宇宙に行った人が発した想像を絶する一言とは?ありえない写真に昇天した | オプショナルツアーいっぱい ハワイ島マサシのネイチャースクール

「私が行った宇宙ステーションは遠いように聞こえますが、東京から大阪くらいまでの距離ですね(サラ)」

(東京都新宿区~大阪府大阪市/397.29Km)

 

こんなすごい言葉がサラサラサラサラッッと随所に散りばめられた講演会、あります?


 

 

ということで、 前編に引き続き、今回は後編ですドキドキ

 

東京大阪間……、宇宙は意外と近いよキラキラという話から、まずは宇宙という言葉についてベル音譜

 

前回、約2200年前の中国で爆誕した宇宙という言葉について書いたのですが、今回は英語でSpaceとUniverse、そしてCosmosの違いについて……星空

 

やはり、宇宙に行った人にしかその言葉の違いについて「?」と思う視点はないなと思って激しく慟哭したのですが、皆さま、分かりますか?

 

【Space】

こちらは地球から見た宇宙のこと。視点が地上として、それより上・先を指す

 

【Universe】

地球も宇宙もすべて含めた森羅万象を表す。神様視点

 

【Cosmos】

秩序を持っているという状態。元々ビッグバンから生じたすべての始まりが混沌であり、いろんな塵が集まって太陽ができて、人類が誕生し、秩序ができていくという状態のこと

 

ということで飛行機が飛んでる地上から10Kmのところから、10倍である100Kmから先を宇宙といい、そこからもっと上である400キロのところにある国際宇宙ステーションに山崎直子さんは滞在されました。

 

東京から大阪なので、近いっちゃ近いですね(距離的には……)。

(写真左はナイル川)

 

山崎さん自身が意外だと仰っていたのが、宇宙船を持っている国はアメリカ、ロシア、中国の3カ国ですが国際協力の枠組みの中で、すでに35カ国ほどから約550人の人類が宇宙に旅立っています。

 

なにもかも違う人たちが集まり、ひとつの宇宙船に寄せ合って超緊張状態の中で生活を共にするので、凡人が想像できる以上に過酷なことが多いはず(地球の縮図!)。

 

「訓練の9割は非常時のため」

前回はロシア・モスクワ郊外の冬季サバイバル訓練、黒海の水上サバイバル訓練についてお伝えしました。

 

これは地球に帰還する際、予定とは違う場所に不時着してしまった場合の3日間をひとりで生き抜く訓練だそうです……。

 

マイナス20度を下回る気温のなか、ソユーズ内にある斧などの非常キットでシェルターを作ったり、救援信号を出しながら生き延びるという……、わたしなら3日どころか、3分くらいで「オワタ……」となって四面楚歌の歌を歌い始めるであろう、このリアルサバイバル。

 

このような身体的に厳しい訓練から、精神鍛錬にもなりそうなこのアメリカ国内で行われた「野外リーダーシップ訓練」a.k.a. リアル宇宙兄弟。

 

「いわゆる極地、での訓練ですね(微笑)」

10人ほどのチームで過酷な夏と冬の登山やキャンプ、海上・海中訓練、10日間かけて20キロの荷物を背負い、転々と移動するなど、人間としての限界的自分が露呈しそうで怖すぎるヤーツです。

 

暑い、寒い、痛い、痒い、眠い、突然の尿意や腹痛、頭痛、お風呂に入りたい、あったかいフカフカのベッドで眠りたい、なんて、むき出しの欲望と宇宙という夢の狭間で悩みそうな……。

 

この訓練を経ることでティク・ナット・ハンか宇宙飛行士か、という究極人間完成系最終形態が爆誕キラキラという言葉が浮かんできます。

 

でも山崎さんはいいます。

 

これは宇宙に出るための完璧な人間を作る訓練ではない、と。宇宙飛行士という難関の選抜試験と身体検査を突破した人間でも、のんびりさんコーヒーもせっかちさん走る人も、インドア満、アウトドア祭、いろんなひとがいて、全員ひとりでは絶対になにもできないひとばかりです。

 

極限状態の極地にいるからこそ、みんなで助け合わないと生きていけないんです。

 

