マウナロアの噴火のこと | 暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

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愛と勇気を大切にする非暴力コミュニケーション (NVC) と
共通するベースがあります。ハワイ島の自然の中で先人たちが
残したものを学び統合し伝えながら暮らしています。

みなさん、アロハ!

 

とてもとても久しぶりの投稿です!

 

マウナロアが噴火する可能性のことを

書こうと思っているうちに

噴火が始まりました。

 

<マウナケア山の麓のサービスエリアから
真っ青な空に流れる雲、そして噴火からの煙や

蒸気。マウナロアの壮大な風貌に似合っているなぁと

風で雲の形が変わるのを眺めながらお昼を食べました>

 

 

ライブ映像はこちらから

 

日本でもニュースなどで報道されていると

思いますが、火口で始まった噴火は

山の北東の山麓に新しいフィシャー

(大地に亀裂ができ溶岩が噴き出す)

を生み出しました。

 

 

島のあちこちから夜の空が赤く染まるのが

見えて、4年前のキーラウエア火山の

激しい噴火に続いての島の人々の暮らしに

インパクトが出る可能性がある噴火活動が

始まっています。

 

 

キーラウエアのハレマウマウ火口でも

そのまま火山活動は続いているので

今の時点では、同時に2つの噴火活動が

起こっています。

 

今の時点ではマウナロアの噴火の影響で

人々の生活に影響を及ぼしそうなのは

島の東西を結ぶ通称『サドルロード』に

溶岩が流れて通行できなくなること。

 

島をぐるっと回るルートはあるので

行き来はできるのですが、島のど真ん中を最短距離で

結ぶサドルロードに比べると時間がかかり

1レーンの区域も多いので渋滞しがちです。

 

リゾートが多い島の西側にこちら側から

通勤している人たちも多くて

サドルロードのスタート地点には

自分たちでライドシェアしている人たちの

乗用車がたくさん止めてあります。

 

<サドルロード沿いに開かれたヴューエリアからの映像。

この夜は雲が多くてぼんやりしか見えなかったけれども

静かで厳かな空気。そしてたくさんの車と人でした>

 

 

今朝のニュースで、溶岩が流れて通行止めに

なる可能性を受けてナショナル・ガード

(自衛隊のような災害時の支援活動をします)

も活動を開始することを知りました。

 

2014年にキーラウエアから流れ出した溶岩が

ここの近くパーホアに到達する可能性がありました。

みんなの祈りが届いたのかクリスマスごろに

スーパーの後ろ500メートルで溶岩が止まりました。

 

今回も、サドルロードギリギリのところで

溶岩が止まって道と並行に流れるとか

他のフィシャーが開いて、道から離れたところに

溶岩が流れるなどの展開になると良いなぁと

祈っています。


心からのアロハを込めて

けいこ