年に2回の恒例行事、花壇の植え替えをしました。
この時期に植えるのは決まって「日々草」。
暑い盛りに、花壇いっぱいに育ってくれることを楽しみに。
うまく育つとこうなります。
うまく育てば花壇から溢れんばかりになるのですが、去年は全く育ってくれませんでした。
というより、うまく育てることができませんでした。
新しく植えては枯れ、植えては枯れの繰り返し。
「株が小さすぎたのかな」とか「集中豪雨のせいかな」とか色々考えて工夫してみたもののうまくいかず。
でも本当の原因はそのような枝葉のことではなくもっともっと根本的なことで、土に栄養が足りず花苗を育てるだけの力がなかったのです。
植え替えごとに肥料は与えていましたが、その程度では効かないくらい痩せ細った土壌になってしまっていたのでした。
それに気付いた昨冬の植え替え時に新しい土を混ぜてやると、つい最近までパンジー・ビオラが満開に咲き乱れておりました。
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土を耕し、そして日々水をやること。
そうすれば、いつの日かきっときれいな花が咲く。
しっかりと足元を固めて、小さな積み重ねを日々淡々と。
植物が自ら語ることはありませんが、その可憐でたくましい姿は私達に色々なことを教えてくれます。