最後に私がどんなスケジュールでやってきたかをご紹介します。
ひとつのサンプルにすぎません。
こうした方がいい、というものではありません。
まず1年のときは学校がどんなものかを確認するために、学校の言うとおりにやってみました。
1年が終わって春休みの間に、解剖学や生理学などすでに終わった科目について過去問をやってみました。
しかしこれが全然解けないんですね。
国試で要求されている知識の幅と深さが、授業のそれと合っていない。
これはもう自分でやるしかない、という決断をして、2年のアタマから黒本の基本知識の暗記、途中で見つけた快速マスターに切り替えて、快速マスターをひたすらやることにしました。
2年の秋あたりから過去問全科目を解くことを再開、するとほぼ全科目で60%以上の正解率をキープできるようになりました。
2年の終わりごろには年度別で過去問を解く。ここでも60%以上をクリアしていました。
だから2年の時点で国試を受けたとしても合格していたと思います。
つまり、半年その気になってやれば十分合格する試験なのです。
ちなみに過去問は、桐書房のものを使いました。
この時点でここまで遣っておくと、3年の1年間がすごく楽になります。
3年になると突然、過去問やら模試やらでやたら問題解けという機会が増えるのですが、このときにその問題がどういうレベルのものかの判断がつくようになるのです。
重要度に応じて取捨選択ができる。
これができないと、学校の講師の「これは過去問で聞かれています」という一言に振り回されてやたら細かい知識を覚えようとする間違いを犯してしまうことになります。
講師は国試の本質がわかっていませんし、講師という立場からは「国試に出たので覚えておきなさい」と言っておけば安全だからです。
国試の肢にでているけれど、これは聞いていないからやらなくていい、という発言は怖くてできないんですね。
そういうものです。
なので、3年のときの実力テスト、模試を含め、私は正答率60%を切ったことは一度もありませんでした。
年明けてからは快速マスターと黒本をひたすらまわし、会場にはその2冊を持っていきました。ほんとは1冊にすべきなのですが、どうにもこの2冊、帯に短し襷に長しでふたつあわせてちょうどいい、でしたから。
さて、国試2週間前。
会場である西巣鴨の大正大学を下見にいきました。
その日はちょうど医師国家試験の日で、大正大学もその会場となっていて、中には入ることができませんでした。
国試前日。
大正大学まで歩いて20分で行ける大塚駅前のホテルベルクラシック東京に泊まりました。
私は都内に住んでいるのでその必要はないのですが、当日なにがあるかわかりません。
2月下旬なので大雪がふるかもしれない。鉄道が事故で止まるかもしれない。
こういうリスクはできるだけ排除すべきなのです。
絶対合格する自信はありましたが、ここまで3年かかっているのですから、万全の対策をとる。
できることはすべてする。これが大事です。
大塚駅周辺にはビジネスホテルがけっこうあります。
東横インが2軒あるし、この春にスーパーホテルもできるはずです。
大塚のホテルにとまって歩いて会場に行く。
おすすめです。
リスク排除にもうひとつ。
ここまでやるのは私くらいだと思いますが、トイレ対策です。
国試は緊張します。
特に教室に入って試験官からの注意事項を聞いたあと、試験開始までの数十分がものすごく緊張するのですよ。
私は緊張するとトイレに行きたくなります。
そのときにあわてないように、私は大人用紙おむつをしていきました。
これは司法試験を受験しているときに編み出した「技」です。
司法試験の択一は午後1時30分から5時までですが、1時に着席して試験官の説明が始まります。
でもそれは10分しないで終わる。そこからの20分が長い。
ものすごく緊張する。
でも司法試験はその時間帯、教室の外に出られません。トイレに行くことも許されません。
で、どうしたか。
大人用紙おむつです。
また司法試験は3時間30分、ぶっつづけで、しかも時間が足りなくなる試験です。
途中でトイレにたつ時間も惜しい。
でも紙おむつしていればそのままおしっこしてしまえばいいんですね。
鍼灸学校の授業の中で紙おむつを使ってみる、という課題がありましたが、私はすでに体験済みでした。
さて、結論からいうと鍼灸師の国試は試験官の説明のあと、トイレに行くことが許されていました。
緩い試験ですね。だから紙おむつの必要性はあまりありません。
でも当日なにがおきるかわかりません。
3人がけの真ん中の席だったら、トイレのための他の受験生の協力をもらわないといけません。
緊張して下痢するかもしれません。
備えあれば憂いなし、です。
私はそこまでしました。
なんとしても合格したいからです。
やることは全部やりました。
つまるところ、どこまで本気で合格したいか。
その意思にかかっています。
さて、このブログもこれで投稿は原則おしまいです。
3年生でもまだ4月なのでぜんぜん危機感もないでしょう。
2年生や1年生ではなんのことか、さっぱりわからないかもしれません。
でもいかに早くこの基本に気づいて実行するか、で合格の確実性が違います。
今年の秋以降になって、このブログを読み始める、あるいは読み返してみる。
それでもまだ間に合います。
年があけてあと2ヶ月になっても模試の成績が合格圏に届かないという場合でも、まだなんとかなります。
このブログがこれから国試を受験する皆さんのお役に立つことを願っています。
いままで述べた大事なところをまとめます。
試験の本質は、身に付いた基本的な知識を使って、未知の問題を解決できるか、それを試すことにあります。
だから、まずやらなければならないのは基本的な知識を身に付けること。
身に付けるというのは、どんなにゆさぶられてもぶれないくらいに暗記する、ということ。
基本的な知識の範囲は、先人が残したものがたくさんあります。
おすすめは、情報量が少なくて(だからこそ考え抜かれている)、1冊にコンパクトにまとまっているもの。
快速マスターか黒本がおすすめです。
そこに書かれている事柄が基本的な知識の範囲です。
これを繰り返し、繰り返し、バカみたいに反復すること。
細切れの時間にさっと取り出してさっと暗記する。
暗記の時間を必ずとることが重要です。
勉強というとテキスト広げて、問題集ひろげて、読み込んだり、問題といたり、ノートをつくったりすることだと思っている方々がたくさんいますが、それももちろん重要なのですが、もっと重要なのは暗記の時間をそれらとは別にとることです。
暗記という頭脳労働と、理解や問題を解くチカラとは別のもの。
だから、一日10分でもいいので、暗記の時間をきちんととってください。
そして、問題を解く能力を磨くこと。
その最高の材料は過去問です。
過去問を暗記の材料にしないこと。すべての肢を暗記するなどということをしてはいけません。
国試の問題はあたりまえですが、すべて新作問題です。
知らない問題、初めてみる問題ばかり。
それをどう解くのか。
これが試験の本質です。
そして、試験の問題の難易度はすべて同じではありません。
正答率60%以上のAランク
40%から60%未満のBランク
40%未満のCランク。
Aランクの問題を絶対落としてはいけません。
必ずとる。
Cランクの問題はみんなできないので、時間をかけない。原則10秒以内に見極める。
そのあまった時間をBランクの問題に投入して、じっくり考えて半分以上とる。
Aランクの問題でミスをしてもBランクの問題を半分以上とっていれば絶対に60%以上の得点はとれます。
どれがAランクで、どれがBランク、Cランクなのかの見極めは、基本的知識が身に付いていれば自然と判断できます。
そして、過去問や模試、実力テストなどは基本的知識を使ってどう解くかのトレーニングに使うこと。
重要なのはその問題の正答率。
60%以上の正答率の問題で間違えたら、そのテーマを徹底的につぶす。
つぶすというのは快速マスターや黒本に書いている事項を暗記する、ということ。
正答率40%以下の問題で間違えたら、それはあとまわし。
正答率40%から60%未満の問題は、なにがあれば正解できたのかを考える。
基本的知識が足りないのか、解き方が間違ったのか。
問題をたくさん解く過程のなかで、これは知識として必要だと判断したものは、快速マスターや黒本に書いていく。
情報は一元化しないと使い物にならないからです。
国試当日にその一元化したものを持っていく。
