みなさま、アロハ
『山の日』レポートのその2です
集めたシダの新芽のサラダを中心に、伝統的な食べ物ではない
パパイヤなども入っていますが、庭や地元の作物を使った美味しい
ランチでした
夕食のために作ったラウラウ作りの様子
ラウラウとは、タロの葉で、豚肉やサツマイモを包み、これをこのティの葉で
包んだもの。長時間、蒸すので、豚肉はトロトロ、サツマイモは甘く、
タロの葉の渋苦みが、とても素敵なハーモニーです
庭のティの葉を、一枚一枚、丁寧に拭いて、サイズを分けて、
小さいもので包み、それを今度は90度角度を変えて、中身が
こぼれないように、大きい葉で包みます。
近くを散歩したり、ラウラウを作ったりと、あっという間に
午後も遅くなりました。夕食の準備が始まります。
蒸したタロをそのまま食べることもできますが、
これを餅つきのようについてpaʻiʻai を作ります。
イーさんは、何種類かのタロを用意してくれました
品種により、味や色、ねばりが違います。
もっちりとしてタロの甘さがふんわりと口に広がる
パイアイはお餅のような生麩のような美味しさです。
このパイアイを水で薄めてどろりとさせたらpoiになります。
このポイがハワイの人々の主食で、これと乾燥させた
魚などを常食としていました。
いまは、タロを自分で育てている人は限られるため、
多くの人がタロやポイをファーマーズマーケットや
スーパーマーケットで買っています。
「世界で一番値段が高い炭水化物なんだよ」とイーさん。
アジア人が持ち込んだお米のほうが値段がかなり
安いため、地元の多くの人は、主食がお米やパンに
なっています。
『山の日』レポートその3に続く
アロハをたくさん込めて
Keiko