今日も着物の記事でなくてごめんなさい。
手術を決心するまでの気持ちを書いておきます。
変形性膝関節症の手術をすれば、正座ができなくなる。
お茶のお稽古が人生の楽しみの一つである私にとって、
「お茶と正座、どこで折り合いをつけるのか」
それは大きな問いでした。
実は、そのヒントは思いがけないところにありました。
やましたひでこさんの断捨離。
YouTubeをかなり熱心に観ながら学び、家の片付けに取り組む中で、
「これは、物だけの話ではないのだな」と気づいたのです。
片付けを進めるうちに、
自分の心の中の執着も、手放していかなくてはいけないのだと。
断捨離って、すごいんですよ。
ただ物を捨てることではないんですね。
窓の外を舞う雪を眺めながら、
ひとつひとつ手放していく作業は、
時に泣けてくることもあります。
そんな中で、心に残ったのが、
やましたひでこさんのおっしゃっていた
「自分が弔うんだ」という言葉でした。
最も泣けたものは
二人の息子と六人の孫の宮参りで
着せた産着。
よく見ると、お乳のシミがついています。
この産着には思い出の写真もあり、それぞれの記憶の中にも残っている。
この産着は、十分に役目を果たしてくれた。
そう思えたとき、
「私の手で弔ってあげよう」と決めました。
香を焚き、私なりの「ありがとう」を込めて、
ごみ袋に丁寧に納めました。
私が片付けておくことで、
息子たちの手をわずらわせずに済むのなら、それもまた、良きことなのだと思います。
正座も、着物も、食器も、
これまで学んだ事がらの資料も。
これからは、
本当に手元に残すものだけを大切にしていきたい。
手放す=諦めるではなく
手放す=選びなおす
人生の最後、もし施設に入所するとなれば
着物なんて一枚も持っていけないでしょうから、今のうちにしっかり楽しみたいと思うのです。
今日の写真の着物は嫁ぐ時、親が揃えてくれた一枚で、私のお気に入り。
これは手元に置いておく一枚です。
春を待つ寒さが厳しい今時期に
トルソーに着せて愛でています。

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【林栄美子プロフィール】

◆ 厚生労働大臣認定1級 着付け技能士
◆大手着付け教室にて正講師 資格取得
◆日本ラポール福祉協会
車椅子着付け会員
◆「大竹恵理子のプロのための着付け強化コース受講」
(TVのCMや雑誌などで活躍中の着物スタイリスト大竹先生のもと撮影の為の着付け技術を学ぶ)
◆2017年独立 キモノノキカタ開講
【指導歴7年、延べ1,800人以上のお客様の着付けと受講生さんに関わっております】
◆2023年 薫物屋香楽認定香司 資格取得
『キモノノキカタ』は山口県萩市にある着付け教室です。今までに、萩市・長門市・阿武町・美祢市・下関市・山口市・宇部市・山陽小野田市・島根県益田市からご参加頂いております。また、オンラインレッスンはアメリカ・福岡県・三重県・神奈川県・栃木県・岩手県の方にご参加いただいています。


