お元気様です。はづきです。
いつもありがとうございます。
今日は告知後、お陰様ですぐに満席になってしまった、
はづき虹映と行く「光を観る旅」日帰りバスツアーの当日です。
今日は都内から、山梨県の「北口本宮浅間神社」と
静岡県の「富士山本宮浅間大社」の２社を巡る日帰り旅。
どんな皆さんがお集まりになるのか…、
どんな旅になるのかは、プロデューサーである
「神さま」にお任せして、私もみなさんと一緒に、
今日一日、思い切り、楽しみたいと思いま～す♪ (^^)v
ツアー参加のみなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。
<m(__)m>
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さて、今日は新刊「不惑心」の中から、またひとつ、
お話しをご紹介させていただきましょう～。
もし私たちに比較という概念がなければ、
私たちには、迷いも混乱も生まれません。
比較こそ、「迷いのタネ」であり、
「混乱の始まり」なのです。
「どっちがいいの？」
「どっちが得なの？」
「どっちが幸せになれるの？」
「どっち、どっち、どっち……」
どちらを選んだ方がいいのか、
判断がつかないから、迷い・混乱するのです。
そして選択の誤り、ミスジャッジが後悔という
感情を生み出し、それをあなたは恐れます。
だからこそ、また迷い、
決められなくて混乱することになるのです。
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過去の記憶、
過去の失敗(……とあなたが思っている)体験が、
あなたが今、判断しようとしていることに対して、
プレッシャーを与えてくるから、迷うのです。
「判断を間違えると、また大変なことになるぞ」と。
それは過去の記憶が、今のあなたを
脅迫していることに他なりません。
同様に過去の記憶は、
「慎重に選ばないと、取り返しのつかないことになるぞ」
と未来に対しても、プレッシャーを与え続けます。
未来に対する不安という感情が、
今のあなたをまた、強く脅迫してくるのです。
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あらゆる悩みは、あなたが「今ここ」から
離れた瞬間にやってきます。
悩みとは、あなたが「今ここ」にいないという
証明であり、「今ここ」から離れた状態のことを、
私たちは「悩み」と呼ぶのです。
迷いも混乱も、心配も不安も、
すべて「今ここ」にいない状態です。
それらはすべて、「比較」という概念から起こるのです。
比較して初めて、「損した」とか、
「間違った」とか、「失敗した」という
価値判断が生まれます。
比較しない限り、損も、間違いも、失敗もないのです。
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比較・判断のないところには、結果は存在できません。
結果を求めるから、比較・判断が生まれて、
迷い・混乱、心配・不安も生まれて来ると知ることです。
では人はどうして、比較してしまうのでしょうか？
それは、あなたが結果を求めるから……。
「良い結果」を求め、
「悪い結果」を排除しようとするからです。
あなたは自分にとって「都合の良いこと」と、
「都合の悪いこと」があると信じ込んでおり、
それを疑うことすらないでしょう。
しかし、これこそ、
人生がうまくいかなくなる根本原因に他なりません。
「人生をうまくいかせたい」という思い…、
自分にとって「都合の良い結果」だけを求めようとする心。
それこそ、人生がうまくいかなくなる原因、
そのものです。
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たとえば、「人間万事が塞翁が馬」という、
中国の有名な故事。
昔、中国のある老人（塞翁）が飼っていた、
とても優れた馬が逃げ出してしまった。
「いい馬だったのに、もったいない」と人々が気の毒がると、
老人は「そのうちに福がくるだろう」と言いました。
やがて、逃げ出した馬は、別の馬を連れて戻ってきた。
「これはツイてる」と人々が祝うと、
今度は「これは災いの元になるかもしれない」と老人は言いました。
すると、連れてきた馬に乗った老人の息子が、
落馬して足の骨を折る、大怪我をおってしまった。
「災難だったな」と人々が見舞うと、
老人は「これはまた幸運の元になるだろう」と言いました。
しばらくして戦争が起こり、村の若者は戦争に駆り出され、
ほとんどが戦死したが、足の悪い息子は兵役を免れたため、
戦死しなくて済んだ…というお話です。
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飼っていた馬が逃げたことは、老人にとって、
その現象だけ切り取れば、「都合の悪いこと」に
違いありませんが、
その馬が別の馬を連れて帰ってきたのであれば、
それは「都合の良いこと」の一部に変わります。
同様に、息子が落馬して足の骨を折るのは、
一見「悪いこと」のようですが、
その結果、兵役を免れて、生き延びられたのであれば、
結果的にそれは老人にとっても、息子にとっても
「(都合の)良いこと」だったと言えるでしょう。
つまり、この話は起きてきた現象だけを切り取って、
その時点で「良い・悪い」と比較・判断し、
結論づけることはできないと教えてくれているのです。
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厳密に言えば、人生に「うまくいく」も、
「うまくいかない」もないのです。
単に右の道を選べば、右の道があり、
左の道を選べば、左の道があるだけです。
右と左の道に優劣は、全くありません。
右の道を体験し尽くした人は、左の道を望むだけ。
左の道を味わい尽くせば、
自然と右の道の体験を望むようになる……。
ただ、それだけのことなのです。
そして、それが神が、
私たち人間を創った意図であり、理由です。
不可能が何もない神にできない、唯一のこと。
それが、「できない」という体験を味わうことなのです。
つまり、「できない」という体験を含めた、
ありとあらゆる体験のバリエーションを味わうために、
創造主は私たち人間を生み出されたのです。
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ぜひ、この「宇宙の仕組み」
「神の意図」を覚えておいてください。
あなたは、あなた以外の誰とも比較する必要はありません。
あなたの過去とも、未来とも比較する必要はありません。
「どちらが……」で迷う必要もありません。
すべてがプロセスであり、「結果」など、ないのです。
あなたにとって、
「良い結果」も、「悪い結果」もありません。
あなたにとって、
「都合の良いこと」も、「都合の悪いこと」も、
本当は何もないのです。
ですから安心して、あなたはあなたの望む通りに行動し、
自由に好きなように、生きていけばいいのです。
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「悩み」は、「名・闇」です。
目の前の現象に「闇」という「名前」をつけて、
レッテル貼りをして見ることが、「悩み」の本質です。
あらゆる悩みは自分が創り出し、
ただ悩みたくて、悩んでいるだけ……。
右にしようが、左にしようが、
本当にどちらでもいいのです。
右にしようか、左にしようか、
悩めなくなってしまって、
なんだか心の底から笑いが込み上げてくる瞬間…。
それが、「真ん中、中庸、センタリング」に入った合図です。
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それを「中道」と呼ぶ人もいれば、
「ニュートラルポイント」と言う人もいれば、
「悟り」と呼ぶ人もいるようですが……。
いづれにしても、それはそんなに難しいことでも、
大したものでもありません。
誰でも気付ける…、
誰でも知っている…、
本当に当たり前のことなのですから～。
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