1週間前はその一元化したものをくりかえす。
1ヶ月前もその一元化されたものをくりかえす。
原則、年が明けて国試まで2ヶ月の段階で、新しい知識をいれてはいけません。
直前になると、あ、これも知らない、あれも知らないと焦りだして知らない知識を補充しだすのですが、それをやっては受かりません。
知識の補充は年内までで終了すること。
年明け後は基本的知識をくりかえすだけ。
これが必勝パターンです。
過去問や模試、実力テストの使い方。
何度でも繰り返しますが、試験の本質は身に付いた基本を使って初めて見る問題をどう解決するのか、それを試すことにあります。
だから過去問、模試、実力テストもそのトレーニングとして使います。
とくに過去問は最高のトレーニング素材です。
第1回から20回まで、すべてそのトレーニングとしてやってください。
決して暗記の素材として使わないこと。
問題と答えを覚えてしまってはトレーニングになりません。
模試やその他の試験も同じです。
そしてそのときに重要になるのが各問題の正答率です。
正答率が65%以上ある問題で間違えたら、そのテーマを徹底的につぶします。
つぶす、というのはそのテーマについて、黒本や快速マスターに書いてあることを完全に暗記する、ということです。
黒本や快速マスターに書いていないことは後回しです。
この正答率65%以上の問題(Aランクの問題)は間違えなかったとしてもあやふやなところがあればつぶします。
正答率40%以上、65%未満の問題で間違えた場合は、これもそのテーマについて黒本や快速マスターで確認します。
そこに書いてあるのであれば、つぶす。
書いていない情報は、あとまわし。覚えなくていいです。
正答率40%未満の問題で間違えたら、これは放置していてもかまいません。
皆できない問題はできなくても致命傷になりませんから。
このようにメリハリをつけて、暗記するところを絞って暗記してください。
この正答率の重要性を学校はよくわかっていないようです。
私が通っていた学校では実力テストの結果をレーダーチャートで表示するだけでした。
レーダーチャートというのは各科目ごとに平均点を結んだ多角形の線と自分の得点を結んだ多角形の線が表示されるものです。
で、これを出してきて、自分の弱い科目を復習してください、って言うだけ。
これじゃ、次のアクションをどうすればいいのかがわからない。
だから結局復習しないで終わる。
そうじゃないんですよ。
必要なのは180問すべて、1問ごとの正答率。
それさえあれば、復習できる。
たとえ母数が30程度だとしてもそれで十分。
すくなくとも、今年の国試が終わったその足で全員学校に戻り、自分の答案を再現して学校に提出しているのですから、過去問については正答率データを持っています。
それを実力テストや模試にまったく使わないのですから、愚の極みでしょう。
私が今まで述べてきた試験の本質や勉強方法は、私のオリジナルではありません。
合格率が一桁台の難関試験の受験業界では常識になっていることばかりです。
みんな知ってるし、やっていること。
ではどうして鍼灸学校とその学生の間では常識になっていないのか。
それは鍼灸学校に関わる講師のなかに、難関試験を突破した経験のある方がいない、ということでしょう。
講師のほとんどは、あん摩マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師。そして医師、歯科医師、その他医療関連資格をお持ちの方々です。
ではそれらの資格の国試合格率はどのくらいか。
あま師 84%
鍼師 72%
灸師 70%
柔整 77%
看護士 90%
理学療法師 82%
作業療法士 80%
歯科医師 90%
医師 90%
介護福祉士 63%
看護士 90%
すべて、ほとんどの人が合格する試験です。
だから、試験の本質も、勉強の仕方も、ノウハウを持っていないのです。
だから、学生は3年間漫然と過ごして、結果合格できずに膨大な時間とコストを無駄にしてしまう。
もったいないですね。
そうならないように、あとは自分でやるしかありません。
何度でも繰り返しますが、試験の本質は身に付いた基本を使って初めて見る問題をどう解決するのか、それを試すことにあります。
だから過去問、模試、実力テストもそのトレーニングとして使います。
とくに過去問は最高のトレーニング素材です。
第1回から20回まで、すべてそのトレーニングとしてやってください。
決して暗記の素材として使わないこと。
問題と答えを覚えてしまってはトレーニングになりません。
模試やその他の試験も同じです。
そしてそのときに重要になるのが各問題の正答率です。
正答率が65%以上ある問題で間違えたら、そのテーマを徹底的につぶします。
つぶす、というのはそのテーマについて、黒本や快速マスターに書いてあることを完全に暗記する、ということです。
黒本や快速マスターに書いていないことは後回しです。
この正答率65%以上の問題(Aランクの問題)は間違えなかったとしてもあやふやなところがあればつぶします。
正答率40%以上、65%未満の問題で間違えた場合は、これもそのテーマについて黒本や快速マスターで確認します。
そこに書いてあるのであれば、つぶす。
書いていない情報は、あとまわし。覚えなくていいです。
正答率40%未満の問題で間違えたら、これは放置していてもかまいません。
皆できない問題はできなくても致命傷になりませんから。
このようにメリハリをつけて、暗記するところを絞って暗記してください。
この正答率の重要性を学校はよくわかっていないようです。
私が通っていた学校では実力テストの結果をレーダーチャートで表示するだけでした。
レーダーチャートというのは各科目ごとに平均点を結んだ多角形の線と自分の得点を結んだ多角形の線が表示されるものです。
で、これを出してきて、自分の弱い科目を復習してください、って言うだけ。
これじゃ、次のアクションをどうすればいいのかがわからない。
だから結局復習しないで終わる。
そうじゃないんですよ。
必要なのは180問すべて、1問ごとの正答率。
それさえあれば、復習できる。
たとえ母数が30程度だとしてもそれで十分。
すくなくとも、今年の国試が終わったその足で全員学校に戻り、自分の答案を再現して学校に提出しているのですから、過去問については正答率データを持っています。
それを実力テストや模試にまったく使わないのですから、愚の極みでしょう。
私が今まで述べてきた試験の本質や勉強方法は、私のオリジナルではありません。
合格率が一桁台の難関試験の受験業界では常識になっていることばかりです。
みんな知ってるし、やっていること。
ではどうして鍼灸学校とその学生の間では常識になっていないのか。
それは鍼灸学校に関わる講師のなかに、難関試験を突破した経験のある方がいない、ということでしょう。
講師のほとんどは、あん摩マッサージ師、鍼灸師、柔道整復師。そして医師、歯科医師、その他医療関連資格をお持ちの方々です。
ではそれらの資格の国試合格率はどのくらいか。
あま師 84%
鍼師 72%
灸師 70%
柔整 77%
看護士 90%
理学療法師 82%
作業療法士 80%
歯科医師 90%
医師 90%
介護福祉士 63%
看護士 90%
すべて、ほとんどの人が合格する試験です。
だから、試験の本質も、勉強の仕方も、ノウハウを持っていないのです。
だから、学生は3年間漫然と過ごして、結果合格できずに膨大な時間とコストを無駄にしてしまう。
もったいないですね。
そうならないように、あとは自分でやるしかありません。
次、17ページは事例問題の連続問題。
次の文で示す症例について問題135、問題136の問に答えよ。
「18歳の男子学生。小学生の頃からバスケットボールを10年間続けている。1年前から腰痛がある。下肢症状はないが、L4、L5の刺突起間に階段状変形を認める」
問題135
最も考えられる疾患はどれか。
1、腰部脊柱管狭窄症
2、腰椎分離すべり症
3、梨状筋症候群
4、腰椎椎間板ヘルニア
問題136
罹患部に対する局所治療穴として最も適切な経穴はどれか。
1、厥陰愉
2、腎愉
3、大腸愉
4、膀胱愉
問題135。
階段状変形がある、すなわち分離すべり症。
よって肢2を選ぶ。
これが正解。
問題136。
L4、L5なんだからその位置にある経穴だろ。それは大腸愉。
肢3を選ぶ。
これも正解。
でもこのすべり症と階段状変形って他の問題にもなかったか?
