先日、お知らせいたしましたように、私、林家たけ平、今年も浅草演芸ホールでトリをとります。
 
7月1日~7月10日の夜の部のトリです。
 
但し、7月4日は、たけ平休演いたしますので、ご来場の際、ご注意くださいませ。
 
チラシが出来ました。
 
出演者の皆さんはこちらです!

夜の部、途中からでもご入場出来ます。
 
仲入り以降の割引制度もあります。
 
詳しくは、浅草演芸ホールにおたずね下さいませ。
 
たくさんのご来場お待ちしています。
 
【たけ平今日の一曲】
~小林旭「ショーがないね節」~
 
「連日、高座をつとめる時は一喜一憂しないほうがいい」と、ある師匠に教わったことがあります。
 
この先輩のアドバイスで、ふと、気持ちが楽にになりました。
 
芸人も人の子、やはり、出来不出来はあります。
 
そうはいっても、不出来の時は気持ちが沈んでしまう時も・・・。
 
そんな時、聴くと気持ちがスッキリするのが、今日の一曲。
 
昭和52年の作品です。
 
小林旭さんのハイトーンボイスが、気持ちを救ってくれます。
 
そして、この歌は、「ショーがない」と思うことの大切さを知ることができます。
 
歌詞が凄いんですよ。
 
花嫁衣装はジーパンで披露宴をしたいという夢を持っている人。
 
2階の窓からアベックに鼻紙を投げつけるんです。
 
恋人の写真を電柱に貼り付けて、抱きつきます。
 
凄い世界観!!(笑)(笑)
 
作詞は、高田ひろお先生!
 
高田先生といえば、「およげ!たいやきくん」(昭50)を作った方です。
 
その話を聞いて合点がいっちゃう異次元の歌詞!
 
この歌詞で一番好きなところは、
 
「♪ショーがないショーがないショーがないね こんな時世じゃショーがないね それでも命のある限り 生きてゆかなきゃショーがないね~」
 
この精神ですよね。
 
私は、この気持ちをつい、忘れてしまいがちです。
 
お客様に喜んでいただけるような、トリの高座は、お約束します。
 
その中で、ちょっぴり気楽な気持ちも忘れず楽しめる精神で、トリをつとめていきたいと思っています。
 
どうぞよろしくお願いします~。