これには衝撃を受けました。

 

わたしのイメージのなかではキラキラキラキラ宇宙飛行士キラキラキラキラとして選ばれた人というのは、15分前行動のタイムマネージメント力は世界基準時計、そして厳格な行動規範に基づいた一糸乱れぬ集団行動走る人走る人走る人からの、博覧強記将棋の生き字引メモ、アメリカ議会図書館とアレクサンドリア図書館のすべての蔵書を暗記していて本、(息継ぎ)、ピーカン晴れの日晴れに風の匂いだけで18分後に大嵐が来るとか予測できる上に台風、2時間で家が建てられてドア122メートルくらい素潜りができてサメと格闘してもライオンとサシでも勝てるどころか友達ドキドキGFFラブラブになる人が宇宙飛行士になるものだとばかり思っていました。

 

でも、この野外訓練では“いかにひとりではなにもできないか”、“マイナス評価に対して打たれ強くなること”、そして“いままで培った自分なりの自信と経験を活かしつつ疑問視する”ということを、徹底的に知らしめられる訓練だということです。

 

山崎さんがいうには

 

「普段同じメンバーと訓練していると、知らず知らず、自分の立ち位置を自分でも、他者視点でも作ってしまいます。だからこそ毎日ひとりリーダーを決めて、誰もが必ずリーダーにならなければいけないのです。自分の役割に安住せず、自分の枠を決めず、自分自身の枠を拡げていくことの重要性に気づきますし、そのための訓練です」

 

確かに、自分の性格だと思っていることって疑うべき最大の要素です。仲間内での、お母さん立ち位置、頼れるアニキ、妹キャラ、絶対幹事、お会計ちゃんとまとめて割り勘計算してくれて泥酔したみんなをちゃんとタクシーに乗せて帰らす偉人、なにしても許される天真爛漫系姫キャラ(悪意)など……。

 

すべての立ち位置に立ってみて、リーダーシップを取り、きちんと最適解なヘルプをすべてのひとに求められるリーダー、リーダー気質でもフェローシップを培える人。立ち位置を変えて、視点の次元を転じられる人。

 

わたしも今度から、泥酔してクレジットカードを乱れ飛ばすんじゃなく、割り勘の計算をしてみんなのお会計でマイレージとかポイントがたまるように頑張ってみようと前向きな気分になります(最低レベル人間)。

 

だってWe are here!!!!!!!!

 

ここから銀河系に旅立つには、極限状態の環境に慣れつつ、不可能な事態に迅速かつ最大公約数的全結果対効果を瞬時に叩き出し、高次元の自己管理能力を養うという、やっぱり、凄すぎます……ロケットロケットロケット

 

と、こんな訓練を11年……。実際のところはこういった、自分自身の訓練は半分以下でそのほかはすべて地上でのサポート業務だそうです。

 

マザーアースを見る前にマザーテレサになれる気がします。

 

と、ここで! こんな訓練を開始する前に必ず宇宙飛行士としてやるべきことはなんだと思いますか?(すごいざっくり)

 

 

それは遺書を書くことだそうです。

 

山崎さんは訓練を開始した4年後の2003年、7人の犠牲者を出したコロンビア号空中分解事故を目撃します。それはコロンビア号が地球に帰還する際、大気圏に再突入したシャトルが空中分解するという、大変痛ましい事故でした。

 

目の前にいる山崎さんが訓練中にその一報を聞いたことを想像すると、とてつもなく鳥肌が立ちます。

 

身近にいつも夢と死が隣り合わせの宇宙飛行士は、究極人間完成系最終形態ではない生身の人間なわけで、家族も友達もいろんなものが一瞬にして吹き飛ぶ瞬間を、山崎さんは実際に目の当たりにしたわけです。わたし、それを想像するとちょびっと泣きました。

 

そしてこの訓練開始時に書いた遺書は、2回目に見直すときが最後です。それは宇宙に飛び立つとき。山崎さんは、この封が開けられないことを祈りながら、複雑な気持ちで最後の見直しを終えたそうです。

 

人間の凄み、というのはこういうところから顕れてくるんですね……。

 

そんな悲喜こもごもの訓練中、とってもとっても心暖まることがあったそうです。

 

それは2008年3月11日〜27日・スペースシャトルエンデバーに搭乗した土井隆雄宇宙飛行士の搭乗者支援宇宙飛行士として地上バックアップをしており、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が打ち上げ第1便としてデビューしたときでした。

 

エンデバーのなか、土井宇宙飛行士の個室に日本人宇宙飛行士の集合写真に加え、もう一枚の写真が貼ってあります。よく見てください!!!!!!