って、これに現場で気づいていない。
いかに余裕がなかったか、がわかりますね。
これに気づいてればもう一度見直しして、さらに1点上乗せできたのに。
右ページ。これも事例問題。
次の文で示す症例について問題137、問題138の問に答えよ。
「20歳の男性。社会人野球選手。連日バッティング練習を続けていたところ、グリップエンドが当たる左手根部に強い痛みを感じ、手に力が入りにくくなった。エックス線検査で骨折が認められた。現在、小指にしびれが残っている」
問題137
骨折しているのはどれか。
1、舟状骨
2、月状骨
3、大菱形骨
4、有鈎骨
問題138
罹患神経に直接刺激を与えるのに最も適切な経穴はどれか。
1、尺沢
2、曲沢
3、小海
4、天井
問題137。
なんだこれ、解剖学の問題じゃん。
手根骨で一番小指側にあるのを選べばいいんでしょ、きっと。
なので肢4を選ぶ。
これが正解。
問題138。
手の内側がイカれたんだから、尺骨神経だな。
肘の内側にあるのは小海。
よって肢3を選ぶ。
これが正解。
ひねりゼロですね。サービス問題と言っていい。
さて、最後。
19ページの事例問題。
次の文で示す症例について問題139、問題140の問に答えよ。
「38歳の女性。3年前に全身性硬化症と診断され、皮膚の硬化がみられる。レイノー現象の改善を目的に鍼治療を行うことになった」
問題139
鍼治療の効果を評価する方法として最も適切なのはどれか。
1、サーモグラフィ
2、単純エックス線
3、筋電図
4、脳波
問題140
レイノー現象の改善を目的とした局所への治療穴として適切なのはどれか。
1、血海
2、中渚
3、正営
4、建里
問題139。
レイノー現象ってことは冷たくなっちゃうんでしょ。ならば暖かくなったかどうかを調べればいい。
で、サーモグラフィを選ぶ。
正解も1。
問題140。
手が冷たいのに対して、局所なんだから手にある経穴だろ。
なので肢2を選ぶ。
これが正解。
これで問題はすべておしまい。
ここまでで前半とほぼ同じく、1時間15分くらいでした。
ゆっくり時間かけてマークシートを埋めていき、全部マークし終わったら今度は問題用紙の余白にマークシートのマークした番号を書き写していく。
時間に余裕があるのだから、かならずこれはやるべき。
前半とくらべてやっぱりやさしい問題がならんでたな、という印象でした。
これなら合格率は80%くらいかな、なんて思ってました。
終了時間までおとなしく座って、3時10分にすべて終了。
その後、学校にもどって模範解答待ちの間に、解答を再現したマークシートを学校に出して、模範解答で答え合わせ。
ちゃんとマークした番号を記入してあるのですぐ終わる。
このときの採点でも前半54点、後半61点。合計で115点。
なんだけどその時、54+61をなぜか105と計算して、105点です、って自己申告してました。
予想以上に疲弊していたんですね。
後半は61点/80点なので、正答率76.25%。
さて、160問すべて、私がどう解いたか、どこをどう間違えたかを披露しました。
こういう、現場の完全再現答案ってあるようでありません。
正解はこれ、その理由はこう、各肢はこれこれこういうこと。っていう知識が書いてある過去問はたくさんあります。でもそれをやってしまうと過去問がすべて知識問題になってしまいます。
それよりも、現場で受けていた合格者が実際にどう考えて解いたのか、の方が役に立つ。
私はそう信じています。
次の文で示す症例について問題135、問題136の問に答えよ。
「18歳の男子学生。小学生の頃からバスケットボールを10年間続けている。1年前から腰痛がある。下肢症状はないが、L4、L5の刺突起間に階段状変形を認める」
問題135
最も考えられる疾患はどれか。
1、腰部脊柱管狭窄症
2、腰椎分離すべり症
3、梨状筋症候群
4、腰椎椎間板ヘルニア
問題136
罹患部に対する局所治療穴として最も適切な経穴はどれか。
1、厥陰愉
2、腎愉
3、大腸愉
4、膀胱愉
問題135。
階段状変形がある、すなわち分離すべり症。
よって肢2を選ぶ。
これが正解。
問題136。
L4、L5なんだからその位置にある経穴だろ。それは大腸愉。
肢3を選ぶ。
これも正解。
でもこのすべり症と階段状変形って他の問題にもなかったか?
