山車の飾りつけや町会様の花場設営等をお手伝いさせて頂きまして夕方より居囃子です。
山車の飾りつけは毎年同じところで苦戦します。水引とかですね。
集合まであっちゃこっちゃぶらぶら
古写真の町会の紋が織田瓜ってんで信長らしいですけど・・・定かではないようです。
稀に面を付けて飾っているようです。
八王子では珍しい三層鉾台の本町の山車。浦島太郎が見おろしております。
どこもかしこも夕方からの居囃子準備中です。
定時になりまして音出し。大体5時ごろからですね。破矢と仁羽の基本曲を一通り。
下地区の八幡八雲神社ですが甲州街道から引っ込んだ所に位置しているので
一日の晴天を祈ります。大横町囃子連さんにもお越し頂きましてありがとうございました。
空き時間に上地区の多賀神社へ。拝殿内ではお祓い中。雅楽が聴こえます。
千貫神輿が各氏子町内を周ります。
多賀神社から少しばかり離れた公園では元本郷町の山車にて
多賀囃子連さんによる居囃子が行われていました。
人形は神武天皇。太鼓には譲り受ける以前の元本郷三の文字があります。
大管には昭和十二年八月とあります。
神社に戻ると八王子祭囃子連合会の山車が三和商店街様の会場へと向かっている途中でした。
神社神楽殿では引田囃子保存会さんによる奉納囃子が奏されます。
二日目は各氏子町内の山車がお祓いを受けてお札を受け取りに宮入します。
楽屋から。
して、午後から元横も町内周りです。毎年のことながら暑かった。。。
神社に帰ってきたらすぐに駅前に向けて出発。
本町さんと並んでの居囃子。
この後は町内周りなので二日目に大勢の人の前で演奏したのはこれだけです。
見れた人はラッキーかも。
そのまま甲州街道へ繰り出します。例年ならこのまま夜の甲州街道巡行ですが
いざ尋常に ぶっつけ をせんと待ち構える山車には申し訳ないですが
数十メートル走行し路地へと入っていきます^^;
山車の運行は町会様によって決められまして
今年は土曜夜の甲州街道巡行へは参加せず夜の町内曳を行うとのこと。
去年の八王子まつり中止に伴う八雲神社例大祭でも夜に町内曳が行われました。
それまでは夜は町内を曳くことはありませんでした。
また、元横と田町という広範囲の曳きまわしですから今回は昼夜で隈なくまわります。
ガサッガサッ・・・
普段は通らないような細い路地です。
後ろは暁橋。
新町へと抜けて神社へ宮入長い長い町内曳は終わります。
この日も暑かった。。。
「八王子のまつりは一番暑い時期に大変だね」とよく言われます。
その通りとしか言えません。照り返しが・・・・・・。
左上の角の瓢が四つ配された紋が元横山町の紋であるとも言われていますが
本町の山車にもこの紋があり、実際は分かんないところ。
そんなこんなで辻あわせの時間が近づいてまいりました。
三崎町は上柚木囃子連さんの天狐。
塗り替え仕立てのようですがバランスが良い顔立ちです。
舞も狐ではなく天狐の静かな舞。
向かい側、中町は香川社中さんの天狐。雲を配した緑の反切が渋くて良いですね。
横山町は片倉囃子連さん。こちらは所謂狐。耳裏をかいたりといった仕草が特徴的です。
そして元横です。この辻あわせでは狐で統一するということで天狐。
辻あわせと言いつつ辻でもないわけですけれど。
諸々の次第が執り行われます。囃子は目まぐるしく止めたり、始めたり。
意見は色々あるでしょうが、少なくともこの辻あわせには好感が持てないです。
夜は各町とぶっつけをしながらの甲州街道巡行。
舞方の準備をしながら撮影。彫刻の隙間から。。。
面を付けて撮っているのでよくみえn・・・
年番送りですん。来年は元横も年番です。
年番だからといって格別変わることはなさそうですけど。
これまた諸々の次第が終わりまして
八雲の舞にて宮入いたします。八雲神社の御祭神須佐之雄にちなんだもの。
元横の鬼板彫刻でもあります。
神社にて宮神輿を迎えて上げ囃子ですべての次第が終了します。