キラウエア火山のいま、避難所の暮らし | ハワイ島でヒーリング 〜プナの森の学校〜

ハワイ島でヒーリング 〜プナの森の学校〜

ハワイ島プナの森のリトリートハウス。
自然の中で自分と向き合う時間。ロミロミやエサレンなどの
マッサージやヒーリングを学んだり、島のパワー溢れるスポットで
じっくりと過ごすリトリートを提供しています。

みなさま、アロハ!

 

キラウエア火山の溶岩は、ここ数日で

カポホの海沿いの別荘地を溶岩台地に

戻し、湾を埋め尽くしています。

 

このことを書くには、もう少し

時間が必要なので(私にとってもとても

衝撃的で大きなことでした)

今日は避難所のことやそこでの暮らしの

ことを書いてみようと思いました。

 

<避難所で見かけた車。『レイラニ♡Kupono 24!』

レイラニよ24時間力強く立ちつづけて!>

 

避難所のあるパーホアは私たちの家から

車で10分ほど。

 

町の後ろの丘に体育館やプール、

野球場やフィールドがある

とても大きな敷地です。

 

いま、このパーホアと、パーホアと

ヒロの間のケアアウという町に

もう1つシェルターがあります。

 

多くの人がヒロに通勤や通学するのか、

ヒロに近いケアアウのシェルターは

定員に達しています。

 

が、パーホアの避難所はゆったりです。

 

 

私たちは、体育館の外のタープの下に

当初テントを立てました。

 

 

その後、体育館の中に移動して、何度かの

引っ越し(笑)を経て、いまの場所に

テントと借りているコットとを並べています。

その間にクマ(愛犬)が寝ています。

 

<定期的に床の大掃除があるため、テントも中身も

全部動かさないといけません。ある掃除の日>

 

このパーホアの街は溶岩が噴出している

レイラニという住宅地から

車でたったの10分ほどなのですが、

小学校から高校まで普段通り、

お店も通常通りに営業しています。

 

街、と言っても銀行、郵便局があり、

レストランとカフェが何軒かあり、

アイランド・ナチュラルズのパホア店がある

くらいなのですが、街の中を走る車は、

噴火前よりも増えていますし、

避難所からも丘をトコトコと降りれば

街なので、夜は人が多いくらいです。

 

<夜のパーホア。後ろは溶岩で染まる空>

 

先日、避難所での自主性のことを記事に

書きました。

 

その後も、「サルサのクラスをします!」と

若い女性がサルサクラスを始めてみたり、

避難している人たちがコミュニティという

感覚でお互いに関わり、生活を作れるようにと

コミュニティ・ビルディングのミーティング

を開いて、それぞれが興味のある分野で

積極的に提案や手助けをしたりと、

自主的に物事が進んでいます。

 

が、同時に避難所を運営している赤十字の

人たちの指示に従わない人たち、

他人のことより自分の都合を優先しようと

する人たちもいます。

 

自分たちの暮らしや生活の場なのに、

なぜかとても受け身の人たち、

被災者だから奉仕されて当たり前という

ような人たちもいて、

複雑な気持ちになります。

 

 

赤十字のボランティアの人たちは、

この島の人たちは少なく、多くがアメリカの

西海岸から数週間の休暇をとって、

「役に立てれば・・・」ときている人たち。

 

女性が多いですが、男性もいます。

年齢も、若者からリタイヤ世代かな?

まで幅広いです。

 

Facebookの投稿にも書きましたが、

ハワイだからか、災害の性質によるのか

(家を失った人がたくさんいますが、

亡くなった人がいない)避難所の空気は

とても「のんびり」しています。

 

パーホアの避難所は、実は赤十字の方々も

驚くほどの「自由」で「ローカル」

避難所だそうです。

 

<ある日の朝ごはん。朝食にお米が出るのはハワイならでは。

地元の人々が大好きなポルトギーズソーセージ付き>

 

 

まず、ここは『ペット・フレンドリー』

=ペットは外!ではなく、ペットも一緒に

体育館の中に滞在できます。

 

インコから猫から大小様々な犬たちが

一緒に暮らしています。

 

外のフィールドだけではなく、

体育館の中にもテントが張れる、

なんて前代未聞!だそうです。

(それだけスペースがある&

テントを持っている人たちが多い

&プライバシーを必要としている

人も多い)

 

のんびりゆったりと言っても、

もちろん、いざこざもあるし、

怒鳴り合いも聞こえることが

あります。

 

喧嘩の場合は、瞬時に警察が呼ばれて、

関わり合った人たちは、避難所から

去らないといけません。

 

夜中に猫が鳴き出したり、

夜明けにお隣の犬たちが吠え始めたり、

と、睡眠時間はかなり少なくなっています。

 

<いつもとは別の団体がある日サラダランチを

届けてくれました>

 

避難所生活も3週間となり、

確かに疲れも出てはいるのですが、

噴火のエネルギーなのか、非常事態の

スイッチが入っているのか、

不思議なクリアさや

背中を押されているような

強く優しいエネルギーを感じてもいます。

 

と、とりとめなくなりましたが・・・

車椅子に座る体の大きなアンティが

「できるだけ自分で」と手助けの

オファーにありがとうと言いつつ、

一人でトイレを使っていたり、

最初にすれ違った時に、きつい言葉を

何もしていないクマ(愛犬です)に

投げてかけたおばちゃんが、

みんなにニコニコと積極的に語りかけ、

赤十字の人たちに毎日「ありがとう!」と

伝えていたりと、周りの人々との

時間の中で、たくさんの様々な想いを

感じています。

 

みんなで大きな船に乗り合わせたような。

 

ハワイの人ならアウトリガーカヌーと

いうのでしょうが、この体育館はかなり

大きなカヌーです。笑

 

<掃除の間は外がオフィス。家族でベンチに座って

ブログを書いたり、メールをしたり・・・>

 

キラウエア火山噴火の日本での報道は、

(どんな災害でもそうですが)

センセーショナルな内容を中心に

伝えられているように感じます。

 

また、インタビューをする際も、

「平和な避難所生活」という

アングルよりも、「家を失った人の

悲しみ」(もちろん家を失った人が

たくさんいます)というアングルで

あったり、と、『売りやすい』が

物差しになっているように感じます。

 

そして、日本では

「災害を受けた場所に旅行で行く

なんて、不謹慎な!」という声が

上がるかもしれません。

 

もちろん、溶岩の写真を撮ろうと

レイラニに乗り込むとか、

(交通規制があるので入れません)

面白半分に冷やかしで、カポホに

行こうとする(こちらも入れません)

などは、論外です。

 

<避難所のフィールドの向こうは

溶岩で染まる赤い空>

 

が、パホアやヒロ、コナなどに滞在して

観光することを、不謹慎と私は思いません。

 

被災していない住民は、ヒロでもコナでも、

いつもどおり暮らしていて、

観光客が減ることの方が、島の人々の

暮らしを不安定にしてしまいます。

 

旅の予定がある方は、どうぞ延期や

変更をせずに、島のいまを感じに

温かな思いと思いやりを持って

飛んできてください。

 

 

<家の近くを流れた溶岩>

 

キーラウエア火山の様子や、

私たちの生活や感じたことなど、

またシェアしたいと思います。

 

心からのアロハを込めて

Keiko & Emi

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