って、これに現場で気づいていない。
いかに余裕がなかったか、がわかりますね。
これに気づいてればもう一度見直しして、さらに1点上乗せできたのに。
右ページ。これも事例問題。
次の文で示す症例について問題137、問題138の問に答えよ。
「20歳の男性。社会人野球選手。連日バッティング練習を続けていたところ、グリップエンドが当たる左手根部に強い痛みを感じ、手に力が入りにくくなった。エックス線検査で骨折が認められた。現在、小指にしびれが残っている」
問題137
骨折しているのはどれか。
1、舟状骨
2、月状骨
3、大菱形骨
4、有鈎骨
問題138
罹患神経に直接刺激を与えるのに最も適切な経穴はどれか。
1、尺沢
2、曲沢
3、小海
4、天井
問題137。
なんだこれ、解剖学の問題じゃん。
手根骨で一番小指側にあるのを選べばいいんでしょ、きっと。
なので肢4を選ぶ。
これが正解。
問題138。
手の内側がイカれたんだから、尺骨神経だな。
肘の内側にあるのは小海。
よって肢3を選ぶ。
これが正解。
ひねりゼロですね。サービス問題と言っていい。
さて、最後。
19ページの事例問題。
次の文で示す症例について問題139、問題140の問に答えよ。
「38歳の女性。3年前に全身性硬化症と診断され、皮膚の硬化がみられる。レイノー現象の改善を目的に鍼治療を行うことになった」
問題139
鍼治療の効果を評価する方法として最も適切なのはどれか。
1、サーモグラフィ
2、単純エックス線
3、筋電図
4、脳波
問題140
レイノー現象の改善を目的とした局所への治療穴として適切なのはどれか。
1、血海
2、中渚
3、正営
4、建里
問題139。
レイノー現象ってことは冷たくなっちゃうんでしょ。ならば暖かくなったかどうかを調べればいい。
で、サーモグラフィを選ぶ。
正解も1。
問題140。
手が冷たいのに対して、局所なんだから手にある経穴だろ。
なので肢2を選ぶ。
これが正解。
これで問題はすべておしまい。
ここまでで前半とほぼ同じく、1時間15分くらいでした。
ゆっくり時間かけてマークシートを埋めていき、全部マークし終わったら今度は問題用紙の余白にマークシートのマークした番号を書き写していく。
時間に余裕があるのだから、かならずこれはやるべき。
前半とくらべてやっぱりやさしい問題がならんでたな、という印象でした。
これなら合格率は80%くらいかな、なんて思ってました。
終了時間までおとなしく座って、3時10分にすべて終了。
その後、学校にもどって模範解答待ちの間に、解答を再現したマークシートを学校に出して、模範解答で答え合わせ。
ちゃんとマークした番号を記入してあるのですぐ終わる。
このときの採点でも前半54点、後半61点。合計で115点。
なんだけどその時、54+61をなぜか105と計算して、105点です、って自己申告してました。
予想以上に疲弊していたんですね。
後半は61点/80点なので、正答率76.25%。
さて、160問すべて、私がどう解いたか、どこをどう間違えたかを披露しました。
こういう、現場の完全再現答案ってあるようでありません。
正解はこれ、その理由はこう、各肢はこれこれこういうこと。っていう知識が書いてある過去問はたくさんあります。でもそれをやってしまうと過去問がすべて知識問題になってしまいます。
それよりも、現場で受けていた合格者が実際にどう考えて解いたのか、の方が役に立つ。
私はそう信じています。
さて残るは15ページから19ページまで。
15ページ。
問題130。
直刺で刺鍼する場合、気胸を起こす危険性が最も高い経穴はどれか。
1、曲垣
2、ジュ愉
3、定喘
4、魄戸
そりゃ魄戸だろ。
肢4を選ぶ。
正解も4。
問題131
次の文で示す患者に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
「21歳の女性。2ヶ月前から就職活動がうまくいかず、腹部膨満感がある。食後すぐに便意を催し、1日に5回以上の水様性の下痢が続く。病院での検査所見では異常はみられなかった」
1、迷走神経の機能抑制
2、大内蔵神経の機能抑制
3、内臓知覚神経の機能亢進
4、腸骨下腹神経の機能亢進
消化器系の機能が亢進しているのだから、消化器系を働かす副交感神経が高ぶって落ちないっていうこと。っつーことは迷走神経を抑制すればいい。
迷走神経が副交感神経だってことがわかっていれば解ける。
肢1を選ぶ。
正解も1。
問題132
スポーツ障害と罹患筋に対する経穴との組み合わせで適切なのはどれか。
1、足関節内がえし捻挫 三陰交
2、ジャンパー膝 足三里
3、アキレス腱炎 懸鐘
4、シンスプリント 漏谷
内返しなんだから足の外側を治療すべき、1はない。
ジャンパー膝は膝の真下とその上が治療点だから2もない。
アキレス腱と懸鐘は位置がずれてる。
シンスプリントはたしか脛の内側の痛み、漏谷なら場所はあっている。
よって肢4を選ぶ。
正解も4。
問題133
次の文で示す患者の病態に対し、施術対象となる罹患神経根として最も適切なのはどれか。
「45歳の男性。荷物の運搬作業中に急に腰に激痛が走り、右下腿の前側から足背にしびれが出てきた。右足関節背屈時の筋力低下と足背に知覚鈍魔がみられる。膝蓋腱反射とアキレス腱反射は正常」
1、L3神経根
2、L4神経根
3、L5神経根
4、S1神経根
これも実技や授業でまたかよっていうくらいやった基本的なところ。
でも私はここ、甘いです。
西洋医学的な治療をする気がまったくなかったから。
この問題、柔整持ってる受験生はぜったい間違えません。
私は記憶があいまいなので、肢2を選んでます。
正解は3。
ここは基本中の基本です。
落としては行けません。
自分の主義に反しても基本事項は確実におさえること。
基本的知識の部分をあいまいなままにしておくとこういうことになるという典型。
問題134
下腿の慢性コンパートメント障害で障害部位と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。
1、前方コンパートメント 外丘
2、外側コンパートメント 豊隆
3、浅後方コンパートメント 漏谷
4、深後方コンパートメント 三陰交
げ、コンパートメント症候群と治療穴は押さえてないぞ。
前方と外丘は場所が合ってない、あとは全部場所はあってるような気がする。
うーん、外側と豊隆が一番近そうだな。
肢2を選ぶ。
正解は肢4。
へぇ、そうですか。
15ページ。
問題130。
直刺で刺鍼する場合、気胸を起こす危険性が最も高い経穴はどれか。
1、曲垣
2、ジュ愉
3、定喘
4、魄戸
そりゃ魄戸だろ。
肢4を選ぶ。
正解も4。
問題131
次の文で示す患者に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
「21歳の女性。2ヶ月前から就職活動がうまくいかず、腹部膨満感がある。食後すぐに便意を催し、1日に5回以上の水様性の下痢が続く。病院での検査所見では異常はみられなかった」
1、迷走神経の機能抑制
2、大内蔵神経の機能抑制
3、内臓知覚神経の機能亢進
4、腸骨下腹神経の機能亢進
消化器系の機能が亢進しているのだから、消化器系を働かす副交感神経が高ぶって落ちないっていうこと。っつーことは迷走神経を抑制すればいい。
迷走神経が副交感神経だってことがわかっていれば解ける。
肢1を選ぶ。
正解も1。
問題132
スポーツ障害と罹患筋に対する経穴との組み合わせで適切なのはどれか。
1、足関節内がえし捻挫 三陰交
2、ジャンパー膝 足三里
3、アキレス腱炎 懸鐘
4、シンスプリント 漏谷
内返しなんだから足の外側を治療すべき、1はない。
ジャンパー膝は膝の真下とその上が治療点だから2もない。
アキレス腱と懸鐘は位置がずれてる。
シンスプリントはたしか脛の内側の痛み、漏谷なら場所はあっている。
よって肢4を選ぶ。
正解も4。
問題133
次の文で示す患者の病態に対し、施術対象となる罹患神経根として最も適切なのはどれか。
「45歳の男性。荷物の運搬作業中に急に腰に激痛が走り、右下腿の前側から足背にしびれが出てきた。右足関節背屈時の筋力低下と足背に知覚鈍魔がみられる。膝蓋腱反射とアキレス腱反射は正常」
1、L3神経根
2、L4神経根
3、L5神経根
4、S1神経根
