一律の滅菌・消毒等)が徹底される状況が少しでも早く実現されるよう、一緒に考えてみませんか。

 

 一人でも多くの皆様のご参加をお願いいたします。

 

(弁護士   武藤糾明)

 

 
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