元年第2回定例会 代表質問 その3 | 台東区議会議員・早川太郎のちょっとひと言

元年第2回定例会 代表質問 その3

前回の続きで・・・

最後は、ICT教育について。

で、要旨は、下記の通り。

 

「文部科学省の中央教育審議会において、「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策の中間まとめ」が、本年3月に公表された。

中間まとめでは、学校ICT環境が脆弱であり、地域間格差があることが危機的な状況とされていて。これまで高等教育機関等が教育研究用として利用してきた世界最速級の通信インフラを、希望するすべての初等中等教育で利用できる環境の整備を進めるとし。

今まで推進してきた「校務系システム」と「学習系システム」の通信経路を遮断していく方針を大きく転換。

クラウド活用の検討も記載されており、ICT教育についての方向性が大きく転換されようとしている。

 

台東区においては、ICT教育の推進に向けて。

小中全校に、電子黒板・実物投影機の配備、教員用タブレット型パソコンの配置、デジタル教科書の導入を行い。29年度には特別支援学級に。昨年度には、小中学校3校をモデル校として、児童生徒へタブレット型パソコンの整備を行っている。

 

昨年末に、モデル校である浅草小学校の視察に伺った。

ICTの活用能力向上だけでなく、プレゼンテーション能力向上にもつながり、アクティブラーニングにも適したツールであるとの認識も持った。

しかし、タブレットがフリーズしたり。

ペンが利用できなくなったり、と。

同時に複数の子どもたちに問題が起こった時の対応など、課題も認識。

導入当初のバックアップ体制の整備は必須。

 

他自治体では、一人一台キャリア付きのタブレットを配布している所もある。

台東区のモデル校では、無線LAN対応で3学級に1学級分の配備を行っているけど。

「習うより慣れろ」という言葉もある。

経費もかなり掛かることではあるが、それらも検討すべきではないか。

さらに、小学生でも扱えるプログラミングソフトのスクラッチが利用できないタブレットを導入してしまうという事例もある。環境整備にむけては、アンテナを充分高くして対応してほしい。

 

将来的にはICTを利用しない仕事はないとも言われていて。

学校教育でも鉛筆や消しゴムと同様、当たり前のように利用できることが必要となってくる。

一刻も早く、区としてICT教育推進のための方針を決め、環境整備を図っていかなくては。

2020年には、区内全校に児童生徒用タブレットの整備を進めていくものだと思っているけど。

ハード整備は、推進のためのスタートであり、その環境で子供たちが当たり前のようにICTを活用し学習すること、つまりは情報活用能力を育むことが重要。

 

今後のICT教育をどのように進めていくのか」と質問。

 

教育長より

社会の急速な情報化が進む中、変化の激しい社会を生き抜くために必要な情報活用能力の育成には、ICT教育の推進が重要であると考えている。

平成29年度に検討会を立ち上げ、ICT教育環境の整備について検討し、平成30年度からは区立小中学校三校をモデル校として指定し、現在も実践研究を進めている。

モデル校では、タブレットパソコンを教員が活用するとともに、子供たちもそれらを道具として使いこなすことで、主体的に考えたり、お互いに考え方を共有したりするなどして主体的・対話的な学びをしている。

教育委員会としては、こうした実践は、教員の指導力向上に関する知見を得る上で有効であるとともに、情報活用能力の育成に資するものであると考えている。

今後もモデル校における教育実践から得た知見に基づき、ICT教育環境の全校整備を見据えながら、その環境を効果的に活用できるよう、教員の指導力向上に力を注ぐことで、子供たちの情報活用能力の育成を図るICT教育の推進を目指していく」との答弁でした。