これも実技や授業でまたかよっていうくらいやった基本的なところ。
でも私はここ、甘いです。
西洋医学的な治療をする気がまったくなかったから。
この問題、柔整持ってる受験生はぜったい間違えません。
私は記憶があいまいなので、肢2を選んでます。
正解は3。
ここは基本中の基本です。
落としては行けません。
自分の主義に反しても基本事項は確実におさえること。
基本的知識の部分をあいまいなままにしておくとこういうことになるという典型。
問題134
下腿の慢性コンパートメント障害で障害部位と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。
1、前方コンパートメント 外丘
2、外側コンパートメント 豊隆
3、浅後方コンパートメント 漏谷
4、深後方コンパートメント 三陰交
げ、コンパートメント症候群と治療穴は押さえてないぞ。
前方と外丘は場所が合ってない、あとは全部場所はあってるような気がする。
うーん、外側と豊隆が一番近そうだな。
肢2を選ぶ。
正解は肢4。
へぇ、そうですか。
さ、残りを一挙に片付けよう。
11ページと12ページの見開き。
残り少ないのでここはアタマからやってみる。
問題114
督愉と同じ高さにあるのはどれか。
1、カク愉
2、膏膏
3、イキ
4、魂門
国試得意の横並び。6霊督イなので肢3。
正解も3。
問題115
手関節掌側横紋の上方3寸にある経穴はどれか
1、偏歴
2、間使
3、会宗
4、支溝
そりゃ間使でしょ。肢2を選ぶ。
基本知識そのままのサービス問題。
正解も2。
問題116
脾経の合水穴の取穴部位はどれか。
1、肘前内側、上腕骨内側上顆の前縁、肘窩横紋と同じ高さ
2、膝内側、半腱・半膜様筋内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端。
3、下腿内側、頸骨内側顆下縁と頸骨内縁が接する陥凹部
4、膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上。
脾経の合水穴は陰陵泉、よって肢3。
これも基本知識そのままのサービス問題。
正解も3。
問題117
八会穴のうち取穴部位が最も高い位置にあるのはどれか。
1、血会
2、髄会
3、気会
4、骨会
これもまず相当する経穴を書き出す。
そうすると一番上は大抒。
肢4を選ぶ。
正解も4。
問題118
中風七穴と脚気八処の穴に共通する経穴はどれか。
1、百会
2、曲池
3、足三里
4、上巨虚
はい、これは本番1週間前に必死に覚えたところです。
ばっちり。まず書き出す。
肢3を選ぶ。
正解も3。
この中風七穴と脚気八処の穴、絶対出ます。
国試直前でかまわないので確実にしてください。
右、12ページ。
問題119
次の文で示す患者の病証に対する治療で、改善が期待されるのはどれか。
「32歳の女性。主訴は肩こり。触診では肋骨弓下縁に張りがあり、指を入れると痛む。また、イライラしやすく、月経不順もみられる。脈は弦。舌質は暗紅」
1、統血作用
2、疎泄作用
3、宣発作用
4、蔵精作用
病証に対する治療で、改善が期待されるのはどれかっていうのが一体なにを言っているのか不明だけれど、事例はこれでもかというくらい肝の病証ですね。
とすれば疎泄作用でしょ。
とってもわかりやすい基本的知識だけでたどり着けますね。
肢2を選ぶ。
正解も2。
問題120
次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「35歳の男性。夏バテしたためか、ここ数日食欲がない。空腹感や口渇感はあるが、実際に食べようとする時に食が進まない。腹痛や悪心はないが唇が乾燥している。舌質は紅、舌苔は少、脈は細数」
1、胃陰を補う
2、腎陰を補う
3、痰濁を除く
4、気滞を除く
バテているのだから、虚している。なので1か2だ。
空腹なのに食が進まないはなんだっけか。
唇とあるから色体表から脾だな。
てことは胃陰を補う、だ。
肢1を選ぶ。
正解も1。
問題121
命門火衰による陽萎に対し、経脈を考慮した施術を行う場合、最も適切なのはどれか。
1、督脈と肺経
2、心経と脾経
3、大腸経と胃経
4、腎経と任脈
命門火衰なのだから腎の問題。てことは肢4。
正解も4。
簡単ですね。
基本知識そのままです。
落としてはいけません。
このページの3問は、東洋医学概論の基本をきちんと覚えていれば大丈夫。
基本知識を使って、未知の問題を解決するという試験の本質そのままの問題です。
11ページと12ページの見開き。
残り少ないのでここはアタマからやってみる。
問題114
督愉と同じ高さにあるのはどれか。
1、カク愉
2、膏膏
3、イキ
4、魂門
国試得意の横並び。6霊督イなので肢3。
正解も3。
問題115
手関節掌側横紋の上方3寸にある経穴はどれか
1、偏歴
2、間使
3、会宗
4、支溝
そりゃ間使でしょ。肢2を選ぶ。
基本知識そのままのサービス問題。
正解も2。
問題116
脾経の合水穴の取穴部位はどれか。
1、肘前内側、上腕骨内側上顆の前縁、肘窩横紋と同じ高さ
2、膝内側、半腱・半膜様筋内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端。
3、下腿内側、頸骨内側顆下縁と頸骨内縁が接する陥凹部
4、膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上。
脾経の合水穴は陰陵泉、よって肢3。
これも基本知識そのままのサービス問題。
正解も3。
問題117
八会穴のうち取穴部位が最も高い位置にあるのはどれか。
1、血会
2、髄会
3、気会
4、骨会
これもまず相当する経穴を書き出す。
そうすると一番上は大抒。
肢4を選ぶ。
正解も4。
問題118
中風七穴と脚気八処の穴に共通する経穴はどれか。
1、百会
2、曲池
3、足三里
4、上巨虚
はい、これは本番1週間前に必死に覚えたところです。
ばっちり。まず書き出す。
肢3を選ぶ。
正解も3。
この中風七穴と脚気八処の穴、絶対出ます。
国試直前でかまわないので確実にしてください。
右、12ページ。
問題119
次の文で示す患者の病証に対する治療で、改善が期待されるのはどれか。
「32歳の女性。主訴は肩こり。触診では肋骨弓下縁に張りがあり、指を入れると痛む。また、イライラしやすく、月経不順もみられる。脈は弦。舌質は暗紅」
1、統血作用
2、疎泄作用
3、宣発作用
4、蔵精作用
病証に対する治療で、改善が期待されるのはどれかっていうのが一体なにを言っているのか不明だけれど、事例はこれでもかというくらい肝の病証ですね。
とすれば疎泄作用でしょ。
とってもわかりやすい基本的知識だけでたどり着けますね。
肢2を選ぶ。
正解も2。
問題120
次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「35歳の男性。夏バテしたためか、ここ数日食欲がない。空腹感や口渇感はあるが、実際に食べようとする時に食が進まない。腹痛や悪心はないが唇が乾燥している。舌質は紅、舌苔は少、脈は細数」
1、胃陰を補う
2、腎陰を補う
3、痰濁を除く
4、気滞を除く
バテているのだから、虚している。なので1か2だ。
空腹なのに食が進まないはなんだっけか。
唇とあるから色体表から脾だな。
てことは胃陰を補う、だ。
肢1を選ぶ。
正解も1。
問題121
命門火衰による陽萎に対し、経脈を考慮した施術を行う場合、最も適切なのはどれか。
1、督脈と肺経
2、心経と脾経
3、大腸経と胃経
4、腎経と任脈
命門火衰なのだから腎の問題。てことは肢4。
正解も4。
簡単ですね。
基本知識そのままです。
落としてはいけません。
このページの3問は、東洋医学概論の基本をきちんと覚えていれば大丈夫。
基本知識を使って、未知の問題を解決するという試験の本質そのままの問題です。
一番最初の見開きをやってみる。
2ページの下から。
問題88
深部組織への温熱効果が最も高い物理療法はどれか。
1、低周波療法
2、超音波療法
3、紫外線療法
4、赤外線療法
そりゃ低周波でしょ。実技でもどこの治療院でも使ってる。
肢1を選ぶ。
正解は2
でした。
へぇそうなの。
超音波療法ってどういうのだろ?
