巨人、北里柴三郎 | 林整形外科のブログ

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 1852年、熊本県北里村で、北里柴三郎は9人兄弟姉妹の長男で誕生しました。家が貧しかったため、牛乳会社でアルバイトをしながら医学を学び、31歳で大学を卒業しています。

 よく知られている業績は、ベルリン大学のコッホ研究所での破傷風菌の純粋培養に成功して、血清療法を創案したことです。この研究により、共同研究者のベーリングが第1回のノーベル医学・生理学賞を受賞していますが、なぜか北里は対象から外されました。

 北里はその後も日本での伝染病研究所の創立、ペスト菌の発見、日本医師会の立ち上げなどを「近代医学の巨人」の名にふさわしい、多くの業績をあげました。

 かれは「カミナリ親父」と恐れられていましたが、ユーモアがあり、熊本弁丸出しで人々を魅了しました。豪快な性格でしたが、研究はとても繊細で、徹底的に解明しなければ気が済まないたちだったと言われています。1931(昭和6)年、79歳の時に突然の脳溢血で亡くなりました。

 北里に関する本は、残念ながら少なく、子供向けの伝記で知られることが多いようです。最近になってようやく、この偉大な医学者についての研究が進んできています。

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