「がん哲学外来」に行ってきました。 | NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

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2018年4月、4年目に入りました~


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こんにちは。

 

今日は「がん哲学外来」に行ってまいりました。
その話を書きたいと思います。

 


がん哲学外来とは・・・

 


順天堂大学の病理医・樋野興夫先生がはじめたものです。がんと告知され、不安を抱える患者さんと接するうち、「がん医療に足りない何か」があると感じるようになったそうです。それは、一般的なセカンドオピニオンやカウンセリングとは異なる、患者さんの「人間性」や「尊厳」に触れるようなもの、とのこと。

 


そんな医療の現場と患者さんの「すきま」を埋めるものとして、がん哲学外来は始まったそうです。

 


患者さんと面談して、その状況に合わせて、樋野先生が言葉をくれます。「言葉の処方箋」とも言われています。

 

 

 

では、私・長谷川がどんな言葉をもらったのか?いろいろな言葉をいただきましたが、2つほどご紹介します。

 

 

 

まず一つ目。

 

がん患者になると、いつも病状のことを気にしています。ちょっと頭痛がすれば、脳転移ではないのか?咳をすると悪化しているのではないか?などなど、キリがありません。そればっかり。そんな状況に対して・・・

 


樋野先生は、東郷平八郎ががんで亡くなったときのことを話してくれました。晩年、がんを患っていたのですが、そこから来る痛みに耐えられず、「痛い、痛い、なんとかならんのか」と何度も言っていたとか。主治医は一言、「そういうものです」と言ったそうな。

以来、東郷平八郎は「痛い、痛い」と一言も言わなくなったそうです。樋野先生はこの話の後、言葉をくれました。

 

『「解決しなくても、解消する」だよ。東郷平八郎の場合、なにも解決はしてない。何一ついい事は起こっていない。でも悩みは解消している。悩みの順番が変わったんだ。』

 

 

 

いただいた言葉

 

「解決しなくても、解消する」

 

 

 



では、2つ目です。

 

今、私はできるだけ仕事をしたいなと考えています。がんという治らない病気を患っていますが、「どう生きるか」はあんまりがんとは関係がないのではないか、と最近思うようになりました。そんなことを話していると、樋野先生は次の言葉をくれました。

 


「人生の目的は品性を完成するにあり」

 


内村鑑三の言葉だそうです。

 


「品性の完成」とはどういうことでしょうか?

 

品性とは、人格であり、人としての品位だそうです。私は40年以上生きていますが、自分に「品性」とか「品位」という言葉をはめたことがなく、イマイチよくわかりません。「うーん…?」なんて顔をしていると、「品性とはその人自身のことだ」と続けてくれました。そして、目の前のことに一生懸命に取り組み、それによって人が喜んでくれれば、品性は磨かれるとのこと。つまり、思い切って解釈すると、「自分を全うしろ」(できる範囲で)ということと受け取りました。

 

そうそう、そうだよね、全うするだけだ。

 

背中を押してもらった気分になりましたよ。


いただいた言葉
「人生の目的は品性を完成するにあり」

他にも、勝海舟の言葉をいただいたりしました。
全国のいろいろなところでやっていて、無料です。それから、教会で行われることが多いようで、つまり患者だけでなく、健康な方も来ています。関心があればどうぞ。

 

 


 


それから告知です!
肺がん患者の会 ワンステップ!初の「おしゃべり会」が決定いたしました。

66日土曜日 13:001500 場所は東京駅近く。

どなたでも大歓迎♪

参加希望の方はメールくださいませ。

 

 

 

 



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