でもこういう器具使って治療するんなら、鍼灸師なんていらないじゃん。
問題87
嚥下機能障害に対するスクリーニングとして用いられる検査はどれか。
1、水飲みテスト
2、嚥下造影検査
3、血清CRP
4、胸部単純エックス線検査
これも知識としては全然知らない。
嚥下機能の障害だろ、じゃ、水飲ませてみればいいんじゃないの。
他の肢のような仰々しい検査いらないだろ
って自分の主義にしたがって肢1を選ぶ。
これが正解。
問題86
正常な6ヶ月児で可能な動作はどれか。
1、おもちゃをつかむ
2、ビー玉をつまむ
3、手放しで立つ
4、ひとり歩きをする
これはさ、子供を育てた経験があるかないかで難易度が全然違うでしょ。
これは出題者のミスっぽいなぁ。
で、私は子供を育てたことないので、よくわからないが、6ヶ月じゃ、おもちゃをつかむ程度しかできないんじゃないの。
で肢1を選ぶ。
正解も1。
左ページ。
問題84
身体障害者手帳の交付対象でないのはどれか。
1、腎臓機能障害
2、咀嚼、嚥下機能障害
3、平衡機能障害
4、高次脳機能障害
えーこれは身体的障害の分類をちゃんとおさえておけば解ける。
でも3と4はよく知らない。
聴覚障害に平衡機能障害も含まれているかどうか。
これが含まれないんじゃないか。
それで肢3を選ぶ。
正解は4。
とらわれすぎですね。
冷静に肢を比較すれば高次脳機能障害の方がはずれだってわかる。
思い込みがミスを招く。
問題83
難聴を初発症状とすることが多いのはどれか。
1、神経膠腫
2、髄膜腫
3、神経鞘腫
4、下垂体腺腫
これはたしか何年か前の過去問で、おなじようなことを聞かれていたはず。
あいまいな記憶だけど肢3だろう。
肢3を選ぶ。
正解も3
問題82
感染症について正しい記述はどれか。
1、大量の抗菌薬を投与しないと日和見感染が起こる
2、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は院内感染の原因になる
3、腸管病原性大腸菌で起こる感染症を菌交代症という
4、生命に対する危険度が最も高いのは5類感染症に分類される
まず4は違う。
3は知らない。
1は大量かどうかと日和見感染は関連性がないんじゃないか。
2は確信はもてないが、そうだったような気がする。
で肢2を選ぶ。
正解も2。
問題82
細菌性食中毒で正しい記述はどれか。
1、サルモネラ属は潜伏期が1週間である
2、腸炎ビブリオによる食中毒はボツリヌスより発症頻度が低い
3、ボツリヌス菌毒素は高温加熱によっても不活性化されない
4、腸管病原性大腸菌ではベロ毒素によって発症する
はぁ、こりゃ細かい。
確実に正誤を判断できる肢はひとつもないぞ。
たしかボツリヌスは熱でも死なないんじゃなかったか。
で肢3を選ぶ。
正解は4。
ぜんぜん知りません。
やっぱり一番最初の問題は、そう簡単ではないでしょ。
ここからやると出端をくじかれるので、アタマから解きだしてはいけません。
2ページの下から。
問題88
深部組織への温熱効果が最も高い物理療法はどれか。
1、低周波療法
2、超音波療法
3、紫外線療法
4、赤外線療法
そりゃ低周波でしょ。実技でもどこの治療院でも使ってる。
肢1を選ぶ。
正解は2
でした。
へぇそうなの。
超音波療法ってどういうのだろ?
でもこういう器具使って治療するんなら、鍼灸師なんていらないじゃん。
問題87
嚥下機能障害に対するスクリーニングとして用いられる検査はどれか。
1、水飲みテスト
2、嚥下造影検査
3、血清CRP
4、胸部単純エックス線検査
これも知識としては全然知らない。
嚥下機能の障害だろ、じゃ、水飲ませてみればいいんじゃないの。
他の肢のような仰々しい検査いらないだろ
って自分の主義にしたがって肢1を選ぶ。
これが正解。
問題86
正常な6ヶ月児で可能な動作はどれか。
1、おもちゃをつかむ
2、ビー玉をつまむ
3、手放しで立つ
4、ひとり歩きをする
これはさ、子供を育てた経験があるかないかで難易度が全然違うでしょ。
これは出題者のミスっぽいなぁ。
で、私は子供を育てたことないので、よくわからないが、6ヶ月じゃ、おもちゃをつかむ程度しかできないんじゃないの。
で肢1を選ぶ。
正解も1。
左ページ。
問題84
身体障害者手帳の交付対象でないのはどれか。
1、腎臓機能障害
2、咀嚼、嚥下機能障害
3、平衡機能障害
4、高次脳機能障害
えーこれは身体的障害の分類をちゃんとおさえておけば解ける。
でも3と4はよく知らない。
聴覚障害に平衡機能障害も含まれているかどうか。
これが含まれないんじゃないか。
それで肢3を選ぶ。
正解は4。
とらわれすぎですね。
冷静に肢を比較すれば高次脳機能障害の方がはずれだってわかる。
思い込みがミスを招く。
問題83
難聴を初発症状とすることが多いのはどれか。
1、神経膠腫
2、髄膜腫
3、神経鞘腫
4、下垂体腺腫
これはたしか何年か前の過去問で、おなじようなことを聞かれていたはず。
あいまいな記憶だけど肢3だろう。
肢3を選ぶ。
正解も3
問題82
感染症について正しい記述はどれか。
1、大量の抗菌薬を投与しないと日和見感染が起こる
2、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は院内感染の原因になる
3、腸管病原性大腸菌で起こる感染症を菌交代症という
4、生命に対する危険度が最も高いのは5類感染症に分類される
まず4は違う。
3は知らない。
1は大量かどうかと日和見感染は関連性がないんじゃないか。
2は確信はもてないが、そうだったような気がする。
で肢2を選ぶ。
正解も2。
問題82
細菌性食中毒で正しい記述はどれか。
1、サルモネラ属は潜伏期が1週間である
