前回、A氏と一緒に直線コースを行ったり来たりして、貴重な走行データが採れました。A氏、ご協力感謝します・・・あれ、なんだか顔が疲れてません? 魂が抜けちゃった顔してますよ~!
そんなに怖かったですか? ・・・・ですよね(謝)。
魂の抜けてしまったA氏には「焼き肉とビール」で労をねぎらうとして、早速テストの結果をまとめましょう! (忘れない内にね!)
何度も往復した印象として、再三出ている 「蛇行の酷さ」 が感じられました。踏み込みによるステアリングの左右への振れによるものなのですが、 シフトアップ した直後が一番ひどいです。
低いケイデンスでシフトアップしてしまった時に、 一気に重くなった ペダルを一生懸命に踏み込もうとしてしまい、勢い余って踏み込みを長くしてしまうと横にステアしてしまう様です。
気を付けて踏み込みを 「早めに、短く、強く!!」 すれば良いのですが、突発的なシフトミスでは、一瞬頭が真っ白になってしまい激しく蛇行する羽目に・・・。 (要改善ポイント1)
次に、走行中ギャップを拾って 「振れが収まらない」 点です。よ~く考えてみたのですが、理由としては、
1 ハンドルバーが胸の上にセットしてあるおかげで、 肘が完全に折り畳まれた状態 になって力が入りずらい。
2 ハンドルの位置が車体のセンターに寄っているため、ライダーが寝そべってハンドルを握った時の 前後荷重の配分が適当ではない? (もっと前輪荷重を高くした方が良い?)
3 シートの固定方法が比較的華奢なため、車体が振られた時にシートごと身体がグラついて振れがひどくなってしまっている。
また、瞬間的に体重移動で振れに対処しようにも、車体へ力がしっかり伝わらず、ワンテンポ 遅れて車体が反応するので、操作がオーバーシュート気味になり悪循環となっている。
(要改善ポイント2)
あ、それと「雇われテストライダー」のA氏から、 「STIレバーをシフトする時にレバーが太ももに当たるのだけど~!」 というコメントを頂いたので、そこも無視できませんね。
そういえば、シートポジションは前後に5センチほどは調整出来るように作ってありましたが、ハンドル幅は変えられないですしね・・・。シフトダウンしようとしてレバーを倒したら、太ももにグサリ・・確かに問題です。このマシンでは 「シフトミス」 は命取り~!なのです。
{ それ以前に「グサリ」はイタいです・・ }
続く