上手と下手 | 林整形外科のブログ

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 相撲では、上手は「うわて」、下手は「したて」と言いますが、このタイトルは「じょうず」と「へた」と呼んでください。

 芸術などを含めた技術には、上手と下手があります。しかしプロフェッショナルのレベルでは、上手の域に達するのに時間がかかるということで、下手ということはありません。「手術」というのも、術の1つです。手を使って行われますので、「上手(うま)い」と言われる技術です。

 英語で上手はベター・ハンド(better hand)とかアッパー・ハンド(upper hand)と、下手はプアー・ハンド(poor hand)と言います。手を使う職人芸に対して使うことが多いためか、日本でも欧米でも手handという語が用いられているのが興味深いところです。

 元々、上手と下手は、舞や能で演じる技の出来栄えに由来した言葉です。世阿弥が1400年に記載した本には、次のように書かれています。「上手にも悪いところがあり、下手にも良いところがある。しかし自分の欠点や長所は気付かないことが多いので、互いに意見を聞くのが良い。上手は下手の、下手は上手の手本なのである」。

 そこには、技術を学ぶ全ての人々に通じる基本があります。

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