今年から、
戦前、戦後すぐの昭和歌謡を中心とした
YouTubeチャンネルが開設!
タイトルは「刑部たけ平の昭和の歌声」!
日本史研究家の刑部芳則先生との対談番組です。
動画ではなく、音源のみの放送。
毎月20日に更新されます。
この番組を通して、
戦前・戦後すぐの昭和歌謡にも
ご興味持っていただけたら幸いです。
収録は、毎月、
落語協会事務所で行われます。
刑部芳則先生と記念撮影。
第1回、放送中!
今回は、
昭和歌謡の大重鎮・東海林太郎さんの特集です。
初回のみ、
東海林太郎さんの故郷・秋田県で収録!
毎月20日更新、
どうぞよろしくお願いします。
↓
【たけ平今日の一曲】
~佐藤千夜子「東京行進曲」~
戦前の歌謡界を語る上で
「歌手の團菊」といえば、
「東海林太郎・藤山一郎」の両巨頭!
そして、昭和の流行歌、
その先駆けとして忘れてはいけないのが、
佐藤千夜子さんの存在です。
今日の一曲は、昭和4年の作品。
映画に主題歌がつくようになったのも、
この歌が先駆けでした。
作曲・中山晋平
作詞・西条八十
「流行歌」は、「流れ行く歌」と書きます。
「歌は世に連れ世は歌に連れ」です。
当時の世相や風俗、
これをメロディーに乗せて、
「その時」を歌います。
この歌は、まさに流行歌に
ふさわしいモダンな歌詞が続々と出てきます。
ジャズ、リキュル、ダンサー、
丸ビル、ラッシュアワー、地下鉄、
ストップ、シネマ、デパート等々・・・
まさにこの歌は、
昭和歌謡の幕開けを告げた、
大切な一曲です。
また、後々、佐藤千夜子さんについても、
このYouTubeチャンネルでお話出来ればと思います。