三者三様 | 大阪府枚方市 はやし鍼灸整骨院ブログ

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枚方市楠葉、大通りから少し入った所にたたずむ小さな治療院です。

3月も残すところあと僅か、先日までの寒さが嘘のように日中は汗ばむほどの陽気です。


春といえばお花見や入学式など、心が晴やかになる行事が多い一方で、季節的にはのぼせ・ほてり・めまい・耳鳴り・頭痛など、肩から上の不調が出やすい季節でもあります。


これらの不調は春に限定されるものではありませんが、今現在、当院にはのぼせ・ほてりを主訴とする患者さんが3名来院されておりますので、その方々の経過について少し触れてみたいと思います。



①Aさんのケース(40代・女性)

主訴:顔のほてり(冷えのぼせ)・イライラ・動悸・息切れ・耳鳴り

1~2年前より症状が出現(PTAの役員になりストレス↑)

この4月から再び役員に当たり、不安とともに症状が増悪。

特に春先が調子悪い。

治療方針:気血の巡りが悪く頚部の筋緊張が著明、それらの改善を優先。

3診目以降明らかな改善がみられ、現在では軽運動ができるまでに回復している。


②Bさんのケース(20代・男性)

主訴:熱がこもる・アレルギー性皮膚炎・不眠・肩こり

2年前に就職、東京へ赴任し皮膚症状が悪化(ストレス↑・食生活など)

数日前に大阪へ転勤となり昨日病院へ、症状が強いためステロイド処方。
皮膚の痒み・炎症もさることながら全身の熱症状が著明。

特に体の中心や背中に熱を感じる。(背中が熱くて電車で座っていられない・上向きに眠れない・寒くても厚着ができない等)

治療方針:清熱(熱を鎮める)、背部の筋緊張の緩和にターゲットを絞り治療。

初診後著効、熱症状がほぼ治まる。皮膚症状は軽減するも残存するため、薬と併療して治療中。


③Cさんのケース(60代・女性)

主訴:足底のほてり・喉のつまり・肩こり・不眠・食欲不振

3年前に母親を亡くしてから不眠、昨夏より熱感。

ほてりは主に足底で、夕方に強くなる。

不安感が強く、疲れやすい。

治療方針:気の巡り、滋陰を主目的に治療を行う。治療開始時より漢方医院と併療。

治療開始から半年が経過、感覚的には未だ3割程度症状が残る。



同じのぼせ・ほてりの症状であっても、それを発症するまでのストーリー・発生機序は三者三様です。


当院に来られるまでにかかられた病院も婦人科・皮膚科・内科と三者三様。


原因それぞれ、治療もそれぞれ。


とかく陰陽のバランスが崩れやすいこの時期ですが、一人ひとりの体質や状態に合わせた治療で皆様の健康をサポートできればと思います。