2、腸炎ビブリオによる食中毒はボツリヌスより発症頻度が低い
3、ボツリヌス菌毒素は高温加熱によっても不活性化されない
4、腸管病原性大腸菌ではベロ毒素によって発症する
はぁ、こりゃ細かい。
確実に正誤を判断できる肢はひとつもないぞ。
たしかボツリヌスは熱でも死なないんじゃなかったか。
で肢3を選ぶ。
正解は4。
ぜんぜん知りません。
やっぱり一番最初の問題は、そう簡単ではないでしょ。
ここからやると出端をくじかれるので、アタマから解きだしてはいけません。
その前の見開き、3ページ、4ページ。
4ページ下から、問題95
五志に含まれないのはどれか。
1、悲
2、恐
3、怒
4、喜
怒喜思憂恐だから肢1を選ぶ
正解も1。
ただし点字問題は2も正解。
そりゃそうですね。音では区別できない。
基本知識そのまんま、ですね。
サービス問題。
問題94
所見と病歴との組合せで正しいのはどれか。
1、穏痛 陰実証
2、潮熱 陽実証
3、盗汗 陰虚証
4、拒按 陽虚証
あれ、さっきの事例問題と同じだぞ。
陰虚すなわち盗汗。
他の肢はほんとんど読んでいない。
だって肢3で間違いなく正解だから。
肢3を選ぶ。
これが正解。
20の確実な知識。ほんと、これが重要。
問題93
津液について正しい記述はどれか。
1、津液は腎と膀胱で生成される
2、津液の代謝機構を三焦気化という
3、津液は経脈を通じて全身に流れる
4、津液が停滞する病理変化を津傷という
肢1は違う、3も違う、でも2も4も聞いたことないぞ。
三焦は津液などを巡らせる機能があったから、きっとこれだろ。
肢2を選ぶ。
正解も2。
へぇそうなの。
たぶんこれは正解率低いと思います。
問題92
五行色体で相剋関係にある組み合わせはどれか。
1、焦 ソウ
2、面 唇
3、憂 エツ
4、汗 涕
これもまず書き出す。
十分時間をかけて確実に書く。
それにしたがって4を選ぶ。
正解も4。
五行色体表も理屈なしでそのまま覚えるしかない。
これを覚えておかないと東洋医学系の科目がぜんぜんわからなくなります。
ほんと、理屈ぬきなのですよ。
バカみたいに覚えること。
暗記の時間をちゃんととる。
毎日、10分でいいから暗記だけに集中する。
隙間時間を使うために、いつも持ち歩けるツールを用意する。
それだけです。
このまま左ページをやる。
問題91
第6頸髄レベルの脊髄損傷患者の合併症とその対応との組合せで正しいのはどれか。
1、うつ熱 解熱剤投与
2、殿部褥ソウ プッシュアップ
3、尿路感染 間欠導尿
4、自律神経過反射 下肢挙上
これはそのまんまの知識は持ってないなぁ。
解熱剤投与とか下肢挙げてるとかはおそらくない。
でも2か3か。
導尿はできるだけしない方がいいんじゃなかったか。
なので肢2を選ぶ。
正解は3。
そう。知らないんだからしょうがない。
導尿の可否についてはちゃんと覚えておいた方がいい。
でも教材がないんだよね。
問題90
肩手症候群の症状で最も適切なのはどれか。
1、手指末端の壊死
2、肩関節亜脱臼
3、手掌のしびれ
4、手背の腫脹
壊死はない、亜脱臼も起こらない、腫脹ってことはないだろ。
なので肢3を選ぶ。
正解4。
はぁ、そうですか。
問題89
上肢の屈筋共同運動で正しい組合せはどれか。
1、肩甲帯 下制
2、肩関節 内旋
3、肘関節 屈曲
4、前腕 回内
上肢の屈筋共同運動ってなに?
知らない。
なにが一番自然だろう。そりゃ肘の屈曲だよね。
肢3を選ぶ。
これが正解。
ラッキー。
リハ医ってほんと謎の科目だなー。
テキストの内容と国試の問題がぜんぜんリンクしてないんだよね。
この科目の本質がどこにあるのかが不明。
だからこの科目をきちんと講義できる講師がいない。
ここは黒本や快速マスターにでている事柄を単純に暗記しておくしかない。
そしてそれが出たら確実に得点すること。それ以外のところはみんなとれない。
範囲を絞って確実にしておくこと。
その前の見開きに行く。5ページ、6ページ。
6ページも事例問題。
次の文で示す患者について、問題99、問題100の問に答えよ。
「45歳の男性。首や肩のこりが強く、寝汗をよくかき熟睡できない、便が硬く排便しづらい」
問題99
最も考えられる病症はどれか。
1、気虚証
2、血虚証
3、陽虚証
4、陰虚証
問題100
この患者の舌の所見と脈状との組合せで正しいのはどれか。
1、ハン舌 結脈
2、痩舌 滑脈
3、紅舌 細脈
4、淡舌 弦脈
まず問題99から。
寝汗、すなわち盗汗、すなわち陰虚。
肢4を選ぶ。
これが正解。
問題100。
陰虚、すなわち脈は細、数。
よって肢3を選ぶ。
これが正解。
この「陰虚、盗汗、脈細、数」はたまたま出そうだなという予感がして覚えていたところ。そのまんま出ました。
このフレーズは覚えておいた方がいいです。
左ページの下から。
問題98
一定の時刻に発熱する特徴をもつのはどれか。
1、壮熱
2、潮熱
3、但熱不寒
4、往来寒熱
あれ、どれだったっけ。ここは記憶があいまいだな。
一定の時刻だろ、そうすると潮熱があやしい。
潮の満ち引きは一定の時刻に起きるから。
んじゃ、これだ。
肢2を選ぶ。
正解も2。
問題97
次の文で示す経脈病症に用いる経穴について適切なのはどれか。
「舌の根元の痛み、腹部膨満感、下痢、全身倦怠感、下肢内側の痛み」
1、太渓
2、衝陽
3、太白
4、挟渓
消化器系の症状、倦怠感、そして下肢内側の痛みとくればそれは脾経。
脾経の経穴は太白。
よって肢3を選ぶ。
正解も3。
問題96
食滞について誤っている記述はどれか。
1、食を嫌う
2、呑酸がある
3、大便に酸臭がある
4、消渇が起こる
あれ、消渇ってなんだっけ?
食滞っつーことは食欲ないんじゃないの。
呑酸もありうそうだな。
でも大便に酸臭があるってどんな臭いだ?
