ハワイの卒業式
2023年6月３日
ついに
娘の高校卒業の日が
やってきました
Graduation Ceremony 2023
in Hawaii
ハワイ(アメリカ)の小・中学校の
卒業式は簡素化されていて
儀式を行わない学校の方が多いようです
義務教育が全て終了する高校卒業時に
盛大な式典を行うのが
一般的なアメリカのスタイル
生徒は卒業時18歳
高校を卒業するということが
一つの子育て・教育の区切りと
なるのは日本も同じですね
ハワイの娘の学校では
ほとんどの卒業生がこれを機に
大学に進学をし
一人暮らし(寮生活)を始めます
すなわち
これまでの環境や親元から独立し
大人への大きな第一歩を
踏み出す旅立ちのときでもあります
学校長と一緒に
アメリカの高校修了者に授与される
高卒資格 HSD(High School Diploma)
受け取る生徒達を見守っているとき
これまで娘の生きてきた歴史が
走馬灯のように頭の中を
駆けめぐり感極まりました
早々と涙が出そうになるので
お隣のMさんファミリーや
兄に話しかけたりして
胸がいっぱいになる気持ちを
逸らしていました
泣いてもいいと思うのですが
この日はずっと
笑顔でいたかったのです
ハワイの高校卒業式では
式典の後にもう一つ恒例の
『レイ・ギビング』
Lei giving
という儀式があります！
式に参加できる人数は
限られています
なので
式典が終わる頃にはすでに
大勢の人がフットボールフィールドに
フラワーレイ🌺
リボンレイ🎗️
ヤーンレイ🧶
キャンディレイ🍬
お祝いカードや食べ物を吊るしたレイ✉️🍭
キャッシュをぶら下げたレイ💰
などを持ってお祝いに
かけつけてくれているのです
ありがたいですね♡
約300人の生徒たちのために
親類や友達が訪ねてきてくれるので
フィールドはかなりの混雑で
ごった返しています
そして
私達家族は卒業生をスムーズに
見つけてもらえるように
あらかじめ準備した子供の
「名前と写真入りのプラカード」
で誘導します
家族の集合写真
カリフォルニアから義兄夫婦、
日本からは兄がかけつけてくれました♡
忙しいところ本当にありがとう♡
卒業式に参列してくれたM’sファミリー
ちよが赤ちゃんの頃からのお付き合い
二人のお兄ちゃん達はいつも優しくて
一人っ子の娘にとって
とても力強い心の支えとなっていました♡
Mさんご夫婦は私達にとってお手本的存在なんです
ちよの卒業を心から喜んでくれ
とても幸せでした♡
娘の名前が呼ばれたときには
他のファミリーに負けず劣らずの
「ヒューYeah！ちよ〜ちよ〜！！ピィー🎶」と
口笛や大きな声援を贈ってくれたのが
とても嬉しかった🎵
やっぱり男の子って頼もしいな〜と
羨ましく思った瞬間でもありました♡
沢山のお友達がレイを持って
かけつけてくれました
びっくり
日本語学校の先生までかけつけて下さった
娘の大好きな先生♡
W♡T
フラワーレイだけでなく
豪華な花冠のハクレイや
ヤーンの冠までいただきました♡
学校の仲良しグループに会うには
お互いが歩いて探すので
すれ違ってしまうことも・・
すごい
↓これは全てお札でできた冠！
レイの重なった後ろ姿はこんな感じ↓
娘はこれ以上レイを首にかけるのは苦しいとギブアップ
レイを入れるバッグを持ち歩いていました
先程とは違う友人が
またも！紙幣の冠を被っていました
キレイに紙幣が折られていて
まるでクジャクのようです
もう誰がダレだか分からなくなってます
一番左が娘だと・・
この友人は、ほぼお顔が
埋もれてしまっています
思い起こせば
私は一人娘のちよが
｢独立心｣を持ってくれることを
目標として育てて来ました
彼女が一歳になる頃
遊びを通してたくさんの子供達と
交わることで自然にソーシャルスキルを
学べるようにとの願いを込め
幼児クラスに入れました
まだまだマミーと一緒にべったりの
時間を過ごしたいであろう娘
そんな彼女を突き放すようで
とても心が痛みました
彼女がお教室のドア付近で
「いやだ〜帰りたいよぉ〜
」と
大泣きするのをお外の壁に隠れ
こっそり見ていた私も大泣き💦
日本から遊びに来ていた両親に
慰められながら
お迎えの時間まで過ごしたことを
今でも鮮明に覚えています
その甲斐あってか
娘にはいつもたくさんのお友達がいて
学校に行くのが楽しみな子に成長しました
ハワイ現地校には月〜金まで通い
土曜日には日本語学校へ通う日々
現地校では
陸上部(短距離)に入り
学校内のボランティア活動や
グループ活動も
率先してやっていましたね
お休みの日には
動物愛護団体でボランティア活動
お友達とお泊まり会
ビーチで真っ黒になったり
お誕生日会で盛り上がったり・・
夏休みには日本に一時帰国し
日本の小学校や中学校に
約1ヶ月間の転入学をし
日本語力のブラッシュアップ
に励みましたね
母親の私から見ても娘は
プリスクールから高校卒業までず〜っと
充実した毎日を送っていたと思います
そして
娘やお友達が
いつも健康でいられたこと
とてもありがたく思いました
最後になりましたが
娘の卒業式に参加するために
駆けつけてくれた家族
大切なお友達のみなさん
本当に感謝しています
お陰さまで娘は無事卒業する日を
迎えることができました
今まで色々とお世話になりました
暖かい励ましをいただいたり
一緒に感動したり
時に悩んだり・・
色んなことを共感できたこと
娘も私たち夫婦も
とても幸せでした
これからも変わらず
末長くお付き合い
いただけたら幸いです
PS:
残念ながらお会いできなかったお友達へ
当日どうしても来れないからとのことで
卒業式の前日にわざわざレイを
届けてくれたり・・
自分の代わりに別の友人にレイを
渡してもらうよう段取りを組んで
おいてくれたり・・
お心遣いに心から感謝しています♡
