テニス肘はもう古い!? | 大阪府枚方市 はやし鍼灸整骨院ブログ

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枚方市楠葉、大通りから少し入った所にたたずむ小さな治療院です。

右肘の外側が痛い」と来院された50代の女性。


痛みの部位からして上腕骨外側上顆炎、いわゆる「テニス肘」であると考えられました。


早速触診に入ったのですが、まず最初に気が付いたのは彼女の手の色が明らかに悪いこと。


お話を伺うと、昨年から更年期特有の「冷えのぼせ」があり、手足が異常に冷え、数十年ぶりに手にしもやけができたとのことでした。


また、頚・肩も右側だけが異常に筋緊張が強く、肘の障害とはいえ肘のみの治療だけでは改善されそうにない雰囲気です。


彼女の場合、

①仕事でパソコンを長時間使う。

②家事で重たい鍋やフライパンを持つ、掃除機をかける。

③更年期による四肢末端の異常な冷え。


などが主な原因として考えられたのですが、実はもう一つ、最も重大な原因がありました。


それは

④息子さんに教えてもらったスマートフォンのゲームにはまり、毎日数時間行っていた。


ことです。


ゲームでは中指を非常に速く動かすそうで、中指や手首への過剰な負荷が肘の痛みの直接的な原因になっていました。

(※テニス肘は肘の外側に痛みが出ますが、実はその部分につながっている指や手首を動かす筋肉の使い過ぎによって起こります。)


そこで最大の原因である「スマホゲーム」の中止を指示し、頚・肩も含めて右上肢全体に処置を施したところ、2~3日で痛みは半分以下になりました。



「テニス肘」は、テニス愛好家に頻発する障害なのでそう呼ばれています。


最近では「テニス肘」や「野球肘」以外に、任天堂wiiのし過ぎによる「wii肘」なるものまであるそうです。


今回の症例は、さしずめ「スマホ肘」とでも言うべきでしょうか。


文明の進化・道具の発達によって、人間の体の使い方が変化するのは当然のこと。


いつの日か、「テニス肘」を差し置いて「スマホ肘」がスタンダードになる日が来るのかもしれません。