その前に・・・
三日前だったか、正しい歯の磨き方などという番組やっていて
それに刺激されて、よせばいいのの十分ぐらい丁寧に歯を磨いたら
この間被せてあったセラミックが歯もろとも折れてしまい
面倒臭いからそのまま放って置いた歯が、突然痛み出して
左の頬が腫れあがってしまった・・・・・・(-_-;)
 
昨日からずーと氷で冷やし、少し腫れは収まったが
奥歯は右も左もガタガタだ。
また歯医者通いか・・・・・・
小一の時のトラウマか、歯医者の椅子に座ると体が硬直し冷や汗が流れる。
今までの人生で、九割の歯医者に酷い目にあっている・・・・・・
私だけだろうか・・・?
全く、ろくな歯科医が居ない・・・・・・
 
 
で・・・首曲がりの続きだが、興奮しまくって、女性のアパートを訪ねた・・・そこまでだったよね。
 
なんつったって・・・半年ぶりだ・・・頭の中は妄想で竜巻が起こっている
どんな妄想か・・・う~~ん・・・それは話せない・・・君たちの想像力にまかせよう・・・(^^♪
 
駅から十分ぐらいの道のりだろうか、私の足は普段の倍ぐらいの速さで、つんのめりながら進む
気ばかり焦って周りのものが目に入らない。
 
ふと、もし居なかったらどうしよう!
などと余分な事が頭の中をかすめる・・・今と違って携帯などないのだ、おまけに女性の部屋に電話は無い。
もし、何かの事情で居なかったら、この興奮はどうしたらいいのだ・・・不吉!
 
余分なことを考えたから、何故か心臓がバクバクしている
あと100メートルぐらいで彼女のアパートだ
工場の高いコンクリートの塀を土手沿いに右に曲がれば、アパートが見える
私は駆け出してしまった・・・塀を右に曲がった・・・「アパート! アパート!」
アパートが・・・・・・・見えた!
 
当たり前だ・・・アパートが消えるはずがない・・・俺は何を興奮しているのだろう・・・
 
そうだ、そんなことより彼女が居るか居ないかだ!
灯かり! 灯かり!・・・彼女の部屋は二階の一番端だ・・・確か・・・違うか・・・記憶が定かでない・・・
 
よく考えてみたら、半年前は三人彼女がいたので、そんなにこのアパートに来たことがない・・・
やべぇ~~今気が付いた・・・本当に二階だったろうか・・・三人のアパートがぐちゃぐちゃになってしまった!
 
右端の部屋は明かりが点いていない? 真ん中の部屋は・・・これも真っ暗だ・・・・・・
左の道路側の部屋だけ明かりか点いている・・・・・・あれぇ~~左端だったか・・・
 
どうしよう・・・・・・部屋がわかんない・・・・・そうだ\(◎o◎)/!
表札を見ればいいんじゃないか・・・まったく・・・なんと俺はバカなんだ・・・
あれぇ~・・・・・・彼女の名字・・・なんだっけ・・・・・(@_@;)
 
三人とも名前で呼んでいたからごっちゃになっている・・・・・・そんなバカな・・・・・・・!
まだ半年しか経っていないのに・・・・・・これも首曲がりが原因か・・・・・・
電話帳に三人のフルネームは書いてあるのだが、今は持っていない・・・・・・
 
お願い!・・・表札に名前も書いてあるように・・・私はすがるように二階への階段を上がった。
 
                                                             つづく