 

それがコチラ音符

ぎゃぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー素敵すぎる!!!!!!!!

めちゃくちゃ素敵じゃないですか!? ヤバイビックリマーク 素敵すぎてヤバくないですか!! 

 

土井宇宙飛行士を先輩にしたい宇宙飛行士、No. 1として広辞苑とかに顔写真つきで掲載して欲しいくらいデスよNeアップ

 

え。

 

 

 

みえないですか。

 

 

 

 

 

 

ですよねですよね。引っ張りすぎないのが、良ブログの条件ですよねニコ

 

ということで上差し

 

これをこうして、

 

ドゥゥゥゥゥゥゥゥン

#キャシー塚本

 

ちょっと見えた? これ限界、これ、ごめん。ドーンてお見せしたかったんですけどあせる

 

右下の地上、山崎さんの写真が、映画みたいでかっこよすぎますけど、この個室の2枚目の写真! 

 

なんと山崎直子さんの写真なんです。

 

地上スタッフとして、そして宇宙飛行士として、宇宙に飛び立つべく日々刻苦精錬している山崎直子宇宙飛行士を勇気づける、土井パイセンからのサプライズ! 他の人のバックアップをし続ける山崎さんに

 

「次は山崎さんだよ」

 

というメッセージ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

ほんと先輩になって欲しい宇宙飛行士No. 1すぎます。

 

ということで、

 

 

 

 

本題

(噺のマクラが長すぎるのが趣味)

 

そして!! 山崎直子宇宙飛行士は!! ついに!!2010年4月5日−4月20日に、国際宇宙ステーション組み立てミッション(19A)のためスペースシャトル・ディスカバリー(STS−131)に搭乗します。

 

 

STS-131……

…………

山崎さん、みぎはし〜! みぎはしにいる〜!

 

(「志村うしろ、うしろ~!」 のトーンで)

 

完全に船長!!!船長!!!

 

ぜんぶ持っってったーーーー船長ぜんぶ、もってったーーーーーーー!!!

 

全部持っていく船長!!!

 

 

船長(アレン・ポインデクスター)のブルース・ウィルス感を最大限最高上限有効活用している写真がほかにあったでしょうか、いやない(反語)

 

本当にスペースシャトルの船長にしたい宇宙飛行士、No. 1ですわ。ちなみに船長の名前をググると、一番最初の記事がかっこよすぎて痺れます。

 

このポスターはどのクルーも作っている様で、ほかにもこんな感じにしたり下差し

 

遊びゴコロって、本当にすばらしいですねクラッカー100点クラッカー

 

そうして打ち上げから、8分30秒で宇宙へキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラアップロケットアップキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

11年の訓練を経て、国際宇宙ステーションに到着した山崎さん。宇宙の一言感想が面白かったので、パラララッとご紹介しちゃいますひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

「無重力だとホコリが下に沈まないので、ホコリっぽくてクシャミばかりしていました」

 

「窓を開けて換気することができないので(真顔)、匂いがこもっているな、って」

 

「でも人の鼻は、1、2日で慣れちゃいますね笑」

 

「これは、テープ。小さなものでもバーコードをつけてリストにして管理します」

 

「これはハッピを着て、手巻き寿司パーティーをしたとき」

 

「無重力なので、立って寝ても普通に寝られるんですね」

これには、デコを打ちましたね。わたしも足がムクみやすいのですが、ムクみやすいひとは、宇宙で寝るといいみたいビックリマーク(グッドニュースドキドキ)               

 

グー

 

0Gという無重力のなかで日常のすべての一コマのエピソードが、膝打ち話で貴重すぎます目ひらめき電球

 

と、ここで、また!

 

これなんだと思います? 

