あの日

俺は

君に

恋をしたんだ









俺はあの日
大学のサークル仲間と
大学内の広場に向かっていた

小春日和の
風が気持ちの良い午後


仲間とわいわいと騒ぎながら歩く
ふざけながら歩いていたら
誰かにぶつかった

ドンッ
『きゃっ』『わぁ』
ドサッ
『いって~』

『何やってんだよベク』

空笑いをしてぶつかった相手を見る
あっちゃー
女の子にぶつかっちゃったか…
さっと立ち上がり
手のひらのゴミを落として
さっと手を出す

『ごめんね、大丈夫?』

俺がそう声をかけると女の子が
こっちをむいて
『あ、大丈夫です』
と、自分で立ち上がり汚れたところを
払っていた
行き場の失った自分の手を引っ込めながら
彼女を見る
笑顔で俺に“ペコッ”と頭を下げて
『では』と一言言うと
そのまま去って行った
俺はというと
そんな彼女の背中を“ぼー”って見つめていた

『おい、ベク行くぞ』
そう仲間に声をかけられ
『お、おう』
と、返事をして駆けていった


目的地についても俺は
さっきぶつかった彼女の事を思い返していた

自慢じゃないが容姿には自信がある
そう、俺はモテるのだ!
そんな俺の手を無視して
自分でさっさと立ち上がり
笑顔をむけて
颯爽と去って行った
正直、衝撃である
それからの俺は
事あるごとにそんな彼女の姿を
思い出しては“ぼー”っとするという事態に
陥っていた

『ベク、今日も心ここにあらず!だね(笑)』

『え?あ、、、うん』

『どうしたの?なんかあった?
相談くらいならのるよ?』

『ん?…うん…』

『何なに?ヒョン恋煩い?』

『え?ベクってそうなの?』

と回りにいる奴らまで騒ぎ出した

ん?…
恋煩い?







『え?』と驚く俺にジョンデは頷きながら

『うん、そうだと思うよ。俺も』

『え!』

そんな俺を見て
ジョンデは面白そうに頷きながら
笑ってる
カイは“でしょ”っという顔で
ドヤ顔してるし
ミンソクヒョンは…
なんか顔を赤らめてニヤニヤしてるし💧


何故か俺の回りが勝手に楽しんでる
ま、いいんだけど




いや!
良くない!
俺が恋煩い?
あまりにあり得ないパワーワードに
思わず現実逃避してしまった俺は
両頬を
“パン”っと叩いて思考回路をハッキリさせる

そっか俺
彼女に一目惚れしてたのか
そっか~
納得

そう
納得したら笑えてきた
名前も知らない
どんな子なのかもわからない
そんな相手を好きになるなんて
今まで無いと思ってたけど…

あるんだねって思ったら
笑えてきた

『は、はははははははは』

笑ってる俺をみて

『お、おいおいベク大丈夫か?』

『ヒョンが壊れた』

『ん、良いんじゃない』

『『良くないでしょ!』』

そんな仲間をみて
また笑った



さぁ~てと!
彼女を探さなきゃね

『おいジョンデ』

『ん?』

『お前、人探し手伝え』

『え?』

『相談のってくれるんだろ?』

『相談と人探し…何か関係あるの?』

『おお!おおいにある』

『…そっか、それならおっけ』

『ヒョン、俺は?』

『うん、カイもお願い』

『お『』ヒョンもお願いね』

『最後まで言わせろよ~』






そうして始まった
彼女探し
それがなかなか見つからなかった

あれから早2ヶ月が過ぎ
俺も回りも諦めかけたとき

ドンッ
『あ、ごめん』
俺はまた後ろ向きで歩いていて
誰かにぶつかった
振り向いてぶつかった相手をみる



『あ!』














こうして俺らは始まったんだ









-おわり-


お久しぶりに書いてみました
私もベクにぶつかってみたい❤️←いやいや
いやいや~💧



ここまでお付き合いくださり
ありがとうございました(^^)v

画像はすべてお借りしました
ありがとうございましたm(_ _)m






EXO(エクソ)ランキング