卵のお話 | 大阪府枚方市 はやし鍼灸整骨院ブログ

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枚方市楠葉、大通りから少し入った所にたたずむ小さな治療院です。

先日、三重県伊賀市の農場で育てられた「平飼い卵」を頂きました。


平飼い卵とは、土の地面の上で育てられたこだわりの卵で、黄身白身ともにしっかりとして、味も濃厚でとてもおいしい卵でした。


この農場のホームページには、このおいしい卵を育てるための生産者のこだわりが書かれているのですが、それを見ると、卵の質を上げるための取り組みが、そのまま人間にも当てはまるということに気付かされます。


例えば、


・広い鶏舎で平飼いにして、自然に近い環境下で育てる。

 ⇒ストレスが軽減するような工夫をする・適度な運動を行う


・発酵飼料・魚粉・緑餌などを自家配合した餌を与える。

 ⇒栄養価が高く、バランスの取れた食事をする


・餌には薬剤・添加物は一切使用しない。

 ⇒食品添加物が含まれる加工食品は極力控える


・飲み水は山の雑木林から流れ出た弱アルカリ性の沢水を利用。

 ⇒水にこだわる、人間ではお茶や清涼飲料水よりも水を飲む


 等々。


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卵の質を上げることは、不妊治療の中でも最も重要かつ難しいテーマの1つです。


当院にもホルモン検査で高FSH・低AMHと診断され、「採卵しても成熟卵が少ない」「受精してもなかなか良質の胚が育たない」という方が、卵の質の改善を目指して鍼灸治療に来られています。


短期的に見れば、卵胞期に行う鍼灸治療で一定の効果は得られますが、根本的に卵の質の改善を目指すのであれば、卵を育てる母体環境の改善にしっかりと取り組まなければなりません。


卵は排卵までの14日前後で目に見えて大きくなりますが、実は120日かけて少しずつ成長しています。


人間の身体は日々の生活習慣に大きく影響されますので、少し食事に気を使ってみたり血流を促すような運動をしてみたり、応援できることは毎日続けてあげたいですね。


鍼灸治療はその取り組みの中の1つに過ぎません。


【バランスの取れた食事】【適度な運動】【良質な睡眠】を3本柱にして、ストレスを感じない程度にほどほどに意識して生活してみましょう。


そして、パソコンやスマートフォンの画面ばかりを見るのではなく、時には海の青、山の緑を眺める時間と心のゆとりを持ちたいものです。