片付けてたら出てきた

鈴木隼人のマル秘ノート 〜総合格闘技編〜

ブレイブに来てすぐにマル秘ノートを書きました。







今から9年ほど前、三郷ブレイブに住み込み、総合格闘技をはじめました。

今とは想像できないほど総合格闘技がヘタクソだった。

総合格闘技を始めたばかりの頃はレスリングは少しできるが、総合格闘技が全くの素人で打撃は苦労した。


寝技もむちゃくちゃで、三角はクラッチが逆だったり、腕十字は極める手が反対だったりした。


強引で、力まかせだった。


少し経って自分には総合格闘技の才能はないと気づきました。


私は自己分析をし、プレー中に才能を信じてあらゆる場面で直感で動いていたり、みんなと同じ練習時間ではトップに追いつかないと思い、別な角度(手段)から総合格闘技を強くなろうと決めた。


たくさん総合格闘技時間の作って、たくさん総合格闘技の練習した。

たくさん総合格闘技を考えて、たくさん総合格闘技を試した。

たくさん総合格闘技の動画や総合格闘技の動きを見た。


一般的にはランニング、筋トレ、柔術、ボクシング、ムエタイなど総合格闘技に必要なことを分けて練習するが、私は全て総合格闘技の試合を想定して各分野を取り入れた。


例えば私の長所を引き出すために、キックボクシングならテイクダウンや組みを1番に考えたキックボクシングをした。




そして24時間強くなるために行動した。

私生活も格闘技のためにたくさんたくさん時間を使った。

たくさん切り捨てたり、我慢もした。

長所を伸ばし、短所は無くすように日々練習した。


相手に『バレる』、『かからなくなる』などと考えて長所(得意技)を変えたり、得意なことをやらなくなる人が多いが、俺は練習や試合でかからなかったら更に磨いてできるまでやる。

パターンや戦略を変えながら最後は長所で勝負するようにした。


そして武器になる長所を増やすようにも頑張った。



覚えることがたくさんあったから忘れないように書いて、頭でも理解できるように毎日楽しくノートに書いた。


別に誰かに勧められたわけでないが、書いていた。
・宮田先生に習ったこと。
・試したことや反省、改善、良い所。
・試合の反省。
・食事、睡眠などをどうしたら良いものになるか。
など兎に角必要なことをたくさん書いた。


ただ文字が汚いし、文字が間違っている。笑笑
きっと毎日相当ハードな練習だったんだろう。笑笑






そして試合毎に
・試合の調整練習や追い込み練習の反省
・体重調整について
・試合決まってからの私生活、仕事反省と課題
・計量から試合開始までの動きの反省と課題
・試合内容の反省と課題
・試合後に思った応援してくれた方々への率直な気持ち
などたくさん書いた









ノートを作った1番初めに、最後のページにこう書いた。
29歳 国内ベルト
30歳 海外進出
32歳 海外でベルト



書いてないけど三回負けた終わり、5年やって芽がでなかったら辞める、大きな怪我があったら格闘技も運動もキッパリ辞めると決めてた。






最終目標を決めそれに近づくために逆算してやってきた。


ただやってるだけ、頑張ってるだけではそこそこの選手で終わってしまう。


国内チャンピオンでチヤホヤされるだけではイヤだった。



海外でベルトをとり、大金稼いで、有名になって、鈴木隼人を世の中に響かせたかった。


小さいけどこんな強い奴いるぞと。笑笑


歴史に名前を刻みたかった。








もう少しだったのに。

もう目の前にあったのに。




私は今33歳になってしまった。
2019年1月に決まったタイトルマッチをやってベルトをとって
本当に予定通りだったな。


タイトルマッチ消滅しなければ、、、


やはり予定通りにはいかないのが人生であり、格闘技。





これから俺の道はどうなるかわからないが、今より少しでも強くなりたい。


まだまだ強くなりたい。






オリンピックは過酷だ。
1枠しかない。
それに向けてこれまでの競技人生を全てをかけて競い合う。
本当に凄い世界。

私の母校の日体大レスリング部の後輩たちがオリンピック出場枠を競い合い、活躍している。

私が日体大レスリング部の4年間で学んだことが今の私の武器になっている。

練習に対する姿勢や意識。
目標達成のための過程。
勝つにはどうしたらよいか。

大学時代には気づけなかったが、終わってみて気づいたことがたくさんあって、私は成功者の先輩方と共に練習し、寮で共に暮らしいた。

学ぶところはたくさんあった。

そんな先輩方はナショナルチームのコーチや大学監督など日本レスリングのトップにいる。

私は総合格闘技を始めた時から、世界チャンピオンになるのが俺にとってのオリンピックチャンピオンだと思ってやっていた。

国内無敗で突っ走り、海外と契約して私にとってのオリンピック予選が始まった。

3連勝して念願のタイトルマッチ。

そして
タイトルマッチが発表されるも頭部メディカルに異常があり出場停止。

身体的に全く異常はないが、出場団体の規定に沿わない部分がありタイトルマッチが消滅し、出場停止。

タイトルマッチがなくなった。

先天的に脳内に髄液が小さな袋になっていたようだ。

治療もなければ、症状もない。
痛くも痒くも無い。
特に何もない。
普通はみんな気づかないらしい。
滅多に頭のCTやMRIなど撮らないから。

今は診断書や診断画像を用いて問題ないからと打診しているが、なかなか進展がない。

最後の最後にこうなるとは思ってもいなかったが、
やりきって勝負して負けて諦めるなら納得つくけど、このまま終わるのは納得しようにもできないよ、、、

俺はどうなるんだ、、、?