ついにver.4までヤッテきました! 次々と浮かんでは消える過去のマシン達・・・これっていわゆる「走馬灯」?みたい。
こんにちは! yabusakaです。べつに何かが終わるその瞬間・・・という訳でもありませんが、過去を振り返る時はやっぱり苦労した事が真っ先に思い返されるものカモ・・・?
ver.4と呼ばれるこの仕様は確かに「苦労」させられましたが、なかなか濃密な試行錯誤と「妄想」を楽しませてもらいました。
(自然な操舵感を求めて・・・)
ver.3では「小回り」する際にハンドルを大きく切る事が出来ずに苦労しました。
何故って? それは、切った外側のハンドルグリップが遠〜く、遙かとおぉぉ〜く・・・に行ってしまうから。
ステアリング軸に沿って、広いハンドルバーが回転するため、仕方ないんですけど、ハンドルグリップから手を離しても楽々Uターンを決められるほどよく出来た車体ではないんですよ!
残念な・が・ら・・・(何故か逆ギレ・・)
(なら、軸を近くに持って来れば・・・)
という訳で(?)、着座位置のほぼ真下へとステアリングの回転軸を移動しました・・・が!?
当然ハンドル操作をフォークへと伝達する必要から、リンクロッドを製作して対応しました。
しかし、ペダリングの邪魔にならず、またそこそこのハンドル切れ角でもタイヤに干渉しない位置を通す事になり・・・。
結果としてへの字に折れ曲がったロッドとせざるを得ませんでした。
しかし、それだけでは済みませんでした。またしても自ら「イバラの道」突入〜! です・・・。
というのも、ver.3で目玉の機構だった「ヘッドアングル調整機構」のせいで、リンクロッドも長さ調整機構を備えねばならなくなってしまいました。
だってフォークとハンドルを連結する以上、ヘッドアングルが変わったらフォークが遠くなったり、近くなったりするのは自明の理・・・。
でもそれに気がついたのはロッド等が出来上がってからだったりして・・・(泣)
まあ作り直すしかなかったんですけど! (またも逆ギレ・・)
(クイックな操縦性を求めて・・・)
小回り性をUPする方法として「ホイールベース短縮」にもトライしました。
スイングアームのホイール固定部を何段階かに選択できる様にしてみました。
結果として、50mm程度は短縮出来ました! さらに小径化すればもっとショートホイールベース化できそうでした・・・。
(ライディングポジションも最適化・・・)
キャスター角の違いによって、ライディングポジションを変えた方が良い事が判りました。
「シート角」とかもっと最適化したら・・・。
もう「くるっと♫」ラクショーにタイトなUターンをこなせるカモ?
(・・・結果、大改造(泣)
というわけで、シート角、セット位置などを調整出来る様に仕立ててみました。
(目指すトコロは伝わります・・・よね!?)
立ったヘッドアングル、上体の起きたたライディングポジション、ショートホイールベース・・・。
全ては前輪にぐいっと力をかけて「旋回初期に一気に向きを変えてしまおう!」というコンセプトでセッティングしました。
そして、テストの結果は・・・コチラ!
続く