いよいよ、FCイベントも一週間を切った。
私も楽しみだが、参加するみんなも、首を長くして
待っている事だろう。

当日の様子は、来られないファンの為にも
詳しく書くつもりでいるが、参加したみんなも
積極的に書きこんでくれることをお願いします。


さて、少し間が空いてしまったが、上記の続きだ。
なんで文字の色が変わるのかって・・・・・・?
かってに変わってしまったのだ!!
直すのが面倒くさいから、このまま書きこむ……

このところ、PCの具合がおかしいのだ。
画面上にウインドウズからのお知らせとかいう画面を
クリックしてしまったおかげで、色々な迷惑宣伝が
やたら画面上に現れ、えらく迷惑しているのだが
これといった有効な操作が出来ず、閉口している。
~~~~なんとかしてくれ~~~~~

まぁ、余談はこれぐらいにして、本題に入ろう。

昼間の公演で、俳優人生、四十数年にして初めてという
失態を犯してしまった私・・・・・・

公演を終え、化粧前で、何が起こったのか、呆然と我が顔を見つめていると
隣の化粧前に、座長の吉久くんが、何か滅茶苦茶怒りながら座った。

何を云っているのか・・・・・・?
ボケた頭で、吉久くんの言葉を読解すると
どうやら、私が台詞を忘れた時に、ボーっと突っ立っていて
何の介添えも出来なかった、若手の劇団員に激高しているのだ。

そして・・・「速水さん、すみません!! あの馬鹿野郎が!!思い切りしかり飛ばしてきましたから、本当に融通が効かない馬鹿でして、せっかく抜擢したのに、あの馬鹿が!!」・・・・・・・と本気で怒っている???

「いや、そうじゃないんだよ、台詞を忘れたのは俺だよ・・・若手を責めちゃ駄目だよ」・・・・・・と私は云いかけて・・・いや違う・・・これは吉久くんの、私に対しての労わりだと気付いた・・・・・・

う~~ん・・・吉久くんの心遣いはありがたいが、役者としての俺は、最低だ!!
俺は、こういう時に、滅茶、テンションが上がる。
クッソ~~と思うのだ。

次は!!夜の公演は!! 絶対!!完璧にやってやる!!!!
テンションが200%ぐらいに沸騰する!!

昼夜の休憩の間に、娘、孫、それに息子などと昼食を取り
孫に、「じいじ、肝心の台詞、忘れちゃ駄目じゃない!!」と云われた!!

エッ!…なんで孫が、台詞を忘れた事を知っているのか!!
そうだ・・・私は今回の芝居に限り、台詞に自信がなかったから
孫娘に一度だけ、台詞合わせの手伝いをしてもらった。

孫娘は、そのときの台詞を覚えていたのだ!!!
何という記憶力

娘にも駄目だしをされた・・・「パパ、台詞忘れたでしょう、肝心な時に」・・・
忘れたって・・・たった3秒ぐらい・・・他の観客は全然気づかなかったみたいなのに
・・・だめだ!! すべての癖を見抜かれている子どたちに、嘘は通用しない

夜の開演、一時間前・・・私は化粧前に一人座り、一心不乱に台詞を繰り返した。
もう、舞台の上で、あんな!! 心臓が止まりそうな!!
恐ろしい経験はしたくない!!
本当に、真剣に!! 私は繰り返し、何度も何度も、台詞を頭に入れた!!

ガァッ! ガァ!!!ッッッ!!!!!#$%&’()=
そのとき!! それは起こった!!!

「速水さん!!!速水さん!!!」・・・誰かの切迫した怒声が、私の耳を
突ん裂いた!!!

                                           つづく