夏といえば、怪談!
今月は、三遊亭圓朝師匠の怪談作品を
2カ所で公演いたします。
①『牡丹灯籠~お札はがし~』を口演!!
「種平・たけ平二人会」
8月26日・金曜
午後6時開演
木戸銭3000円
於/浅草東洋館
ご予約hayashiya_takehei@yahoo.co.jpにお願いします。
※お露と新三郎の恋の行方はいかに?
ご期待ください!
↓
②『真景累ヶ淵~豊志賀の死~』を口演!!
「林家たけ平独演会」
8月29日・月曜
午後6時45分開演
木戸銭2700円
於/日本橋社会教育会館
ご予約は、チラシ参照の上、オフィスマツバにお願いします。
※師弟関係から男女関係へ。恋は実るのか?
お楽しみに!
↓
怪談噺で、
少しでも涼しくなっていただければと思います。
各所、ご来場お待ちしています。
【たけ平今日の一曲】
~八代亜紀「愛の終着駅」~
圓朝師匠の「牡丹灯籠」と「真景累ヶ淵」には、
共通点があります。
どちらも、男女の「愛するがゆえ・・・」がテーマになっています。
ただ、怖いのではなく、
切なく甘酸っぱいラブストーリーでもあります。
ホラーというよりも、因縁話、
というのが、落語の怪談です。
こういう落語を聴くと、
生きている人間が1番怖い、
ということに気付かされます。
昭和歌謡には、
沢山の男女の物語を描いた作品があります。
今日の一曲もそうです。
昭和52年の作品。
「牡丹灯籠」のお露、
「豊志賀の死」の豊志賀という
哀しき女性達と重ねてしまう歌詞があります。
「♪文字の乱れは線路の軋み 愛の迷いじゃないですか~」
「♪海の匂いがするだけで今の私を泣かせるの~」
「♪窓に私のまぼろしが見えたら辛さを解ってほしい~」
等々・・・。
こんな台詞が落語にあるのではないか、
とさえ思ってしまいます。
意外ですが、この歌、
八代亜紀さんが紅白歌合戦で歌唱したのは、
平成に入ってからのことです。