ヒント:宇宙船のなかです。

(突然設定が変わって、カメラがキラキラモードになったのは無視してください)

 

これは山崎さんが水の玉に桜の花を入れて、宇宙での水中花を作った様子です。
宇宙ではこんなに水が丸くなって浮くんですね宝石赤キラキラサーチ

 

ほかにもまさに珠玉の写真が蔵出し大放出!

 

例えば……!

宇宙でどうやって体重を量るかご存知ですか?

 

これが!!!

無重力での宇宙空間で体重の量り方ロケット

NASAが開発したのが、バネで体重を量る【軌道上加速重量計測器(SLAMMD)】通称スラムドという装置。宇宙でもモノの重さが正確に量れるんですねベル

 

そして

あのガガーリンの「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた」という名言を生んだ、母なる地球の青さを湛えた地球の水分。


地球上にはどれくらいの淡水が存在すると思います?

(出典:https://earthobservatory.nasa.gov/images/87675/an-epic-eclipse

なんと!!!

これだけ!!!!!

 

これには会場からもオォォォォォと声が漏れていましたょ波波波

 

そしてこれが……ポーン

 

人類がまだ撮影することのできない写真ポーンポーンポーン

 

 

三日月、そして三日月の形をした地球、三日地球アップこの宇宙視点。“映え”の遥か彼方にある次元の違う三人称神視点。これはいいものをみた……、という感想しか湧いてこない凡庸さを凌駕する、なんもいえねぇ感。

 

そしてこれは日本のどこかを撮影した写真。

どこかわかりますか?下矢印下矢印下矢印

 

そう! ここは“晴れが多い県”を総なめの四国!

「都道府県別統計とランキングで見る県民性」の年間晴れ日数」気象庁 各種データ・資料」)

 

ご存知でした? 晴れの多い県、1位は香川県、2位は徳島県、同率で愛媛県、3位は高知県なんです、っていうのはどうでもよくて、

 

 

これは簡単流れ星流れ星流れ星

ブルガリのジュエリーみたいな豪華絢爛さ、関東地方です。こういった写真、どうやって撮影しているか想像つきますか?

 

地球の公転スピードは、秒速30キロです。

 

それに対してISS(国際宇宙ステーション)は秒速8キロ。これがどのくらい速いかというと、地球一周は90分、沖縄から北海道まで5分で通過してしまう速さです。

 

そのためISSのスピードに合わせて、8秒間の露出をしながらISSが動くスピードと真逆に撮影するそうです! すごい撮影テクニックアップそのおかげで、地球にいるわたしたちがこんなに美しい景色を見られるのです!!

 

最後に山崎さんは

 

「宇宙に行って帰ってきたとき、ふわっと風が吹いて緑と青が目に入ったんですね。地上に吹く風や植物の緑、海の青。地球上に存在するすべてのものが“当たり前じゃない”こと、ありふれた景色に有り難さを感じ、ものすごく感謝の気持ちが起こりました。宇宙に行く前は、宇宙って遠く果てしなくて手の届かない憧れですし、今もそうですが、地球のほうが特別なんじゃないか、なんて思ったんですね。当たり前の景色が、とっても貴重で唯一無二の存在。とっても不思議な気分でした」

 

これこそ、宇宙に行った人にしかいえない言葉という気がしました。宇宙を見てきて、宇宙に住んで、宇宙で感じて、地球に上陸した時の、風と緑と青。それがとても特別であること、宇宙に行ってきたら当たり前だと思っていたことは当たり前じゃなかった。

 

 弊社ガイドはたまに肉眼で国際宇宙ステーションが見えると、お客様に「中から宇宙飛行士のみなさんが、手を振ってくれているかもしれないですね〜」といったりしているようなのですが、山崎さんによると地球に向かって中から手を振ってくれているそうです。

 

弊社ガイド「今度から、宇宙飛行士の誰かが、手を振ってくれているんですよ〜て自信持って言えるわ」

 

いやー、人生でこれは、という瞬間があるとしたら、この山崎直子宇宙飛行士の講演会だと思いました。山崎さんのTwitterも、宇宙の情報が盛りだくさんでとても面白いのでチェックしてみてくださいねラブラブ