これが怪しいだろ。
で肢3を選ぶ。
正解は肢4でした。
へぇ知らなかった。
これは黒本にも快速マスターにも出ていないので、たぶん正解率は低いと思います。
国試とは基本的な知識を使って未知の問題を解決する能力を試すもの。
ということはまず基本的な知識を身につけなければなりません。
では基本とは何か。
それはすでに先人が示してくれています。
それが国試黒本や快速マスター。
他にも受験用の参考書はいろいろあるのですが、情報の一元化とつねに持ち歩くという観点からは、この2冊に絞られます。
「これは使えるシリーズ」や、「コンパクトスタディ」などもありますが、これらは科目ごとに分かれていて、1册になっていないので使えません。
科目をまたいであれはどうだったっけ?というのが普段の勉強で起きてくる疑問。
そのときに分冊だと確認することができないからです。
また学校では医道の日本がだしている要点整理ものをお勧めしていましたが、最悪です。
重すぎる、情報が多すぎる、分冊になっている、という点で論外です。
まったくなにを考えてこれ作ったの?という気がしてしょうがない。
これ1冊ですべての科目が入っていて、しかも情報が少ない。
という点から言うとベストは快速マスターですね。
私は2年の春からこれを毎日持ち歩き、毎日使い、ぼろぼろになり、国試当日に持っていったのは3冊目のそれ、でした。
ただし、この本、誤植だらけです。
ちゃんと文字校正してないんですね。
だけど読み込んでいればどこが誤植かはすぐにわかります。
黒本はその情報の網羅性が高い。
だから受験会場でも60%以上の受験生がこれを使っていました。
だけど、2分冊になっていること、180度開かない製本で使いにくいこと、が気に入らなくて、下巻の後、東洋医学臨床論のところから以降のページだけを製本をばらして、そこだけ持ち歩いて使ってました。
経絡経穴はほぼこれで覚えたし、五行穴以下のお約束の知識もこれで覚えました。
私は快速マスターをほぼマスターしてから、知識の補充と確認のために、また黒本を買い直し、3年の11月あたりから使い始めました。
ただね、本当のことを言うと、どっちも帯に短し襷に長し、でイマイチなんですね。
いっそのこと自分で作ってやろう、って在学中からずっと思っていました。
これ一冊ですべてOK、解剖学の図や、経絡経穴の図も入っていて、余白がひろくて、書き込みできるもの。
構想はできているので、いつか日の目をみるときがくるかもしれません。
ということで、基本的な知識は快速マスターや黒本を使って、暗記するしかありません。
学者や試験委員や学校の講師がイヤがる、否定するのは「丸暗記」です。
私が言っている暗記は「丸暗記」ではありません。
丸暗記というのは、国試をすべて暗記にたより、知っていれば正解できるが知らなきゃお手上げ、という状態を作り出す勉強に対する「構え」のこと。
それは国試とは何か、という考え方自体の間違いです。
学者や試験委員や学校の講師がダメだしするのはこういう構えに対してのこと。
私が言う暗記はそうではなくて、現場で考えて問題を解決するためのツールとして、基本的な情報を暗記しなさい、ということ。
基本的な事柄は暗記しなければツールになりません。
さて、国試を突破するには3つの力がいります。
暗記力
問題を解く能力
そしてその前提となる理解する能力
暗記は範囲をしぼって基本的なことだけを完璧にする。
問題を解く能力は、過去問や模試、実力テストで養う。
そして理解する能力はテキストを読み込むこと。
だから、過去問は暗記に使っちゃダメなんです。
理解のためのテキストは神経生理学については大島先生のテキスト。
解剖学と生理学は柔整のテキスト。
あとの科目は読み込むに値するものが残念ながらありません。
これは各自で気に入ったものを探すしかない。
ちなみに私は他の科目についてはテキストの読み込みはしませんでした。
基本的な事項の暗記だけ。
それでも十分です。
ということはまず基本的な知識を身につけなければなりません。
では基本とは何か。
それはすでに先人が示してくれています。
それが国試黒本や快速マスター。
他にも受験用の参考書はいろいろあるのですが、情報の一元化とつねに持ち歩くという観点からは、この2冊に絞られます。
「これは使えるシリーズ」や、「コンパクトスタディ」などもありますが、これらは科目ごとに分かれていて、1册になっていないので使えません。
科目をまたいであれはどうだったっけ?というのが普段の勉強で起きてくる疑問。
そのときに分冊だと確認することができないからです。
また学校では医道の日本がだしている要点整理ものをお勧めしていましたが、最悪です。
重すぎる、情報が多すぎる、分冊になっている、という点で論外です。
まったくなにを考えてこれ作ったの?という気がしてしょうがない。
これ1冊ですべての科目が入っていて、しかも情報が少ない。
という点から言うとベストは快速マスターですね。
私は2年の春からこれを毎日持ち歩き、毎日使い、ぼろぼろになり、国試当日に持っていったのは3冊目のそれ、でした。
ただし、この本、誤植だらけです。
ちゃんと文字校正してないんですね。
だけど読み込んでいればどこが誤植かはすぐにわかります。
黒本はその情報の網羅性が高い。
だから受験会場でも60%以上の受験生がこれを使っていました。
だけど、2分冊になっていること、180度開かない製本で使いにくいこと、が気に入らなくて、下巻の後、東洋医学臨床論のところから以降のページだけを製本をばらして、そこだけ持ち歩いて使ってました。
経絡経穴はほぼこれで覚えたし、五行穴以下のお約束の知識もこれで覚えました。
私は快速マスターをほぼマスターしてから、知識の補充と確認のために、また黒本を買い直し、3年の11月あたりから使い始めました。
ただね、本当のことを言うと、どっちも帯に短し襷に長し、でイマイチなんですね。
いっそのこと自分で作ってやろう、って在学中からずっと思っていました。
これ一冊ですべてOK、解剖学の図や、経絡経穴の図も入っていて、余白がひろくて、書き込みできるもの。
構想はできているので、いつか日の目をみるときがくるかもしれません。
ということで、基本的な知識は快速マスターや黒本を使って、暗記するしかありません。
学者や試験委員や学校の講師がイヤがる、否定するのは「丸暗記」です。
私が言っている暗記は「丸暗記」ではありません。
丸暗記というのは、国試をすべて暗記にたより、知っていれば正解できるが知らなきゃお手上げ、という状態を作り出す勉強に対する「構え」のこと。
それは国試とは何か、という考え方自体の間違いです。
学者や試験委員や学校の講師がダメだしするのはこういう構えに対してのこと。
私が言う暗記はそうではなくて、現場で考えて問題を解決するためのツールとして、基本的な情報を暗記しなさい、ということ。
基本的な事柄は暗記しなければツールになりません。
さて、国試を突破するには3つの力がいります。
暗記力
問題を解く能力
そしてその前提となる理解する能力
暗記は範囲をしぼって基本的なことだけを完璧にする。
問題を解く能力は、過去問や模試、実力テストで養う。
そして理解する能力はテキストを読み込むこと。
だから、過去問は暗記に使っちゃダメなんです。
理解のためのテキストは神経生理学については大島先生のテキスト。
解剖学と生理学は柔整のテキスト。
あとの科目は読み込むに値するものが残念ながらありません。
これは各自で気に入ったものを探すしかない。
ちなみに私は他の科目についてはテキストの読み込みはしませんでした。
基本的な事項の暗記だけ。
それでも十分です。